の前に山開きの写真アップされてました。
ご覧あれ! 楽しそうでしょ~!!
http://www.hid.co.jp/hid/event/060930/060930.html
ほんでフルムーンライド!
上空は雲がかなりのスピードで風に流されている。 そんな雲の合間から出てくる
満月の光は、太陽の光と間違うくらいにまぶしいことをはじめて理解したような
感覚になった。 満月の光は神秘的な光で山々を照らし、山々の荘厳な姿を
浮き彫りにし、森に入ると真っ暗闇からこぼれてくる月の光。
完璧なモノトーンの世界の月の光は夜の山に入っている人間を厳粛な気分に
させてくれる。 いやある意味いい緊張感だ。
いつも通っている、目をつぶってても走れる道が真っ暗になることで
ここまでわからなくなるのかという錯覚にとらわれ、満月の光が
その錯覚から現実に戻してくれる。
なんて素晴らしい!
どんな言葉で飾り立てるよりも、一言素晴らしい! きれいだ!
そう言うことで言葉に重みがでる景色の中、楽しくしゃべりながら
でも背中に大荷物を背負い、MTBを押して登っていく。
今回の仲間は4人。
てる、F村さん、Aべちゃんだ。
山頂間際まで来た。
最後はかつぎの階段だ!
森の木々が風で激しく揺れている。
すすきも階段の両サイドで生きてるのか?と思うくらいゆれて、
登っていく自分たちにばちばちとぶつかってくる。
頂上までの最後の尾根道。
すすきが風に吹かれてこれまでにないほどゆれている。
その様子が月の光に照らされると輝く波の中を走っているような
感覚にとらわれる。
風が吹き、すすきが狂ったように揺れてるが、負けじとこちらも
全力疾走!
頂上だ!
先には月光に照らされたすすき原が広がり、横を見ると大阪の
夜景が夜の1時というのにこうこうと光っている!
うぉーーーーーーーーーーーーーーーー
2年ぶりの雄たけびをあげる。
すでに顔は自然と笑顔だ!
次々と到着する仲間とハイファイブ!
素晴らしい景色を一瞬だけ一緒に眺め、テント設営に入る。
気温はそれほど低くないが、風が吹き付けているので体感温度は
かなり低い。 てきぱきと、でも風に吹かれてテントが飛んでいかないように
気をつけながらテントも設営し終わり宴が始まる。
宴は朝4時まで月をみながら続いた。
オリオン座も月に負けじと輝いていた。
そのまま就寝。 朝は早朝登山のハイカーの話し声で目が覚めた。
朝日の中の景色も最高だ!
ススキは日光に照らされ、相変わらず風にゆれている。
ほんの数時間違うだけで、モノクロの世界に完璧に色が着いたのが
印象的だった。
さあ、今から本番! MTBくだり!
山を登ってくるハイカーのみなさんの脅威、邪魔にならないように
注意して下りだす!
ハイカーと出会う率が高く、決して長い距離を走りきれることは
できなかったが、ポイントポイントで下りを疾走し、
笑顔で、怪我もなく終了となった!
大自然に、仲間に感謝だ!
また来年も楽しみだ!