ついに来ました。
そのときです。
今年に入って釣にはまって時間を見つけてというか、睡眠時間を削ってでも現場に出向いて釣歩く日々が続いてましたが、素人がぽっと行ってぽっと釣るほど甘くないという事実を毎回実感してたりしました。ですが、自分の行動は間違いではなく、いつか必ず釣れるときが来ると信じて、確立をあげるためにネットでの情報収集と現場で足で稼いだ情報とを駆使してついにその時はやってきました!
いままで以前に鱸を釣った場所に出向き釣ってましたが、釣れたというか針がひっかかって釣れたのはこいつだけ。
釣れて、こんな膨らんでるのをみたら癒されたりするし、なーんにも全く釣れないよりはいいのですがあなたじゃないんですよねー
なんで釣れないんやろう?
情報収集と勉強の結果、その場所では春は釣れないという結論に達しました。
じゃあ、次はどこに行けばいいのか?
次に釣りたいところで、この時期に釣れている所と考えると、川。
今は鮎の稚魚が川を上ってくる季節。
その鮎を狙って鱸も川を上ってくるらしい。
よし、川に行こう!
思い立ったら即行動。 いろんな現場に行ってみて釣れそうなところを探します。 結果、ある川で釣することに決めました。
清らかな流れには鮎の稚魚がたくさん泳いでます。
釣りだすとこんな感じで引っかかってきます。
明らかに鱸が狙ってる獲物がいっぱい川にいます。
ここに必ず鱸もいるはず!と信じて、昼間に練習がてら場所散策すると、
いました! 60-70cmくらいの鱸の群れがゆうゆうと泳いでいます。
ルアー投げて誘ってみますが、見えてる魚は釣れないという結論に達し、あきらめることにしましたが、この川に鱸はいると分かっただけでも大興奮でした。
その日からまだほんの2週間しか経ってませんが、先週に時間見つけて夕方から釣りだすと、夜の8時にぐぐぐっとルアーが引っ張られ、ヒット!
派手にジャンプして、川の流れの方向に泳いだりしてますが、もうひとつ引きが弱い。
あれ? ちっこいな、元気いいけど、力が弱いなと感じながら、
うまくいなして足元まで寄せてきました。久しぶりに釣れてうれしいものの、どうしようと焦りながらも自分の足元の地面にずりあげました。
30cmくらいかな? ちいさいなーと魚をつかみに行くと、元気一杯に跳ね回ってるときにルアーの針が勝手に外れてオートリリースです。
そのまま元気に川に帰っていきました。
ヒットルアーは シマノオシアミノーヒラメリミテッドでした。
オートリリースを目の前で見たときは、ああああああ、って焦ったけど、
まあいっか。
魚もてなかったのは残念やけど、魚がいる、釣れると分かっただけで満足。
その後も気分一新で釣り続け、魚のあたりもあるものの、なかなか釣れない時間が続いたので休憩として、コンビニ弁当とビールで晩御飯にして、車で仮眠です。
朝3時に目を覚まして、朝まずめ=朝の釣れるタイミングの釣に向かいます。
朝はあたりが全くなく、もんもんとした時間が続きます。
でも、空がだんだん白み始め、鳥が鳴きだす朝は清々しくて感動ものです。
気分いいなーと思うも、釣りたい!という気持ちも強いので場所変えます。
下流の方に移動して、割と広い流れにルアーを打ち込みます。
ルアーもいろいろと変えてそのルアーがどんな動きをするのかとかを
明るいときに検証します。
前日に釣具屋で買ったこのルアーを投げるときが来ました!
Ripple Popper
ちょうど明るくなってきて、あたりもないし、お試しや!と思いルアーの動きを見ます。
ほお、ほお、こういう動きね。 くって竿引くと水面でぱこってなるんやーてな感じで感心しているときに、水面がいきなりばしゅとなり明らかに魚がルアーにアタックしてきました。 かからなかったものの
おるやん! と一人興奮。 そのままそのルアーを投げ続けて、同じような水面ばしゅ!があるものの、魚が乗らない。 魚小さいのかな? と思い、投げ続けるもあたりが遠のいていきます。
よし、またルアー交換。
今日はもう一つお試ししたいルアーがある。
ラパラのJ(Jointed Minnow) ジョインテッドミノー だ。
これに交換して数投目に釣れました!
うぐいです。 さっきからルアーにアタックしてたの大きさから言ってこいつかな? とか思いつつ、リリースします。
そんなこんなで先週の釣を終えました。
さて、今週末です。
火、水、木、と雨が降ったあとの川はすくなからず増水してるに違いありません。 その流れに乗って大型の鱸が川を上ってきているはず!と一人勝手に興奮してたものの、金曜日の仕事が遅くなり、1回家に帰って夕食を食べて、釣場についたのは夜の11時半。 しかも、釣場に先行者がいたので、30分くらい仮眠をとって、夜中の釣に備えます。
夜中1時前に釣場に行くと、先行者もかえられたようで自分一人。
想像通り川は増水し、いつもにも増して流れがきつく見えます。
空には月が光り、川面を照らしています。
景色が最高にきれいです。
気分良く釣を始めるも流れがきつすぎるのか?あたりもまったくなにもなく時間が過ぎていきます。
月も傾き、空がだんだん真っ暗になっていきます。
少しずつ下流に移動しながら釣ってると、真っ暗闇で釣ってるのに気がつかなかったのが、別のアングラーさんが自分の位置まで移動してきるのが見えます。
ほんの1-2m先まで来ているのに気が付く様子がないので、こんばんはと小声で声を掛けると、やっぱり気が付いてなかったようで驚いてはりました。 数言会話をして、自分はさらに下流に移動することに。
よっしゃ、ついでにルアー交換。ということで先日も反応のよかった
ラパラのJを装着。 投げること数等目、川の本流から少し流れがゆるくなるところで
がつ!
来た!
と思った瞬間から、豪快な引きとエラアライ(ジャンプ)でぐんぐんと竿を引きます。 飛んでる姿から釣りたかったサイズ!というのが分かります。
少しずつ寄せては泳がれ、寄せては泳がれを続けて
魚を疲れさせるように泳がせていなし、すーっと足元に寄って来るのですが
こちらの姿が見えたのか、そのときまた上流に向かって突進!
今回最強の強烈な引きです!!
川面から少し高い足場で釣っていたのですが、その引きで川面近くまで引きずられました。
心臓ばくばくで、自分に落ち着け落ち着けといいながらも、鱸を引き寄せ、魚グリップを戸惑いながらもようやく鱸の口につけることができ、一気に上に引き上げます。
やった!! 釣った!!
時間は夜中3時10分。
まわりは当然誰もいません。 真っ暗闇ですが、一人大興奮!
よっしゃー! とったー! やったー! つったぞ! と一人言葉を発し続けました。
きれいな鱸。
気分は最高です。 アドレナリンでまくり。
写真とったり、ストリンガー(川に生きたままつないでおく紐)につないだりするのに手間取って、一度川に戻したときには結構弱ってしまってました。 復活するかな?と心配しながら釣を続けましたが、弱ったままになってたのと、魚が気になって気分新たに釣する気分にもなれず、魚を締めてお持ち帰りにすることにし、そのまま家に帰ることにしました。
帰る前にはかったら65cmでした。 背中の筋肉が太くてかっこいい!
そして、ありがとう!
感謝の気持ちを込めて締めさせていただき、清流で血抜きをして、帰路に付きました。
家に着いたのが朝5時半。
そこから一人出刃包丁と柳包丁を出してきて、魚をさばきました。
前回もさばいてるので今回で2回目です。
当然素人なんで、ぼろぼろですが、前回よりはうまくなってるのを実感できます。
胃の中には15cmくらいの魚(ぼらっぽい)のと8~10cmくらいの稚鮎が2匹、消化され気味な姿ではいってました。こんな大きいのん食べるんやなと関心したり、鮎おいしいんやろうなとか思いながら、さばき続けます。
さばきながら、ちょこちょこと刺身をつまみ食い。
うまい!
そのまま3枚におろし、7時に起きてきた娘に鱸の白身のムニエルを作って一緒に食べ感動して、これまたうまい!
カマを塩焼きにして、これもうまい!と食べて朝ごはん終了。
残りのあらで煮付けをつくり、身を冷蔵庫に入れてとりあえず終了。
今晩白身魚のフライにでもして食べようかと楽しみです。
釣れた鱸に感謝の気持ちを込めて食べれるところはすべて食べます。
とりあえず大満足。
さらに大きいのを狙って釣続けます!
長いのに読んでくれてありがとう!
次のお話もお楽しみに。
あ、自転車も乗りますよ。 忘れたわけではありません(笑)
来週は
ルイガノカップ。 5時間を一人で走ります。 当然のんびりです。
自転車、釣と冬はスノーボード少しの複合ブログ目指します(笑)