狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

「無教会主義」の内村鑑三氏は「自立」「独立」を勧めた・・・「単独者」として絶対者・創造主を仰ぐ

2016-04-17 21:17:22 | 宗教組織
 キリスト者で思想家の内村鑑三氏「独立」を重んじ、、自分の弟子達に向かってそれを勧めた。
 内村氏は教会には属さない「無教会主義」を唱えていた。教会と言う組織の教えでは無く、聖書を自分で直接読み、そこから学ぶ事を勧めた。デンマークにおいて教会の組織的教義の行いを批判していた哲学者・思想家セーレン・キェルケゴール氏の、単独者の立場として絶対者である創造主に向き合っていた態度・思想を、自分の先導者として捉えて見習っていた。
 人は他人を観る時、ただ単に興味本位や面白半分で観ている場合が多いが、中には管理・監視している場合も有る。しかし中には手本にして見習う為に観ている場合も有る。
 私も最初に鉄工所に入った時は、見習いであった。現場・実地で見て習い、自分で実際に行って勉強し、家では自分で買って来た本で自分で勉強し、技能・技術を習得していった。見習いして「自学自習」していたのである。
 人は「自立」「独立精神」を持つ事が大事である。その事が、本当の強さ、精神的な強さに繋がるのである。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2012/12/26付:「『馴れ合い』『なあなあ』『かわいさ』を打破し、『真実』をもたらしたイエス・キリスト」
  ・2013/05/03付:「聖書は直接自分で読む・・・聖書のみに忠実に。映画や小説、人の解釈に惑わされないこと。」
  ・2014/01/12付:「イエス・キリストはなぜ殺されたのか・・・『革命者』イエス」
  ・2014/01/19付:「『宗教組織』による『創作』(1)・・・クリスマス、誰が勝手に12月25日と定めたのか」
  ・2014/01/19付:「『宗教組織』による『創作』(2)・・・人間マリアの『偶像』と、『懺悔室』の傲慢」 
  ・2014/04/29付:「人間が勝手に認める『聖人化』・・・神の下の平等に反する階級制度」
  ・2014/06/08付:「お金・事業より優る『思想』、それをも上回る独立した名も無き小さな一個人の勇ましく高尚な真面目なる『生涯』・・・『後世への最大遺物・デンマルク国の話』を読んで」
  ・2015/01/02付:「プロテスタント教会は抗議せず世間や権力に迎合している・・・『平和』や『愛』の言葉による麻痺」
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世界的伝道者ビリー・グラハム氏はフリーメーソン・・・偽キリスト、偽預言者、エホバの証人、モルモン教

2015-11-22 08:46:37 | 宗教組織
 2015年11月11日付・「Christian Today」によると、プロ野球・阪神タイガースのマット・マートン外野手が、来季は阪神球団から契約しない旨を受け退団する事とのことである。
 ところで私は以前は阪神タイガースのファンであったが、現在に至ってはどうでもいい様な感じで興味も無く、プロ野球自体に関心が無く、新聞で他の記事に目を通すついでに目にするぐらいである。
 そのマートン氏は熱心なクリスチャンであるとの事である。そして先日9月22日に、11月20日~11月22日にかけて東京・日本武道館で行われる伝道集会「セレブレーション・オブ・ラブ with フランクリン・グラハム」(ミッション2015実行委員会主催)をPRする都内のイベントに参加して檀上からアピールしたとの事である。米国の大衆伝道者フランクリン・グラハム氏(ビリー・グラハム伝道協会=BGEA総裁)をメッセンジャーに迎えての伝道集会である。
 フランクリン・グラハム氏は世界的なキリスト教伝道者ビリー・グラハム氏の息子である。そのビリー・グラハム氏は実はフリーメーソンなのである。
 昨年亡くなられた牧師・小石泉氏の下記ウェブサイト「小石泉の礼拝説教集」の中の陰謀等の研究論文である「荒野の声」にはその詳細が書かれている。
 終末期、偽キリストや偽預言者があちらこちらで出現し、新興宗教が出現している。中でも、「エホバの証人(ものみの塔)」や「モルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)」はビリー・グラハム氏と同様に、フリーメーソンで且つ、ユダヤ・イルミナティである。ものみの塔とは真に、イルミナティ・フリーメーソンのシンボルの事である。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2012/11/21付:「ノストラダムスは呪い士(偽預言者)」
  ・2012/12/07付:「終末期、にせキリスト、にせ預言者達の出現」

 参考記事
  ・2003/12/05付・小石泉の礼拝説教集~「荒野の声」-NO.5:「クリスチャンの奇妙な論理」
  ・2005/09/26付・小石泉の礼拝説教集~「荒野の声」-NO.29:「ビリー・グラハムとクリントン」
  ・2012/12/16付・小石泉の礼拝説教集~「荒野の声」-NO.127:「ビリー・グラハムとモルモン教」

 関連記事
  ・2015/09/03付・Christian Today:「ビリー・グラハム牧師、9月末に新刊『Where I Am』出版」
  ・2015/09/22付・Christian Today:「阪神・マートン外野手『11月、日本武道館にぜひ来てほしい」 クリスチャンの伝道集会をPR」
  ・2015/11/11付・Christian Today:「マートン選手が阪神退団 『イエス様が愛されていること忘れないで』」

 関連動画
 

YouTube: ビリー・グラハムは異端である
 

YouTube: 小石泉氏「世界支配構造の現状と米国の近未来における重大事態-キリスト教の現状と聖書に隠された秘密-」
 

YouTube: 小石泉氏「アメリカ炎上」ワールドフォーラム2009年8月

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プロテスタント教会は抗議せず世間や権力に迎合している・・・「平和」や「愛」の言葉による麻痺

2015-01-02 00:59:30 | 宗教組織
 そもそも「プロテスタント」の意味は、反抗する者、異議を唱える人、抗議者。
 16世紀当時、カトリック教界神の下の平等に反する階級制度を持ち、豪華壮麗な教会を建て、人間マリア等の偶像を建て、免罪符を発行して売る等をして腐敗。
 そのカトリック教界に対して、マルティン・ルター氏らが反抗し抗議して改革運動を起こした事が、プロテスタント教界の始まり。
 しかし現在においては、プロテスタント教界は抗議せず異議を唱えず、却って逆に権力や権威、世間一般に迎合しています。
 教会は「平和」や「愛」ばかりを唱え、その為の迎合や隷従、偽善等を認めている様にも思えます。
 教会では、聖書のヨハネの黙示録等に書かれている様な戦争や災害、この世の終わり等の預言の事は言いません。特に日本に於いては、キリスト教の信者数は1%にも満たない極めて少数派である為に、その様な事を言おうものなら世間一般に危険な宗教、反社会的宗教等と思われる事を恐れて、誤解される事を恐れて言いません。そして、世間に耳当たりの良い言葉である「平和」や「愛」ばかりを唱えています。
 米国等のプロテスタント教界も、裏の支配権力が背後にいたり、イエスをキリスト(救世主)として認めないユダヤ人・ユダヤ教に迎合して教会の生き残りを図っています。
 また日本人は、「和」を重んじると言われています。しかしこの事も、元々日本は多民族国家であったものを、原日本人ではない渡来人により大和朝廷を成立させていく上において、民族個々のナショナリズムを支配者によって強制的に抑えつけ、そして一つにまとめて「和」としたものから始まりました。
 「平和」とは、平らにして和とするもの。かつてのソ連がそうであった様に、支配者・権力者が上から強制的に押さえつけて、元々個性がバラバラで能力・特色に差がある様な凸凹な状態を平準化して「和」とするものです。全ての人を平準化する為には、低いレベル、奴隷の様にする事が必要となります。
 現在の社会、会社、学校、各種組織・団体においても「和」が重んじられて、協調性が叫ばれています。しかしその「和」や協調性は、癒着関係、馴れ合い、なあなあ、贈収賄、迎合、媚びへつらい、追従、偽善、隷従・隷属等によって保たれているに過ぎず、「和」の為に悪を認める、自身の保身や安泰の為にその様な「偽りの平和」を作っています。
 その様に間違った「平和」や「愛」の中に埋没して麻痺してしまう事が、俗にいう「平和ボケ」。悪や誤り、偽善、嘘、人の痛み、自身の奴隷状態等に気付かず、それらに対する怒りも生じず、また自分の罪にも気付きません。
 一方、イエス・キリストはそれらの様な「偽りの平和」に反対して、次のような言葉を述べています。

 新約聖書・マタイの福音書10章34~39節
   「わたしが来たのは地に平和をもたらすためだと思ってはなりません。わたしは、平和をもたらすために来たのではなく、剣をもたらすために来たのです。
  なぜなら、わたしは人をその父に、娘をその母に、嫁をそのしゅうとめに逆らわせるために来たからです。
  さらに、家族の者がその人の敵となります。
  わたしよりも父や母を愛する者は、わたしにふさわしい者ではありません。また、わたしよりも息子や娘を愛する者は、わたしにふさわしい者ではありません。
  自分の十字架を負ってわたしについて来ない者は、わたしにふさわしい者ではありません。
  自分のいのちを自分のものとした者はそれを失い、わたしのために自分のいのちを失った者は、それを自分のものとします。」。

 イエス・キリストは、在世当時のユダヤの国を支配していたユダヤ教の指導者達を「偽善者」と批判し、その偽善者達によって保たれていた偽りの平和・安泰・体制を破壊して天の父・創造主の御心に適う様な真に正しいユダヤ社会への改革に挑み、その事を憎み嫌ったユダヤの指導者・支配者達がユダヤの世間一般市民を扇動して、イエス・キリストを十字架に付けて殺しました。
 現在世界的に進められている「グローバル化」は、世界支配権力が「偽りの平和」を作ろうとしているもので、それに反発する形で現われているのが、世界支配権力・グローバリストに右翼等とレッテルを貼られている「ナショナリズム」

 本ブログ過去の関連記事↓↓
   ・2012/12/26付:「『馴れ合い』『なあなあ』『かわいさ』を打破し、『真実』をもたらしたイエス・キリスト」
   ・2014/01/12付:「イエス・キリストはなぜ殺されたのか・・・『革命者』イエス」
   ・2014/01/19付:「『宗教組織』による『創作』(1)・・・クリスマス、誰が勝手に12月25日と定めたのか」
   ・2014/01/19付:「『宗教組織』による『創作』(2)・・・人間マリアの『偶像』と、『懺悔室』の傲慢」 
   ・2014/04/29付:「人間が勝手に認める『聖人化』・・・神の下の平等に反する階級制度」 
 
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人間が勝手に認める「聖人化」・・・神の下の平等に反する階級制度

2014-04-29 16:33:00 | 宗教組織
 人間は神の下に在っては皆平等であるにも関わらず、キリスト教界をはじめとした「宗教組織」にはピラミッド状の階級制度が存在しています。
 そして、人間が神の御心とは無関係に、自分勝手に解釈し認めて、人間を「聖人化」しています。
 また、大きな「組織」である程に、権力や政治、社会的な都合が背景に存在します。
 2014年4月27日付・日本経済新聞(ローマ・共同)「バチカンで列聖式 ヨハネ・パウロ2世ら聖人に」より、「ローマ法王フランシスコは27日、バチカンのサンピエトロ広場で、先々代のローマ法王ヨハネ・パウロ2世(在位1978~2005年)と、第261代法王ヨハネ23世(同1958~63年)をカトリック教会で最高の崇敬対象である『聖人』とする列聖式を執り行った。
 列聖式には、世界中から集まった推定数百万人の信者らに加え、前法王のベネディクト16世も出席。2人の元法王の列聖式に現・前職の法王2人が関わる豪華な顔ぶれで、バチカン関係者は『カトリック教会にとって歴史的な出来事』としている。」。


 本ブログ過去の関連記事↓↓
   ・2014/01/19付:「『宗教組織』による『創作』(1)・・・クリスマス、誰が勝手に12月25日と定めたのか」
   ・2014/01/19付:「『宗教組織』による『創作』(2)・・・人間マリアの『偶像』と、『懺悔室』の傲慢」


 参考文献↓↓
   ・2014/04/27付:日本経済新聞「バチカンで列聖式 ヨハネ・パウロ2世ら聖人に」


 関連動画↓↓
 

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YouTube: Critics say John Paul II failed to root out Catholic Church sex abuse



   

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「宗教組織」による「創作」(2)・・・人間マリアの「偶像」と、「懺悔室」の傲慢

2014-01-19 21:50:23 | 宗教組織
 人間であるマリアは、確かに「処女懐胎」を経てのイエス・キリストをお産みになられた事は「事実」です。しかし、それは飽く迄も唯一の神によって成し遂げられた事であり、マリア自身の能力によって成された訳ではありません。創造主が、マリアを使っただけに過ぎないのです。勿論、神によって聖別されて選ばれたマリアは幸せであり、また、その使命をプレッシャー等が有るにも関わらずに素直に受け入れたマリアは、一般的な人達に比べて素晴らしいと思います。因みに、イエスをお産みになられた後に、ヨセフとの間の子でイエスの弟と妹に当たる子供たちをマリアは産んでいます。
 しかし、飽く迄もマリアは人間で、神ではありません。偶像崇拝が禁じられている事が旧約聖書に書かれているにも関わらず、マリア等の「偶像」を建てていたり、華美で派手な装飾を施した壮大な教会を建てていたりと、宗教組織は聖書の記載から離れた事を行なっています
 次に、宗教組織の間違いの根源としての言葉の誤用が有る、聖書の記載箇所が次に有ります。
 新約聖書・マタイの福音書16章16~19節シモン・ペテロが答えて言った。『あなたは、生ける神の御子キリストです。』するとイエスは、彼に答えて言われた。『バルヨナ・シモン(※ヨナの子シモン)。あなたは幸いです。このことをあなたに明らかに示したのは人間ではなく、天にいますわたしの父です。ではわたしもあなたに言います。あなたはペテロ(※ギリシャ語で「ペトロス」)です。わたしはこの岩(※ギリシャ語で「ペトラ」)の上にわたしの教会を建てます。ハデスの門もそれには打ち勝てません。わたしは、あなたに天の御国のかぎを上げます。何でもあなたが地上でつなぐなら、それは天においてもつながれており、あなたが地上で解くなら、それは天においても解かれています。
 同書18章18節まことに、あなたがたに告げます。何でもあなたがたが地上でつなぐなら、それは天においてもつながれており、あなたがたが地上で解くなら、それは天においても解かれているのです。
 「国際時事情報誌・エノク~2013年5月号(No,362)」(著者:宇野正美氏、出版社:エノク出版、出版日:2013/5/1)の「カトリックの新法王とは何か」より、「本当の十字架は、首につけているペンダントの十字架のように単なる信仰のシンボルではないのである。これもまたイルミナティたちによってすり替えられたものである。カトリックなどのいわゆるキリスト教団体が彼らの手足となって使われている
 新しい法王が登場したが、それは新約聖書・マタイの福音書を見れば完全に恐るべき謀略であることがわかるのである。
 どうして人間が人間を支配するのであろうか。どうして人間が人々の苦しみの告白を聞いて許しを与えることができるのであろうか。絶対にそのようなことは聖書には書かれていない。」。
 また、「ここでカトリックの指導者たちは失敗したのである。それは何か。ペテロ(ペトロス)と『岩』(ペトラ)を同じとしたのである。すなわちペテロこそがイエスの弟子たちの集まり、すなわち集会(あるいは教会)の基礎であるとしたのである。しかもペトロが地上で人々の罪を許すならば、その人の罪は天においても許されることになる、としたのである。
 イエスがペテロを岩とし、ペトロこそがこの地上におけるイエスの最大の代理者であると解釈したわけである。
 しかし、これこそがすべての間違いの根源なのである。世界に12億人のカトリックの信徒がいるが、彼らはこのわずかな言葉の誤用によって、誤った方向に行ってしまったのである。
 ペトロと岩はまったく別である。ペトロはペトロス、岩とはペトラなのである。
 ペテロというひとりの人物が、ある人の懺悔を聞いて許すとか許さないとかできるはずはないのである。しかし、カトリック教会の中には『懺悔室』というのがあって、そこで神父なるものがイエスの代理人としてそれを聞き、かつ許すのである。何という傲慢なことであろうか。」。
 そして、「人間が人間の罪を許すことなどできるはずもない。カトリックの組織は聖書を誤用し、…(中略)…。
 カトリックの宗教組織の内容は何か。それは権威主義であり、またピラミッド型である。あらゆる宗教がピラミッド型で組織されている。教祖、監督、法王などと言われているものがその三角形の頂点に立つのである。……(後略)」。

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「宗教組織」による「創作」(1)・・・クリスマス、誰が勝手に12月25日と定めたのか

2014-01-19 20:49:28 | 宗教組織
 クリスマス、誰が勝手に12月25日と定めたのでしょうか。
 イエス・キリストの誕生日とされている12月25日から1ヶ月近くが経とうとしています。しかし、実は、12月25日がイエス・キリストの誕生日では有りません。キリストの誕生日は「聖書」には書かれていません
 キリストの昇天後、後年に宗教組織が異教等に影響を受けて定めたものに過ぎません。人間によって、勝手に創作されたものでしかありません。
 12月の頃はパレスチナ地方は雨季に当たる為に夜空に星が見える事は少なく、又その時期に羊飼いが野宿して夜番をする事は無いと言う事で、聖書の記述と矛盾して合わない事となります。
 因みに西暦の紀元元年がイエス・キリストの誕生年とされますが、実際にはずれがあります。
 実際には紀元前4年頃が生年とされ、昇天されたのが紀元30年頃であるとされています。
 「ウィキペディア『西暦』」より、「西暦元年とイエス生年のズレ:ディオニュシウスの求めた紀元は、今日推定されるイエスの生年から4年ほどずれている。現在では、イエスはヘロデ大王の治世の末期、紀元前4年頃に生まれたと考えられている。これは、新約聖書の2つの記述『大規模な人口調査が行われた年にイエスがベツレヘムで誕生した』という記述がルカ福音書2章にあり、人口調査は紀元前4年に行われたとされている。『救世主イエス誕生の話を耳にしたヘロデ大王が、新たな王の存在を恐れ二歳以下の幼児を虐殺させたためにイエスと両親がエジプトに避難した』という記述がマタイ福音書2章にある、が根拠となっている。
 これらの記述自体に歴史的な裏づけはないが、ヘロデ大王在位中にイエスが誕生したことは明らかであり、ヘロデ大王の死は当時の文書などにより紀元前4年と確定しているので、イエスは少なくとも紀元前4年には誕生していたと考えられている。」。
 また、「同ウィキペディア『ナザレのイエス』」より、「イエスの生年:一般に、イエスの生年は紀元前7年 - 紀元前4年頃とされている。紀元前7年とみなす説を採っているのがエテルベルト・シュタウファー(ドイツ語版)(Ethelbert Stauffer)や弓削達であり、荒井献や八木誠一は紀元前4年説に立っている。
 これは、『マタイによる福音書』2章の、イエスがヘロデ大王の治世(紀元前37年 - 紀元前4年)の末期に生まれたという記述、および『ルカによる福音書』から推定されているものであるが、キリスト教以外の史料には該当の既述がないため、断定は困難である。」。
 また「同『ナザレのイエス』」より、「イエスの十字架での死:福音書から、ローマ皇帝ティベリウス治下でユダヤ属州の総督だったポンティウス・ピラトゥスのもとで、十字架刑に処されたと考えられている。
イエスの死が十字架刑であることは、福音書に先行する『パウロの書簡』にも記されており、イエスの実在性とともに蓋然性が高いとされる。なお、十字架の刑は、当時のローマ法の規定によるものであった。
 イエスの没年は、ポンティウス・ピラトゥスの総督在任期間が(26-36年)であること、既述のとおりイエスの生年の下限が紀元前4年と考えられること、イエスが30歳ごろに宣教を始めたというルカによる福音書の記述(3章23節)などから判断して、おおよそ紀元後30年前後という想定は学界ではおおむね一致している。シュタウファー、弓削、土井正興は紀元後32年とみなしているが、紀元後31年説もあり、荒井は紀元後30年説を採る[1]。八木は紀元後32年か紀元後31年としている。
 いずれにしても、没年や福音書に記録されている祭典の回数などを信用すれば、イエスが宣教を行った期間は、1年か2年、長くても3年ほどという非常に短い期間だったことになる。
 それらの「根拠」となる聖書の記述は、下記となります。
 

 新約聖書・マタイの福音書2章1節~3節、「イエスが、ヘロデ王の時代に、ユダヤのベツレヘムでお生まれになったとき、見よ、東方の博士たちがエルサレムにやって来て、こう言った。『ユダヤ人の王としてお生まれになった方はどこにおいでになりますか。私たちは、東のほうでその方の星を見たので、拝みにまいりました。』それを聞いて、ヘロデ王は恐れ惑った。エルサレム中の人も王と同様であった。」。
 同書2章4~6節、「そこで、王は、民の祭司者たち、学者たちをみな集めて、キリストはどこで生まれるのかと問いただした。彼らは王に言った。『ユダヤのベツレヘムです。預言者によってこう書かれているからです。『ユダの地、ベツレヘム。あなたはユダを治める者たちの中で、決して一番小さくはない。わたしの民イスラエルを治める支配者が、あなたから出るのだから。』』」。
 同書2章7~12節、「そこで、ヘロデはひそかに博士たちを呼んで、彼らから星の出現の時間を突き止めた。そして、こう言って彼らをベツレヘムに送った。『行って幼子のことを詳しく調べ、わかったら知らせてもらいたい。私も行って拝むから。』彼らは王の言ったことを聞いて出かけた。すると、見よ、東方で見た星が彼らを先導し、ついに幼子のおられる所まで進んで行き、その上にとどまった。その星を見て、彼らはこの上もなく喜んだ。そしてその家にはいって、母マリアとともにおられる幼子を見、ひれ伏して拝んだ。そして、宝の箱をあけて、黄金、乳香、没薬を贈り物としてささげた。それから、夢でヘロデのところへ戻るなという戒めを受けたので、別の道から自分の国へ帰って行った。」。
 同書2章13~15節、「彼らが帰って行ったとき、見よ、主の使いが夢でヨセフに現われて言った。『立って、幼子とその母を連れ、エジプトへ逃げなさい。そして、私が知らせるまで、そこにいなさい。ヘロデがこの幼子を捜し出して殺そうとしています。』そこで、ヨセフは立って、夜のうちに幼子とその母を連れてエジプトに立ちのき、ヘロデが死ぬまでそこにいた。これは、主が預言者を通して、『わたしはエジプトから、わたしの子を呼び出した。』と言われた事が成就するためであった。」。
 同書2章16~18節、「その後、ヘロデは、博士たちにだまされたことがわかると、非常におこって、人をやって、ベツレヘムとその近辺の二歳以下の男の子をひとり残らず殺させた。その年令は博士たちから突き止めておいた時間から割り出したのである。そのとき、預言者エレミヤを通して言われた事が成就した。『ラマで声がする。泣き、そして嘆き叫ぶ声。ラケルがその子らのために泣いている。ラケルは慰められることを拒んだ。子らがもういないからだ。』。
 同書2章19~23節、「ヘロデが死ぬと、見よ、主の使いが、夢でエジプトにいるヨセフに現われて、言った。『立って、幼子とその母を連れて、イスラエルの地に行きなさい。幼子のいのちをつけねらっていた人たちは死にました。』そこで、彼は立って、幼子とその母を連れて、イスラエルの地にはいった。しかし、アケラオが父ヘロデに代わってユダヤを治めていると聞いたので、そこに行ってとどまることを恐れた。そして、夢で戒めを受けたので、ガリラヤ地方に立ちのいた。そして、ナザレという町に行って住んだ。これは預言者たちを通して、『この方はナザレ人と呼ばれる。』と言われた事が成就するためであった。」。


 新約聖書・ルカの福音書2章1節~7節、「そのころ、全世界の住民登録をせよという勅令が、皇帝アウグストから出た。これは、クレニオがシリアの総督であったときの最初の住民登録であった。それで、人々はみな、登録のために、それぞれ自分の町に向かって行った。ヨセフもガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。彼は、ダビデの家系であり血筋でもあったので、身重になっているいいなずけの妻マリアもいっしょに登録するためであった。ところが、彼らがそこにいる間に、マリアは月が満ちて、男子の初子を生んだ。それで、布にくるんで、飼葉おけに寝かせた。宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。」。
 同書2章8~14節、「さて、この土地に、羊飼いたちが、野宿で夜番をしながら羊の群れを見守っていた。すると、主の使いが彼らのところに来て、主の栄光が回りを照らしたので、彼らはひどく恐れた。御使いは彼らに言った。『恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです。』すると、たちまち、その御使いといっしょに、多くの天の軍勢が現われて、神を賛美して言った。『いと高き所に、栄光が、神にあるように。地の上に、平和が、御心にかなう人々にあるように。』」。
 同書2章15~20節、「御使いたちが彼らを離れて天に帰ったとき、羊飼いたちは互いに話し合った。『さあ、ベツレヘムに行って、主が私たちに知らせてくださったこの出来事を見て来よう。』そして急いで行って、マリアとヨセフと飼葉おけに寝ておられるみどりごとを捜し当てた。それを見たとき、羊飼いたちは、この幼子について告げられたことを知らせた。それを聞いた人たちはみな、羊飼いの話したことに驚いた。しかしマリアは、これらのことをすべて心に納めて、思いを巡らしていた。羊飼いたちは、見聞きしたことが、全部御使いの話のとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。」。


 同書3章23節、「教えを始められたとき、イエスはおよそ三十歳で、人々からヨセフの子と思われていた。……」。


 関連記事↓↓
   「教えて!goo『クリスマスはキリストの誕生日ではない?』」
   「ウィキペディア『西暦』」
   「同ウィキペディア『ナザレのイエス』」

 

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終末期、にせキリスト、にせ預言者達の出現

2012-12-07 01:45:33 | 宗教組織
 「たかじんのそこまで言って委員会」~11月25日(日)放送(読売テレビ(日本テレビ系))に、オウム真理教の元広告塔(現・ひかりの輪代表)が出演されていました。前回其の方が同番組に出演された時に同時出演されていた映画監督の若松孝ニ氏が不慮の事故で亡くなられたと在りましたのでインターネットで調べると、やはり不可解な亡くなられ方で、東電や次回製作予定であった映画の創価学会による可能性があるみたいです。余り詳しく調べていないので、はっきりとは解りません。長年オウム真理教や統一教会の取材をされてきたジャーナリストの方等も出演し、近日中に朝日新聞社から出版予定であった「オウム事件 17年目の告白」(著者:上祐史浩氏、検証: 有田芳生氏、出版社: 扶桑社、出版日:2012/12/17)に関する事や、新興宗教や最近の尼崎連続変死事件等にあるマインドコントロール、政教分離についての討論をされておりました。朝日新聞社は、先日にも橋下徹氏を取り上げた雑誌の不祥事の問題を起こしています。
 実は私は此の番組を地元の関西におりながら今まで見ていませんでしたが、先日に気になる見出しがあって見た所、話・討論のテンポが早く、特に東京のマスコミとは違ってまだましな情報を流していると思い最近は続けて見ています。勿論、テレビ等の表のマスコミには戦後の占領下のGHQによる情報統制後の自己検閲等の制約が多くある為に、インターネット程には深くは追求する事は出来ません。しかし、この番組のレギュラー出演者が、同番組が東京ネット(全国ネット)にされると言いたい事が言えなくなるので出演を取りやめると言っている様に、中央の東京よりは地方のマスコミの方が未だ監視される度合いが少ない為か、内容としては充実しています。前述の橋下徹氏や先日亡くなられた三宅久之氏等も、過去にレギュラー出演していました。委員長で司会者のやしきたかじん氏は療養中の為に出演していませんが、その穴を感じさせない程の内容は濃いです。
 出版予定の本では、地下鉄サリン事件や其の2ヶ月程前の阪神淡路大震災が「HAARP」と言う人工地震兵器によるユダヤの陰謀によるということをテレビで述べた村井秀夫元幹部が、サリン事件の1ヶ月程後に韓国籍暴力団(右翼)による刺殺であると言う事が書かれています。今やインターネットの世界では良く知られていると思いますが、「オウム真理教」「北朝鮮」に使われていました。又、朝鮮戦争の時に韓国へ渡った文鮮明氏が反共と言う名目で、「国際勝共連合」「統一教会」(世界基督教統一神霊協会)を設立しました。「国際勝共連合」の日本の初代会長は「統一教会」の会長でもあった久保木修己氏、名誉会長は笹川良一氏でした。又、構成員は朝鮮人である様です。笹川良一氏は戦後にA級戦犯から釈放された代わりに、米国CIAのエージェントとして働きました。「国際勝共連合」「統一教会」共に、北朝鮮との繋がりが有ります。又、日本の「右翼」構成員は朝鮮人・韓国人の方が多くを占め、特に幹部に多いです。そして「創価学会」を破門した日蓮正宗に多数の「右翼」が襲撃した事もある様に、「創価学会」と「右翼」も北朝鮮との繋がりがあります。そして「創価学会」が基盤となっている「公明党」も北朝鮮との繋がりが有るのは言うまでもありません。更に付け加えれば、パチンコ産業や消費者金融(サラ金ローン)等も殆ど在日の方による経営で、北朝鮮のミサイル製作等の為の資金として流れています。
 右翼によって街中で騒音を鳴らす等の迷惑行為がされていますが、戦後の占領下におけるGHQによる日本人への戦争責任や自虐意識の植え付けと、正しい本当の愛国心を無くす為に業とその愛国者のイメージダウンを計る為に行っています。つまり、米国CIAのスパイ・エージェントとしての韓国・朝鮮人の右翼の構成員であると言う事です。欧米諸国の人がスパイになってもバレますが、韓国・朝鮮人の人がスパイである場合は顔が日本人と同様である為にバレにくいです。アラブ地域等で既成の体制を転覆させる場合にも同じ顔を持つアラブ系の人をスパイとして使っている訳です。あのリビアの正義のカダフィ大佐を裁判にもかけずにリンチで殺害した連中も、米国にいたアラブ系米国人でありました。又、朝鮮人による「自作自演」が数多く行われ、「国際勝共連合」や「右翼」等によって朝鮮総連や朝鮮学校等を攻撃しています。つまり、日本人が攻撃している様に見せかけて、実は朝鮮人が朝鮮人を攻撃しています。又、朝鮮学校の生徒や末端の貧しい在日の方々は同じ朝鮮人や日本人から差別され虐げられてかわいそうです。中東地域のアラブ地域で平和の内に暮らしていたアジア系のスファラディー・ユダヤ人をイスラエルに呼び寄せる為に、白人系のアシュケナジー・ユダヤ人がアラブ地域で自作自演のテロを起こして恐怖を抱かせた事と同じです。イスラエルでは、アシュケナジーが上層・幹部クラスを占め、スファラディーは二級以下の市民に落とされたり、戦争の最前線に出されたりしています。アシュケナジーはユダヤ教に改宗したカザール人で、スファラディーとパレスチナ人が血統的に本当のユダヤ人です。その様な「矛盾」も含んでいます。現在中東地域が非常に難解な状態になっている根本的原因は、イギリスの「三枚舌外交」にあります。他にも、つい最近までアジアやアフリカ地域は、欧米諸国の植民地にされていました。日本の戦後レジーム同様、世界においても欧米諸国による体制が築かれています。北朝鮮の裏に中国や米国、中国の裏に米国等と、一見表から一概に見ても解らず、米国の「ダブルスタンダード」政策や前述の三枚舌外交の様な事もあり複雑です。そしてそれらの全ての裏の根本で権力を握って統制しているのが、「イルミナティー・フリーメーソン」です。
 イルミナティー・フリーメーソンによって、新興宗教の「エホバの証人(ものみの塔)」「モルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)」が設立されました。「エホバの証人」はチャールズ・T・ラッセルが設立し、「モルモン教」はジョセフ・スミス・ジュニアによって設立され、共にアシュケナジー・ユダヤ人でイルミナティー・フリーメーソンのメンバーでした。ユダヤ教のオカルトのカバラ・神秘主義がベースとなっています。イエス様をキリスト(メシア、救世主)として認めていないユダヤ教は、バビロン捕囚時代にバビロン宗教に影響され、「タルムード」と言う独自の教典を作り、旧約聖書を余り用いずにその教典を使用しています。「タルムード」には、ユダヤ人以外の異邦人は「ゴイム」、つまり獣であると言う事が書かれています。つまり、ユダヤ教を信仰する多くの人は、ユダヤ人以外を獣扱いしても良いと言う考え方がベースに在る為に、金融等での富の搾取等に表れています。かつてイエス・キリストとサンヘドリンに所属するパリサイ派・サドカイ派・律法学者等の人々との戦いがあり、キリストはローマに十字架刑に渡されました。其の後にユダヤがローマによって滅ぼされて、サンヘドリンは地下に潜ってキリスト教会への恨みを持ち続けています。
 イエス・キリストが裁きの為に再び来られる世の終わりの前兆について話された中に、次の様な御言葉が在ります。新約聖書・マタイの福音書24章4~14節・・・「人に惑わされないように気をつけなさい。わたしの名を名のる者が大ぜい現われ、『私こそキリストだ。』と言って、多くの人を惑わすでしょう。また、戦争のことや、戦争のうわさを聞くでしょうが、気をつけて、あわてないようにしなさい。これらは必ず起こることです。しかし、終わりが来たのではありません。民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々にききん地震が起こります。しかし、そのようなことはみな、産みの苦しみの初めなのです。・・・また、にせ預言者が多く起こって、多くの人々を惑わします。不法がはびこるので、多くの人たちの愛は冷たくなります。しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われます。この御国の福音は全世界に宣べ伝えられて、すべての国民にあかしされ、それから、終わりの日が来ます。
 続けて、マタイの福音書24章15~24節それゆえ、預言者ダニエルによって語られたあの『荒らす憎むべき者』が、聖なる所に立つのを見たならば、(読者はよく読み取るように。)そのときは、ユダヤにいる人々は山へ逃げなさい。屋上にいる者は家の中の物を持ち出そうと下に降りてはいけません。・・・もし、その日数が少なくされなかったら、ひとりとして救われる者はないでしょう。しかし、選ばれた者のために、その日数は少なくされます。そのとき、『そら、キリストがここにいる。』とか、『そこにいる。』とか言う者があっても、信じてはいけませんにせキリストにせ預言者たちが現われて、できれば選民をも惑わそうとして、大きなしるしや不思議なことをして見せます。
 「荒らす憎むべき者」であるイルミナティー・フリーメーソンの世界的独裁者がエルサレムのシオン山に立ち、中東問題等を一時的に解決して偽りの平和が作られる事も記されています。 

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ノストラダムスは呪い士(偽預言者)

2012-11-21 18:37:45 | 宗教組織
 かつて2000年問題等でノストラダムスがマスコミによって持て囃された事が有りましたが、ノストラダムスはただの人間で偽の預言者であります。今から500年前にフランスに生まれたノストラダムスはユダヤ人で、当時フランスがキリスト教のカトリックを国教とし、ユダヤ教の信者だったノストラダムス等のユダヤ人達が形式的に(表面的に)カトリックに改宗しました。その様なユダヤ人の人達を「マラノ」と呼びます。又、ノストラダムスはオカルトの神秘主義であるカバラを信奉して呪術を行ない、凡そ聖書(旧約・新約聖書)からはかけ離れた事を行なっていました。その様に、聖書の中に出てくる神様から言葉を託される「預言者」とは全く異なって、新興宗教等の教祖と同様で詐欺を行なっている「予言者」であり、自分の予想する言葉を述べていただけに過ぎません。其のノストラダムスの言葉を、現代の権力を持つユダヤ人が利用した訳であります。
 新約聖書には、キリスト(救世主)であるイエス様が、当時のユダヤ人の指導者であったパリサイ人・サドカイ人・律法学者達と戦った事が記されています。イエス様の愛と慈しみと真実の為に末端の下層の人々からは人気が出て、逆にユダヤの指導者達からは妬まれました。そして、その指導者達の所属する最高法院サンヘドリンは、イエス様をローマに引き渡して十字架刑へと送りました。十字架刑に架けられる直前に、ローマの総督であるポンティオ・ピラトの前に立たされた時に、群集の暴動が起こりそうな中でイエス様に罪が無いと思ったピラトが、「この人の血について、私には責任がない。自分たちで始末するがよい。」(新約聖書・マタイの福音書27章24節)と言い、其れに答えてユダヤの指導者に煽られた群集は、「その人の血は、私たちや子どもたちの上にかかってもいい。」(同27章25節)と宣言しました。そしてその結果、紀元70年にローマによってユダヤは滅ぼされて散らされました。その時にサンヘドリンは地下活動に入って、表の世界からは姿を消しました。今日金融等で権力を握っているユダヤ人達の源流が此処に有ります。因みに現在、アブラハム・イサク・ヤコブの血統とは全く関係の無いアシュケナジー・ユダヤ人(ユダヤ教に改宗したカザール人で偽ユダヤ人)がその権力の中心となって、現在のイスラエル国でも上層部を占め、本当のユダヤ人であるパレスチナ人やスファラディー・ユダヤ人が末端の下層に追いやられています。
 その2000年程前の妬み・恨みから、ユダヤ教のサンヘドリンはキリスト教を破壊したいと思いカトリックのバチカンに多くのエージェントを送り込み、「マラノ」が聖職者となって内部から破壊しようと試みて来ました。其れを表す物として、「ウススの手紙」があります。
 その手紙は、コンスタンチノープルのユダヤ教総主教であったウススが、ノストラダムスが生まれる少し前の1489年、フランスが国教とする事にしたカトリックを国内にいるユダヤ人にも受け入れさせて改宗させようとした時に、フランスのユダヤ人ラビに宛てた手紙です。その内容は、モーセに従う親しい同胞達。汝等の報告によるとフランス国王が汝等にキリスト教に改宗せよと強制しているそうだが、やむを得ぬ、改宗せよ。但しモーセの律法は決して忘れては成らぬ。彼等は汝等の財産を奪うとの事だが、されば汝らの子を商人に育て、将来はきっとキリスト教徒達の財産を身ぐるみ巻上げるがよい。また、生命も危険にさらされているというが、それなら子どもらを医者や薬剤師に育て、そのうち彼等の生命を奪うがよい。神殿の破壊に対しては子どもらをキリスト教の神父にし、やがてキリスト教会を破滅に導く事だ。その他、様々な圧迫が知らされているが、子ども達を弁護士や公証人にして、あらゆる問題に介入させねばならぬ。こうして遂にキリスト教徒達は汝等にひざまづき、汝等の世界支配の日は来たり、彼等への復讐も達せられよう。ここに記した指図をよく守れ。そうすればあなた達の一時的な降伏も、やがて未来への栄光の道となるだろう。事実がきっと証明するに違いない。。現在の世界の裏側の構図が、この手紙から読み取る事が出来ます。
 かつてユダヤ人の革命であったロシア革命で誕生した共産主義のソ連では、キリスト教のロシア正教の教会は破壊され、文化も破壊され、ロシア人の誇りも抑えられました。ユダヤ人達が内部にいるイルミナティー・フリーメーソンNWO(世界新秩序)等と言って、ソ連で実験した独裁者による世界の偽りの平等・平和を作ろうとしています。ソ連でも表されていた様に、大衆は低平準化され、権力者に管理・監視されて奴隷生活を送らなければなりません。
 但し、全てのユダヤ人が悪い訳ではありません。イエス様も人としてお生まれになって、ユダヤ人でありました。先程にも述べました、イスラエル国内で虐げられているパレスチナ人もユダヤ人であります。世界に散らされたユダヤ人の内、日本にも古代ユダヤ人が来ています。日本に来ているユダヤ人の多くは、イエス様をキリスト(救世主)として認めているユダヤ人の人達、中国で言う「景教」を信じる人達であります。
 
 

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