本年(2017年)1月17日、支那(中国)の習近平・国家主席がスイスでのダボス会議(世界経済フォーラム)に支那国家主席として初めて出席し、基調講演において一応、世界的な反グローバル化の流れを牽制した。そのダボス会議は、欧米の各分野のトップが参加するビルダーバーグ会議と関係がある。
2015年7月、日本政府は日本と支那との日中中間線ギリギリの所に、支那が12基のガス田を日本との共同開発の合意を無視して勝手に開発・掘削している様子の写真を公表した。尚、支那は尖閣諸島が支那側に含まれる沖縄トラフを日中国境線と主張している。
支那は南シナ海の各国海岸線ギリギリの所に独自に設定した「九段線」を国境線と主張し、南シナ海においての西沙諸島と南沙諸島を、各国の領有権の主張を無視して埋め立て人工島を建設し、国防関連施設等を建設している。
昨年(2016年)7月12日、オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所において国連海洋法条約に基づき、支那の主張する九段線の歴史的権利には法的根拠が無いとの判断が下され、支那の全面敗北となった。
その後9月7日に開かれたASEAN首脳会議において、支那が各国への懐柔工作を行って、特に強硬姿勢を採っていたフィリピンを軟化させて協調を演出し、成果文書には各国との協議により問題解決する事等を明記して、日本と米国が関与して来る事が無い様にした。
支那が南シナ海に造成した人工島には、軍事関連施設の他、航空路、総合病院、学校、郵便局、農場、通信施設、淡水化施設等が建設済みで、人口は2,500人にもなり、定期航空便が発着している。管轄する市政府は、2012年に既に設置されていた。
北朝鮮の核ミサイルと同様に、支那の南シナ海の施設を既成事実化してしまうまでに、どうして止める事が出来なかったのか。そして、強引に開発を進める事が出来たのか。勿論、米国をはじめ各国は知らなかった訳では無い。
イギリスの週刊新聞「エコノミスト」が発行した2016年増刊号「2016世界はこうなる」の表紙には、最前列中心にドイツのアンゲラ・メルケル首相がおり、その両隣には昨年の米大統領選挙で敗北したヒラリー・クリントン元米国務長官と、FRB(米連邦準備制度理事会)のイエレン議長が居る。そして、ヒラリー・クリントン氏の隣に習近平・支那国家主席が居る。習主席の前に有るテーブルの上には支那の国旗が立ったラーメン?の入った鉢が置いてあり、その鉢の絵柄が南シナ海となっている。その表紙には、バラク・オバマ元米大統領やウラジミール・プーチン・ロシア大統領も居るが、前年号(2015年)の表紙では何処に居るか分からなかった日本の安倍晋三首相も最前列の一番端後方に居る。
英「エコノミスト」は、ロスチャイルドが出資している。それに対してロックフェラーのシンクタンクを含む米国の外交問題評議会(CFR:Council on Foreign Relations)が発行しているのが「フォーリン・アフェアーズ」である。
先頭に記した通り、スイスのダボス会議はビルダーバーグ会議と関係が有る。ビルダーバーグ会議は欧米人以外は招待される形で臨時的に参加するのみで、日本からは今までに、2009年に当時の国際エネルギー機関事務局長が呼ばれたのみである。ビルダーバーグはCFRや日米欧三極委員会(TC:Trilateral Commission)と関係が有る。
ビルダーバーグは、先日亡くなったデイヴィッド・ロックフェラー氏やヘンリー・キッシンジャー元国務長官、ネオコンの政治家、官僚、多国籍企業・金融機関の代表、ヨーロッパの王族、貴族の人達が参加している。
CFRは、デイヴィッド・ロックフェラー名誉会長や、アレン・ダレス元CIA長官、キッシンジャー氏、ドナルド・ラムズフェルド元国防長官、アイゼンハワー、ケネディ、ニクソン、フォード、カーター、ブッシュ、クリントン等の歴代大統領、等が会員となっている。容共主義で、ソビエト連邦を支援し、第二次大戦後の共産主義の勢力拡大を支援し、米国とソ連との冷戦構造を構築した。
TCは、デイビッド・ロックフェラー氏、ズビグネフ・ブレジンスキー元・国家安全保障問題担当大統領補佐官(カーター政権時)らによって発足した。ソ連のゴルバチョフ大統領(当時)は、TCに応じてソ連を崩壊させた。
CFRが共産主義を拡大させ、TCがその実験国家ソ連を終了させた。そして今日までビルダーバーグ、CFR、TCを含むユダヤ・イルミナティ・フリーメーソンが、世界共産化グローバリズムによる世界統一政府の樹立を進めて来た訳である。
そして現在、東アジアにおける二つの共産主義国、支那と北朝鮮を背後から支援しているのである。共産主義の背後に、ユダヤ、イルミナティ、フリーメーソン、ビルダーバーグ、CFR、TCが存在し支援しているのである。
更に、かつて冷戦構造を作った事と同じく、米中戦争を作ろうとしている。
支那は、国防費増加、一人っ子政策の撤廃をする等して、米中戦争への備えを進めている。そして、その世界権力の支援を受け役割を演じながら、自らは中華の名の通りに世界の中心になる事を目指し、ASEAN各国をかつての冊封体制に敷こうとしている様である。
本ブログ過去の関連記事
・2014/12/07付:「東アジアでの漁夫の利を得ようともくろむ米国は裏から中国・韓国を扇動」
・2017/01/31付:「偽善で悪のグローバリズム、しかし米国介入無き環太平洋連携は日本の古来精神を基とする主導で良いかもしれない・・・かつての大東亜共同宣言『相互協力・独立尊重』と、世界の趨勢に乗るのは危険かもしれない事」
・2017/02/06付:「支那(中国)と韓国の反日捏造プロパガンダを支援する反日ユダヤ人と、それを非難する親日ユダヤ人・・・ユダヤの内部分裂、南京大虐殺は無かった、従軍慰安婦の強制も無かった」
参考文献
・2015/07/23付・神戸新聞朝刊:「東シナ海 中国ガス田 新たに12基 政府『遺憾』写真を公表」
・2015/10/30付・神戸新聞朝刊(共同通信):「中国『一人っ子政策』撤廃 労働人口減、高齢化に対応」
・2016/07/13付・神戸新聞朝刊(共同通信):「南シナ海 中国の主権否定 仲裁裁判所 境界線『法的根拠なし』 習政権反発、判断無視へ」
・2016/09/08付・神戸新聞朝刊(共同通信):「ASEAN首脳会議 南シナ海、中国協調演出 仲裁判断、懐柔策で押し切り」 「全会一致原則 限界論が噴出 意志決定システム機能不全」
・2016/09/09付・神戸新聞朝刊(共同通信):「南シナ海問題 対中国 ASEAN無力化 強硬派フィリピンが軟化」
・2017/01/06付・神戸新聞朝刊(共同通信):「中国 南シナ海に生活基盤 整備着々 病院、農場、定期航空便…島民は2500人 軍長期残留支え 実効支配強化」
・2017/01/10付・REUTERS(ロイター):「習近平氏がダボス会議出席へ、中国の国家主席で初」
・2017/01/17付・産経新聞:「中国・習近平国家主席、反グローバル化を牽制 初の基調講演で」
・ウィキペディア:「ビルダーバーグ会議」
・ウィキペディア:「外交問題評議会」
・ウィキペディア:「日米欧三極委員会」
関連動画
YouTube: What Is The Bilderberg Group And Do They Control The World?
YouTube: Bilderberg behind the new world order?
YouTube: Bilderberg Overlords Prepare For Domination
YouTube: Bilderberg 2015: The True Monsters Revealed
YouTube: Estulin: "El Club Bilderberg quiere reducir la población mundial"
(「ビルダーバーグクラブは、世界の人口を減らす事を望んでいます」)
YouTube: Juice Rap News: The New World Order
YouTube: リチャード コシミズ 二度目のテレビ出演 4
2015年7月、日本政府は日本と支那との日中中間線ギリギリの所に、支那が12基のガス田を日本との共同開発の合意を無視して勝手に開発・掘削している様子の写真を公表した。尚、支那は尖閣諸島が支那側に含まれる沖縄トラフを日中国境線と主張している。
支那は南シナ海の各国海岸線ギリギリの所に独自に設定した「九段線」を国境線と主張し、南シナ海においての西沙諸島と南沙諸島を、各国の領有権の主張を無視して埋め立て人工島を建設し、国防関連施設等を建設している。
昨年(2016年)7月12日、オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所において国連海洋法条約に基づき、支那の主張する九段線の歴史的権利には法的根拠が無いとの判断が下され、支那の全面敗北となった。
その後9月7日に開かれたASEAN首脳会議において、支那が各国への懐柔工作を行って、特に強硬姿勢を採っていたフィリピンを軟化させて協調を演出し、成果文書には各国との協議により問題解決する事等を明記して、日本と米国が関与して来る事が無い様にした。
支那が南シナ海に造成した人工島には、軍事関連施設の他、航空路、総合病院、学校、郵便局、農場、通信施設、淡水化施設等が建設済みで、人口は2,500人にもなり、定期航空便が発着している。管轄する市政府は、2012年に既に設置されていた。
北朝鮮の核ミサイルと同様に、支那の南シナ海の施設を既成事実化してしまうまでに、どうして止める事が出来なかったのか。そして、強引に開発を進める事が出来たのか。勿論、米国をはじめ各国は知らなかった訳では無い。
イギリスの週刊新聞「エコノミスト」が発行した2016年増刊号「2016世界はこうなる」の表紙には、最前列中心にドイツのアンゲラ・メルケル首相がおり、その両隣には昨年の米大統領選挙で敗北したヒラリー・クリントン元米国務長官と、FRB(米連邦準備制度理事会)のイエレン議長が居る。そして、ヒラリー・クリントン氏の隣に習近平・支那国家主席が居る。習主席の前に有るテーブルの上には支那の国旗が立ったラーメン?の入った鉢が置いてあり、その鉢の絵柄が南シナ海となっている。その表紙には、バラク・オバマ元米大統領やウラジミール・プーチン・ロシア大統領も居るが、前年号(2015年)の表紙では何処に居るか分からなかった日本の安倍晋三首相も最前列の一番端後方に居る。
英「エコノミスト」は、ロスチャイルドが出資している。それに対してロックフェラーのシンクタンクを含む米国の外交問題評議会(CFR:Council on Foreign Relations)が発行しているのが「フォーリン・アフェアーズ」である。
先頭に記した通り、スイスのダボス会議はビルダーバーグ会議と関係が有る。ビルダーバーグ会議は欧米人以外は招待される形で臨時的に参加するのみで、日本からは今までに、2009年に当時の国際エネルギー機関事務局長が呼ばれたのみである。ビルダーバーグはCFRや日米欧三極委員会(TC:Trilateral Commission)と関係が有る。
ビルダーバーグは、先日亡くなったデイヴィッド・ロックフェラー氏やヘンリー・キッシンジャー元国務長官、ネオコンの政治家、官僚、多国籍企業・金融機関の代表、ヨーロッパの王族、貴族の人達が参加している。
CFRは、デイヴィッド・ロックフェラー名誉会長や、アレン・ダレス元CIA長官、キッシンジャー氏、ドナルド・ラムズフェルド元国防長官、アイゼンハワー、ケネディ、ニクソン、フォード、カーター、ブッシュ、クリントン等の歴代大統領、等が会員となっている。容共主義で、ソビエト連邦を支援し、第二次大戦後の共産主義の勢力拡大を支援し、米国とソ連との冷戦構造を構築した。
TCは、デイビッド・ロックフェラー氏、ズビグネフ・ブレジンスキー元・国家安全保障問題担当大統領補佐官(カーター政権時)らによって発足した。ソ連のゴルバチョフ大統領(当時)は、TCに応じてソ連を崩壊させた。
CFRが共産主義を拡大させ、TCがその実験国家ソ連を終了させた。そして今日までビルダーバーグ、CFR、TCを含むユダヤ・イルミナティ・フリーメーソンが、世界共産化グローバリズムによる世界統一政府の樹立を進めて来た訳である。
そして現在、東アジアにおける二つの共産主義国、支那と北朝鮮を背後から支援しているのである。共産主義の背後に、ユダヤ、イルミナティ、フリーメーソン、ビルダーバーグ、CFR、TCが存在し支援しているのである。
更に、かつて冷戦構造を作った事と同じく、米中戦争を作ろうとしている。
支那は、国防費増加、一人っ子政策の撤廃をする等して、米中戦争への備えを進めている。そして、その世界権力の支援を受け役割を演じながら、自らは中華の名の通りに世界の中心になる事を目指し、ASEAN各国をかつての冊封体制に敷こうとしている様である。
本ブログ過去の関連記事
・2014/12/07付:「東アジアでの漁夫の利を得ようともくろむ米国は裏から中国・韓国を扇動」
・2017/01/31付:「偽善で悪のグローバリズム、しかし米国介入無き環太平洋連携は日本の古来精神を基とする主導で良いかもしれない・・・かつての大東亜共同宣言『相互協力・独立尊重』と、世界の趨勢に乗るのは危険かもしれない事」
・2017/02/06付:「支那(中国)と韓国の反日捏造プロパガンダを支援する反日ユダヤ人と、それを非難する親日ユダヤ人・・・ユダヤの内部分裂、南京大虐殺は無かった、従軍慰安婦の強制も無かった」
参考文献
・2015/07/23付・神戸新聞朝刊:「東シナ海 中国ガス田 新たに12基 政府『遺憾』写真を公表」
・2015/10/30付・神戸新聞朝刊(共同通信):「中国『一人っ子政策』撤廃 労働人口減、高齢化に対応」
・2016/07/13付・神戸新聞朝刊(共同通信):「南シナ海 中国の主権否定 仲裁裁判所 境界線『法的根拠なし』 習政権反発、判断無視へ」
・2016/09/08付・神戸新聞朝刊(共同通信):「ASEAN首脳会議 南シナ海、中国協調演出 仲裁判断、懐柔策で押し切り」 「全会一致原則 限界論が噴出 意志決定システム機能不全」
・2016/09/09付・神戸新聞朝刊(共同通信):「南シナ海問題 対中国 ASEAN無力化 強硬派フィリピンが軟化」
・2017/01/06付・神戸新聞朝刊(共同通信):「中国 南シナ海に生活基盤 整備着々 病院、農場、定期航空便…島民は2500人 軍長期残留支え 実効支配強化」
・2017/01/10付・REUTERS(ロイター):「習近平氏がダボス会議出席へ、中国の国家主席で初」
・2017/01/17付・産経新聞:「中国・習近平国家主席、反グローバル化を牽制 初の基調講演で」
・ウィキペディア:「ビルダーバーグ会議」
・ウィキペディア:「外交問題評議会」
・ウィキペディア:「日米欧三極委員会」
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(「ビルダーバーグクラブは、世界の人口を減らす事を望んでいます」)
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