宝満山キャンプセンターのバイオトイレ2

宝満山キャンプセンターのHP上で
先日お伝えしたバイオトイレ設置の
具体的な工事日程が発表になりました。

バイオトイレ工事日程表
　　地鎮祭　　　　　　 ６月１０日１１時より
　　ヘリコプター荷揚げ１回目　６月１６日（仮設トイレ、型枠等）
　　現トイレの解体　型枠工事　６月１６日～２３日
　　ヘリ荷揚げ２回目　６月２３日（生コン、材木等）
　　生コン養生　６月２４日～３０日
　　トイレ建物組み立て　７月１日～１５日（２週間の予定）
　　３回目ヘリ荷揚げ　７月１４日（バイオトイレ、ソーラー等システム関連）
　　ソーラー及びバイオトイレ設置工事　７月１５日～３０日
　　試運転・調整　８月１日～
　　天候に恵まれれば８月１０日頃完成予定
　　完成次第残材搬出

（http://www1.bbiq.jp/houman_k/8page/8page.htmlより参照）

地鎮祭が終了して今日から荷揚げと解体が始まるようです。
なお、上記のように解体工事期間中は
簡易のバイオトイレがつなぎで設置されるとか・・・
けっしてできないわけではないようです（ほっ）。
同HPでは完成予想のパース図も公開されています。
現在の施設とほぼ同じ外観で
高さが高くなるようです。
西鉄さんのご英断に感謝！

第16回例会

次期定例の例会を下記の内容でおこないます。

日時；平成20年6月28日土曜日　午後1時～4時頃まで
場所；太宰府天満宮　文華殿2階天拝の間
　　（西鉄太宰府駅下車。周辺駐車は500円前後。会場は本殿裏の建物）
内容；
「北谷の伊勢参宮について」朱雀信城さん（太宰府市市史資料室）
「宝満山遺跡第34次本谷礎石群の調査」事務局
「本谷礎石群の保全と今後の活動について」事務局

参加費；200円

宝満山キャンプセンターのバイオトイレ

　去る2008年6月6日の朝日新聞の記事に
「西鉄バイオトイレ寄付へ」「宝満山、微生物できれいに」
と題したニュースが掲載されました。

　なんでも西鉄が本年の100周年記念事業の一つとして、
同社が竈門神社に既存のトイレの改修とバイオトイレの
寄付を申し入れた、というものです。
　東京のメーカーが開発した、杉のチップを用いた
処理方式のもので、工事費は2700万というものです。
攪拌のモーターは太陽電池を併用した発電機を使用。
　トイレの日常的な管理は現在の管理をそのまま
継続して西鉄山友会がおこなうそうです。

　工事は今月からヘリでキャンプセンター
（旧座主坊跡、筑紫野市）に資材を荷揚げし、
9月の完成を目指すと報じられています。

　本ブログでは昨年8月19日記事において
第11回例会で西鉄山友会副会長の伊藤博紀様に
「宝満山護持と登山形態の変遷」と題して
お話いただいた際に、キャンプ場のトイレの
深刻な状況が報告されています。

谷隼人さん宝満山に登る

　先週の土曜にTVQ九州で放映のあった「きらり九州」で
太宰府天満宮さんやご本殿裏にある
天満宮御用達の梅ヶ枝餅屋の小山田茶店さん、
参道にある旧薩摩藩の定宿の松屋さん
宝満の夢想権之助の杖道などの取材とともに、
宝満山の登山の様子が紹介されました。
　レポーターの谷隼人さん。ひさしぶりに拝見しましたが、
（といいながら最近テレビは遠ざかっていますが）
もう60歳を越えていらっしゃるとか・・・少しびっくり。
（「キーハンター」放映から40年ですもの！当然か？）

恰幅も良すぎで登山もゆっくり2時間のペースで。
最近は黄砂や霞で視界が利かない日がほとんどですが、
放映された画像はそこそこ遠くの山まで見えており、
また、山に来たくなる人が増えたのでは？

TVQのHP http://www.tvq.co.jp/o_j/kirari/past/onair_065.html

（写真は四王寺山岩屋城本丸から見た宝満山と愛嶽山）

山のトイレを考える会

「山のトイレ、環境を考える福岡協議会
　設立総会および記念講演会」

というチラシをいただきました。
行事のあらましは以下の通りです。

日時；平成２０年６月２２日　日曜日　13:00～16：00（12:30開場）
場所；太宰府市宰府館　３階まほろばホール
内容；
13:00～14:20　総会議事
14:20～14:35　休憩
14:35～16:00　記念講演会

　講師　永田京子さん（岩手県自然保護団体協議会代表）
　演題　「早池峰山のゴミ、トイレ問題16年間の取り組みとこれから」

この協議会の設立発起団体には
以下の名前が載っています。

福岡県山岳連盟
福岡県勤労者山岳連盟
西鉄山友会
九州の原生林をまもる会福岡の会
かまど神社
九州登山情報センター
あだると山の会

問い合わせ先；九州登山情報センター内
「福岡協議会事務局」

宝満でもバイオトイレの構想があるようです。

九博のホームページ

九州国立博物館のホームページに
宝満３４次の速報が載っています。

３月に太宰府市が実施した現地説明会の
配布資料と解説のエッセンスを文書にされ
画像は説明会当日の様子が紹介されています。

場所は九博HP内の「西都大宰府」という
アーカイブデータのカテゴリイのトピックです。
http://www.kyuhaku-db.jp/dazaifu/index.html#1

また、ここには映像アーカイブスで扱っている
「宝満山の修験道」という映像コンテンツが、
総務省肝いりの地域文化デジタル化推進協議会主催
第４回全国地域映像コンクール第１部「地域映像ソフトの部」で、
この作品が優秀賞を受賞したことを伝えています。

もう一つ、このHPのお徳情報を。
太宰府市が刊行した発掘関係の
文化財の調査報告書で「宝満山遺跡群」の
１～４はこのアーカイブ中でPDFファイルとして
公開されていてダウンロード可能です。
http://www.kyuhaku-db.jp/user.php?actionEvent=actionSearchDocs

ぜひ、覗いて見てください。