「漂流外国物語」第七十ページ、上の七行目
解読 義何遍んも入口ニ而我々ニ申教へ、内江速く這入申候
読み (内)義何べんも入口にて我々に申し教え、内へ速く這入り申し候
説明 「内義」・・・内儀・内義。どちらでも良い。本ページでは、三行目に「内儀」、七行目では「内義」と書いています。女将さん・奥さんの事。 「何遍んも」・・・「遍」は変体仮名の「へ」で、「何べんも」。何度も。 「申教へ」・・・「教」が難解。 「内江」・・・ここも読みにくい。家の中へ。 「速く」・・・読むのは困難です。 「這入申候」・・・這入り申し候。
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