
春先の山で一番春を感じる瞬間は
この「ひさかき」の花の香が
鼻空をくすぐった瞬間。
時にほのかに時に濃厚に。
宝満の山裾は今まさに薫る季節です。
ひさかき(姫榊が転じた) Eurya japonica【つばき科ひさかき属】
分布地は本州以南。
2~4月に黄緑色の小花を咲かせる。日当たりの良い山に生える。
この薄黄緑の花が枝一杯に咲く。
葉は榊より小さく薄手で先にギザギザがあるのが特徴。
実は6mm位で冬紫黒色に熟し、めじろ等が好んで食べる。
葉は先端が尖りゆるい鋸葉で暖かい場所を好み葉は互生する。
この木を神前、仏前に供える風習がある。同じく仏事に使うしきみ
常緑低木で樹高5mまで。雄雌異株。
(http://www.mitomori.co.jp/hanazukan/hanazukan2.7.126hisaka.htmlを一部改編)