DEEP GREEN

GO のブログ。
自転車、スノーボード、釣などなどGoの日常、日々感じたこと、経験したことを!

天国と地獄

2017年11月25日 23時06分36秒 | 
川鱸シーズンも終わろうとしています。
なんかさみしい気分です。

毎年の事ながら11月を強化月間として釣場に通いました。
前回のブログで幸先のいいスタートは切れたものの、その次はかすりもせず。
その次はごん!という当たりでセイゴ、ウグイ、ウグイと来て、最後の最後になんとか一匹ひねり出せたのがこの魚。

体高もあって筋肉質のいい川鱸。
最高に楽しいファイトでした。 
というわけで気分良く帰路に着くことができました。

次も大苦戦。
人も多く、空いてるポイントをてんてんと周り、釣れてないのか人が帰った後のポイントも確認するもなにも起きず。
これはぼうずかもねと覚悟して行った最後のポイント。
本当に最後の最後に釣れました!

この魚もヒラスズキのような体高でした。
ごっつい筋肉でいいファイトだったな~

さて、ここまでがホーム河川での話です。
昨年同様、今年も違う川へと落鮎についた鱸釣をしに出かけてきました。
自分の経験で他の河川でも釣れるのか?
それだけが知りたいために遠くまで足を延ばしました。

結果から言うと大苦戦。
最初に入った川①は、全くの初場所。
仕事終わりにそのまま行ったので、ついたときには現場は真っ暗。
鹿の鳴き声が響き渡る、これ山やん!というような場所でした。
夜なので、川がどんな感じかも分からずに感覚だけでの釣となりました。
瀬の落ち込みや、瀬から続く深みをみつけて攻めましたが、ここでもウグイが一匹反応してくれただけとなりました。
その後もあまりに反応ないので、移動。

次の川。
この川②は来たことはありますが、入ったポイントは初場所。
ここでも、川に流れがなく、なにも起きずに終了。
移動。

最後はたまにいく川③に今シーズン初で行きました。
なにも起きず。

朝起きてから会社で仕事して、そのままドライブして、釣して、気が付けば朝の4時。
この時点で体力の限界。
いったん車で仮眠をとりました。
めちゃくちゃ集中していい睡眠取れました。

天気は雨。
外はしとしと雨が降ってます。

川も少しにごりが入っていい感じ。
昼でもでるかな?とポイントへ行きましたがなにも起きず。

これはどうなってるん?
さすがに自分でもどうしてよいか分からない状態になってきました。

基本にかえろう。
とにかく自分の中でアウェーの川は昼見に行って研究あるのみ。
先日の最初の川①に戻ります。

昼間に入念に下見をして、ルアーを投げ、どう攻めるべきかを把握していきました。
夜に向けて、また仮眠です。
ぐっすり眠りたいのですが、心高ぶり、なかなか眠れません。
それでも少しは寝れて、疲れてはいるものの、気持ちはこれからの釣に集中してます。

腹が減っては戦ができぬ。
外は雨なので、窓を少しあけ、あかんとは思いつつも換気を確保してから車の中でお湯を沸かしてカップそばを食べました。
(車内でのストーブ使用、よい子は真似しないように! 換気を確保するんではなく、外でお湯沸かすが基本です。 説得力ないんですが。。。) 

暗くなるまで暇つぶし、ごろごろして、暗くなるのを待ちます。
夕暮れはあっという間にあたりを闇に落として行きます。

行くか!
暗闇の中、川へ。
最初にここでしょという瀬に入ります。
上流からルアーを流し込み、瀬の先に待ち構えるであろう魚を狙います。
何回か流した時に、

ごんっ!

きた~!!
瀬についてる魚、パワフルです!
どない寄せよう?と考えていると、
ふっ
とばれました。
がっくり。

その後はうんともすんとも言わず。
もうワンバイトありましたが、乗らず。
当たりも消え、攻める手も引き出し少なく、ここで次の川へ行くことにしました。

川②
昨日に比べると昼に降り続いた雨で増水、にごりも適度に入り、流れもできていい感じです。
しかし、ここではミスキャストでのルアー紛失、ライントラブル連発と集中力切れること続きで、
川もいい感じですが、当たりも全く出ず、見切りをつけて次の川へ。

川③ 戻ってまいりました。
昨晩入ったポイントからかなり下流部のポイントにポイント変更。
こちらも今シーズン初なので、どうなってるんやろうと夜中に探索しながらよさげなポイントへ入りました。

一投目。

いきなり ごんっ!

来た!とあわせると、なんとあわせ切れ。。。
魚は川で派手にエラアライしまくってます。
あちゃ~

魚にルアー残して悪いことした。
あれ、いいサイズっぽいのにがっくり。

うまくいかないときはうまくいきません。
負のスパイラルをどう変えていくか。
ラインをしっかり結びなおして次の魚を狙います。

ルアーを流れに乗せて流していると、ごごんっ!
小さいながらも釣れました!

こんなにうれしい一匹はない!

心踊ったまま、次の魚を狙います。
しばらくすると、下流のほうで、ごっつい捕食音がしました。
これ魚来たわ!
捕食音=鮎も落ちてるんだわ!
抜き足、差し足で下流に移動。

捕食音したあたりにルアーを投げていると、ごごっ!
ナイスファイト、ナイスサイズの川鱸釣れました!

78cm!
鮎をたらふく食べているんでしょう。
おなかも大きくて、体格のいい鱸です!

久々のいいサイズ。
美しいな~、肩とかごついな~としばし見入ってましたが、リリース。


ごん!
また来た!
おなかでっぷり!

サイズは76cmなのに、体型がめちゃくちゃ違和感あります。

まるまる肥えた、ええ鱸です!

その後も

74cm 
こいつが一番つっこみ激しくて、パワフルに引いて楽しませてくれました。


70cm

写真はないですがあとは60cmにセイゴサイズ2匹を追加し、計10バイト、8キャッチとなりました。

あ~神様はいるんだ。
この苦戦した2日間を締めくくって、最後にいい思いをすることができました。
川に向かって、お礼を行って、車に戻ります。
夕方のカップめん以降夜中まで釣して、さすがにおなかがすいたので、またお湯を沸かしてカレーうどん。
体も冷え切っていたので(あれだけ釣れてると寒いとか関係なくなるし(笑))、カレーうどんはあったまっておいしかった!
幸せの余韻のままにまた車で仮眠。

今回車は完全一人旅仕様。
助手席をフラットにして、後部座席とつなげて、エアマットを引いて、まくらも持ち込んで、寝袋で寝る場所、兼、生活空間として確保しました。

寝袋の中からの景色。


荷物室はちらかってますがこんな感じ。
疲れもあるんですが、そんな空間の中、快適に眠れました。
一人旅が楽しすぎてたまりません(笑)

さて、このいい思いをした翌週。
平日仕事帰りに月、火、水、木、金と毎日、このポイントに通いました。
結果だけいうと、毎日ぼうず!
5日間で一回バイトがあっただけ。
あとはひたすら修行の釣。

毎日、今日は釣れるでしょ。
ぼうずに終わる。
今日はいけるよね。
ぼうずに終わるの繰り返しでした。

釣れないときのコーヒーにも癒されました。


しかし、天国から地獄とはこのこと。
鮎も落ちてる気配はまったくないといいますか、もう落きったんちゃうんかな?と思いたくなる毎日でした。
自分の実力、タイミング等々あるんでしょうが、ここまで釣れないのはほんまに久々でした。
おいしい思いを知ってるだけに、たち悪いですね。
いい思いをしたときにでた頭の中がハイになる麻薬物質を毎日追い求め、毎日厳しい現実に突き落とされました。
釣って怖い! 
でもやめれない!

今週も週末に絡めて川で鱸をおっかけるつもりでしたが、さすがに疲労こんばいして、家に帰ってきました。
ここまで体が動かなくなるくらい疲れきったのも久々です。
この疲れを一回きっちりとります。

川はもうワンチャンスあると見てます。
そこを狙って終了にしようかなと思ってます。
いい思いをしたシーズンでもあるし、自分では厳しいシーズンでもありました。
最後にいいシーズンだった!と思えるような釣ができればいいなと思います。

さあ、寝よ。
長い長いブログを読んでいただきありがとうございます。
おやすみなさい。