如意樹の木陰

古い記事ではサイババのことが多いです。
2024年に再開しました。

お盆

2007-08-14 23:49:38 | Weblog
猛暑が続いている。温暖化とかヒートアイランドとかを実感する。
明日あさっては、もっと暑くなるらしい。原因は、南西方向から吹き降ろす風によるフェーン現象とのこと。

日曜日には、盆棚を作った。仏壇の前に竹を2本立てて縄をはり、杉の葉とほうずきを付ける。簡易だけれどもこれでいちおう結界を作った事になる。
13日に盆迎えをして、この結界に先祖様の霊をお招きするわけです。

同じく日曜日には、Bフレッツが開通した。当たり前だが速くなりました。

月曜日は、親戚の新盆に呼ばれた。新盆の風習は土地によってずいぶん違う。その土地では、まず親戚一同で墓地に行き、それから盆棚の前でセレモニーをして、それから一席設けて食事を振舞う。回忌法要と同じようでした。我が家の方では、新盆はもっとずっと簡素にやってます。

同じく月曜日の夕方、我が家でも、盆迎えをしました。
お寺に行き灯明をもらい、それからそれで迎え火を焚いて、父母をはじめとする皆様の霊を我が家にお迎えしたわけです。お盆というのはそういうことをします。
まあ、風習としてやっっているだけですが、やらないとどうも後ろめたいような気がします。

今日は、昨日とは別の新盆見舞いに出かけました。こちらはお線香を上げてくるだけなので簡単です。

暑くて外に出る気もせず、『上弦の月を喰べる獅子』を読んでいる。サクサク読める本なのでもう500ページまで進んだ。
私がいろいろと考えていたのと同じような事を夢枕氏も考えていたんだなぁ・・・という感じ。
ただ賢治と妹としの関係についての解釈は、あまりいただけないと思う。
まあ、この小説はエンターテインメントですからあくまでも虚構です。

この小説では「汝は何者であるか」という問いが重要なポイントになっている。この問いはマハリシの「私は誰か?」と全く同じです。
ここのところマハリシを読んでいた私には、なんともなじみの深い問いです。
たぶん夢枕氏もマハリシを読んで氏なりに考えた結果がこの小説なのかもしれません。違うかもしれませんが・・・
もう少しで読み終えますから、そうしたらまた感想でも書こうかと思います。