ぶちぶちワンコの日記

ダルメシアンと暮らすOLの徒然なる日記

ハラキリ犬⑧

2007-12-30 18:05:11 | うちのワンコ
再び鉢かづき姫
もし、悪性の腫瘍だったら・・・。
まだ1歳にもなってないのに、なんでこんなことに・・・。

結果が出るまでは本当に辛かったです。

その日の夕方、ビクビクしながら病院に行きました。
結果は  良性 でした!
ああ、良かったぁー。

で、リカちゃんもそろそろ目覚める頃ということで会わせてもらいました。
まだ完全に麻酔が抜けていなくて、ケージから這い出てこようとするんですけどフラフラで目が白目むいていて、ちょっとコワイぞ・・・。

今回はこの前のようにお正月ではないので、3日間位お預かりしましょうということなので、少しゆっくりできるなぁと思いました。
幸いリカちゃんはこの時はまだ病院が好きだったみたいなので、もっと慣れて好きになってくれればと預けることを承諾しました。

無事に終わったのでホッとして、さらに3日間の育児介護解放期間ができたので、早速次の日久々にお出かけすることに。
ですが、帰宅すると病院からの着信が・・・。もしや状態が急変したとか?

半分蒼ざめて直ぐに病院に連絡すると看護士さんが
リカちゃん元気なので、もしよろしかったらお帰ししようかと・・・。
(元気?3箇所も切った術後の翌日に帰されそうになるなんて、一体どれだけ「元気」に振舞ったんだ?)
結局、次の日にお腹にチャック、肩にハゲのできた鉢かづき姫が帰ってきました。
お腹は目立たないけど、肩のハゲは結構目立つ傷で、しかも毛が生えそろうまで大分時間がかかりました。

そして、この後も
サンダルの甲の一部→手術
軍手の一部(柵ごしに痴呆の祖父が落としたのを手を伸ばして取った?)
→オキシフルで(これで病院が嫌いになった)
紙の塊(クツを買ったときに中につめてあるヤツ)→自然排出

と色々ありましたが、思い出すだけで疲れてきたので詳しくは書きません。
ですが、当時カラーを付けて歩くリカさんは近所ではちょっと有名で、
面識のない方にも”3回ハラキリしたダルメシアンとして知られていました。

こうして私の育児・介護休職は予想外に長いものになり、履歴書に必ず理由を聞かれる目立つ空白期間を作ることになりました。
人間なら、胸張って正直に言えるのに・・・。

ハラキリ犬⑦

2007-12-30 12:34:05 | うちのワンコ
悪夢、再び!
リカさんがこんな状態なので、離職中で自由の身であるにも係わらず、どこにも行けませんでした。
出かけてもタイムリミットは2時間!
家にいてもリカちゃんが良く眠っている時しか離れられません。
齧っても、壊してもいいけど、何故それを全部飲み込まないといけないの?
普通のコは残骸を残しているでしょうが。生存本能がないの?

そして、こんなに努力していたのに・・・またもや病院のお世話になることになってしまったんです。

今度詰まっていたのは2㎝角の毛布の破片でした。
多分それだけだったならば、自然に出てきたかもしれません。
では何故詰まったかというと、前回の手術の時に取り残しがあったのです。
その取り残し部分はちょうど筒型になっており、食べ物がその中を通り抜けていた間は何ともなかったのですが、
そこに今度は毛布の切れ端が挟まってしまった為、完全に塞がれた状態になったようです。
食べたモノを吐くばかりで出てきそうにもないので、また開腹手術をすることに。

それだけでもショックなのに、さらに肩に腫瘍が見つかったと言われどん底に・・・。
結局、腸閉塞と腫瘍切除と避妊手術を同時に行なうことに。
そんなに同時にあっちこっち切って大丈夫なのか・・・。
「若くて元気でしかも今もピンピンしているから大丈夫」とのことですが。
腫瘍・・・。この2文字は非常に重いです。