DEEP GREEN

GO のブログ。
自転車、スノーボード、釣などなどGoの日常、日々感じたこと、経験したことを!

ブラックフォレストMTBマラソン

2009年07月06日 22時40分23秒 | MTB 自転車
現地特派員しますといったドイツオランダもネット環境の悪さに
仕事の忙しさも手伝って気がつけば帰国してて、
これまた気がつけば週末で久々の休みをゆっくりしました。

ドイツのブラックフォレストMTBマラソンはなかなか楽しかった。
ツーリングだよという同僚の言葉を信じた自分をかわいらしく
思いました。
コースは77kmのマラソンコース。
全部で4500人くらいの人がいろんなカテゴリーに参加してたようで
マラソンクラスのスタートがなかなか来ません。

天候は曇り。 10-12度くらいかな?
待ってる間に身体が冷えます。
スタート直前でトイレに駆け込み事件もありましたが
無事にスタート! スタート地点から町を抜けるまで
観客の声援がすごい! これは気持ちええわ~と思いながら
走ってましたがレースはまあまあいいペースで進んで
最初の登りでおもいっきり先頭グループから千切れるものの
がんばって登っていくねんけど、コースマップを見る限りは
しばらく上り続け。 どこで果てるかと思いながらも登った!
途中しんどなってコースがきれい!と思ったところで止まって
写真撮ってたらドイツ人に笑われました。
きっと、なにやってんねん! はよはしりや!と言うてると
思うねんけどドイツ語でわけ分かりません。
こっちはしんどいから休憩と思いながら走り始め、
気がつけば最初のきついのぼりも終わり、
しばらく尾根道のアップアンドダウンを走り、
そこから一回下の町まで下り。
あ、道は基本的にジープ道の地道です。 下りも差がつきにくい
のですが、まあ、下りはやっぱり楽しい。
下に行くと町、だいたい20km地点くらいかな?、があって、
そこにフィードゾーンがあってドリンクを飲み元気復活! 
また登りを上り始めるものの、ちょっと油断すると足がつりそうに
なっていることに気がつきました。 
うーん、最初ののぼりでがんばりすぎか?
なんと言っても到着翌日。 夜ホテルに入ったのは夜12時くらい。
朝は5時おき。 睡眠不足もろ+時差ぼけ全開です。
そんなこといっても残りはまだまだ長い。 
のぼりは無理せず走り下りでがんばろうか作戦に変更。
のぼりはマイペースに進むものの悔しいことに明らかに自分より
年齢がいってるおっちゃんや、SPDではない人だったり、
女性だったりに抜かれまくりです。 
くやしいなー、ちょっとがんばるわ!と踏むとふくらはぎが
ぴくぴくであかーん状態。 
楽しんでいきましょかと思うけど、楽しいとがんばるの境くらいで
進まないとぜんぜん前に進まない気がする。

次のフィードゾーンは完全に心のオアシス!
45km地点くらい?
なんでこんなにうれしいねんやろ!思いながら
今回はゆっくり休憩。 ジュース飲んで、バナナとか果物、
エナジーバーみたいのも食べてまた復活。 

ここからまた下り。 でも舗装の下りでスピードがどんどん出て
寒い寒い。 身体が冷えます。 
そこから気がつけばまた登り。 
下りはやっぱりあっという間。 のぼりは延々。 
もう両足とも悲鳴をあげてます。 
とにかく辛抱して進みます。 
谷みたいなところを下っていくと、思ったより早めの心の
オアシス!

ここは子供が対応してくれます。
最初スポーツドリンク飲むと、次は何?とすかさず子供が聞いてきます。
アップルサイダーといってもらって飲んでるとパワージェル見たいのを
差し出してきます。 もらってこれも飲むと、またジェルをくれます。
これはあとにとっとこと思いぽっけに入れると、
クッキーどうや、パンどうや? と次々に差し出してくれます。
うれしいけど、そんなに食べられへんわ。
ダンケシェーンといい、フィードゾーンを少し離れて
少し休憩。 ここからまたのぼりで、先行しているライダーが
見えます。 また登りかとは思うも、登らないとゴールがない。
とりあえずいきますかと再び走り始める。

そこからののぼりはスキー場の斜面を登るのぼりで結構きついねんけど、道の両端の応援が半端なくて、カウベルに、声援に、
はたまた紫色のショートカットかつらをかぶった若いチアガールみたいなコスプレ姉さん3人組がのぼりの一番きついところで応援してます。
これは降りて押されへんわという状況で、観客もそれを分かってて
応援してくれてんだなと思いながら、少しがんばったペースで通過。

と言う気持ちとうらはらに身体は限界。
登り切って平坦のシングルトラックで足何回つりそうになったか。
そのたびに自分をごまかして走り続け。
後半の山を越えてくると町が見えてきます。
もうすぐゴールや!と思いながら気持ちよく牧場のなかに作られた
臨時の下り道やくねくねのダブルトラックも下って、町に出ると
なんとそこではマイクを大音量、音楽がんがんの応援部隊が。。。

まだゴールは10km先らしい、と思うと登りが始まります。
精神的にも肉体的にもここが一番きついわ。まぎらわそとして
景色きれいなとこで写真とろと止まった瞬間に足がつるありさま。
これはいかんと思いながらもうごかない足を動かして登り続け、
最後は平坦な道でも足に力はいらず、クランクをまわすだけの
勢いでゴールです。 

なんとまあほんまに疲れたけど、すごい達成感はあります。
タイムはきっとおしりから数えたほうが早いんやろうけど、
終わると不思議にまた挑戦したくなります。
この上のクラス130kmも待っているので来年はこれで
リベンジ? 
いやいや、こんな生半可な身体じゃだめですね。
やるならもっとしっかりとトレーニングしないとね。

ゴール後はハンモックでしばらく疲れが抜けるまで昼寝して、
遅いお昼を食べて帰りました。
遅いお昼、しかも結構しっかり食べたのに夕方すぐにお腹がすきます。
こうなると食事がおいしい!
夜もしっかりと寝て時差ぼけもすっかり解消でした。

そんなブラックフォレストMTBマラソンでした。
来年もいけるかな?
楽しみ楽しみ