如意樹の木陰

古い記事ではサイババのことが多いです。
2024年に再開しました。

ひばりの高なき

2006-03-26 08:35:07 | Weblog
昨日は今年初めて、ひばりの高なきがありました。春です。

前回、心に強い力があると書きましたが、事実ではありますが、これでは如意樹のたとえ話の本筋からズレてしまうと、あとで反省しました。
このたとえ話は単純なストーリーなのですが、サイババによる解説のほうは、実はかなり難解なのだと思います。
「善いことを考える」ことと、「心を浄らかに保つ」ことが、どうして同じ意味になるのか?
「心を浄らかに保つ」とは、具体的にどういう意味なのか?
私には、どうもすっきりしない部分があります。

さて、このあたりで、サイババについて、基本的なところを確認しておきます。
生年月日は1926年11月23日頃。男性です。生まれた場所は、アシュラムのあるプッタパルティ。バンガロールから北に200kmくらいのところ。
現在のプッタパルティには空港まであるが、これはアシュラムがあるために最近できたもの。サイババの生まれた頃は、相当の寒村であったらしい。

サイババの生い立ちや、サイババの起こす奇蹟についての詳しい研究書は、「サイ・ババの奇蹟」(ハラルドソン著 技術出版)くらいしかないと思う。
この本にしても、サイババについて好意的な立場から書かれているわけだが、一応、科学者の立場で関係者への聞き取り調査を繰り返しており、今後これ以上の本は出ないかもしれない。

サイババの思想についてはたくさん本が出ているので、興味のある方は読んでいただければと思う。
彼の思想は、ごくオーソドックスなインドの思想だから、読んでためになる事はあっても害になる事はありません。