3月11日(水)
トイレットペパー消える百千鳥
今日は随分ゆっくりで、とすでに帰り支度のエーさんが声を掛けてきた。しっかり防寒着。エーさんも自転車だ。寒か、
アタシ夜勤明けなんですわ、なんて言ってもしかたがないので曖昧な返事して更衣室へ。夜勤明け本日のアタシはシャワーのみ。筋トレで消耗する時間早く帰ってよこになっていた方がよさそうだ。夜勤が続く。昨日と打って変わっていい天気になっていたので少しは外に出なくてはと外に出たのだった。
少し睡眠薬代わりに吞んだので少しの距離でも車は乗らない徹底する。このあたりアタシは頑固者である。
朝、おはようございますと 背中から声を掛けられた。振り向くと顔中マスクのハルナだった。そう言えば昨日も後ろから声を掛けられた。やはりマスク顔、目だけのリナちゃんだった。偶然というたまにしか逢わないこれから食事会にと少し立ち話。27になるという。始めて会話したときはまだ高校生だった。10年ですか。接客業、と言うからまさか飲み屋やと聞き及べばアクセサリー売っているのだそうな。駅まで自転車のリナちゃんの短めのスカートのはみ出た足がまぶしいあたしでした。
いいなあ、あんた、何がさ、
踵のあかぎれが緩和されてきている春だね。ここで油断は禁物とヤスリでせっせとけ削り取る。ま、取れているかどうかは目には見えないのでしかとはわからないままも踵やスリで擦る。厄介な踵なのだ。
酒を吞んで睡眠に入ると質のいい睡眠はえられないと識者はのたもう。質のいい睡眠とは何か、今朝のアタシは自家製リキュール・山桜桃酒を2杯ほど炭酸で割ってほどほどほろ酔いに至りてほどほどに朝食を片づけてよろよろとベッドに入った。起きたのが午後1時頃。溯れば4時間ほどぐっすり眠れた勘定になる。どなたにも邪魔されずぐっすり眠りこけていた。アタシの言ういわば質のいい睡眠とはこんなことも言えるのではなかろうか。と定義する。
ほどほどのアルコールが質のいい睡眠を招いている。とアタシは言いたい。それでいいのだヒトはヒトアタシはアタシ。
月めくりカレンダーが三つまだ2月だった。べりべり一枚それぞれ剥がす。
厨房メモ。
立春は卵が立つと言われている。立春っていつだった。