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八丈島・青ヶ島への旅①八丈植物公園 八丈島ビジターセンター

2024年12月16日 10時44分20秒 | 東京都

愛知環状鉄道。岡崎駅行き列車の到着。高蔵寺駅。愛知県春日井市。

2024年11月29日(金)から12月5日(木)まで、東京都の八丈島・青ヶ島を中心に旅行した。10月26日から10月27日にかけて伊豆諸島北部を旅行した続きである。2023年末から2024年初めにNHKで2回ほど青ヶ島が取り上げられた。2024年3月に東京へ行ったときに、2月に伊豆諸島も検討し、大体の見学地も決めた。旅行で大事なのは宿泊費である。青ヶ島・八丈島・新島・神津島には無料のキャンプ場がある。ザックでは重いのでキャリーケースを使うとしてもシュラフだと嵩張る。シュラフカバーが使える時期にしようかと伊豆諸島は延期した。夏が過ぎて10月ごろになっても暑いし台風も多く体力もなくなったのでテント泊は諦めた。

伊豆諸島北部は行程を決めたが、問題は青ヶ島だった。予約が難航したので、伊豆諸島北部のみ先行実施することにした。

 

青ヶ島へは、ヘリでも船でも八丈島から日帰りはできない。楽天トラベルに宿はないので、青ヶ島村のHPにある民宿に電話すると、工事の客で満員だという。次に「あおがしま屋」に電話すると、船は欠航が多いのでヘリの往復を確保してから連絡してくれヘリは1日9席しかないから大変だよ。確保できたら連絡はSMSでと言われた。東邦航空「愛ランドシャトル」のHPを見ると1か月前から予約とあり、9時から予約開始とある。しかもネットではできず午前中は電話のみ。10月30日に会員登録をしてから9時ちょうどから電話したが繋がらない。何度もリダイヤルすると、いつも9時30分前後からようやく繋がり、11月30日の往路便が予約できた。次は12月1日の復路便だが、11月31日はないので10月31日は電話しても仕方ない。11月1日に電話すると12月1日の復路便はキャンセル2番目だった。12月1日の往路便は空いていたので予約した。11月30日はとりあえず入金した。11月2日に電話すると、12月2日の復路便を予約できたので、11月30日往路便をキャンセルした。早速「あおがしま屋」にSMSで12月1日(日)宿泊を予約した。2食税込みで11000円。昼食必要なら1000円。

八丈島へは往復ANA便より安い11月29日(金)22時30分竹芝桟橋発の八丈島翌朝着フェリーと、12月3日(火)八丈島早朝発のフェリーで竹芝桟橋夜着の行程を考えていたので、楽天トラベルで八丈島の前泊・後泊となる11月30日(土)と12月2日(月)のホテル「ケンチャルマ」を予約した。

2024年11月29日(金)、名古屋市の大曽根駅から「ゆとりーとライン」で8時前にJR中央線高蔵寺駅へ。岡崎まで愛知環状鉄道を利用することにした。浜松までだと100㎞を超え、障害者割引が適用される。愛知環状鉄道は春日井市・瀬戸市・豊田市・岡崎市の山間部を通る鉄道なので今まで乗車したことがなかった。岡崎駅でJR東海道線と接続している。豊田・岡崎間は沿線人口が多い印象で、利用客が多いのは豊田市駅ぐらいで、単線区間が多く、駅の前後のみ複線というパターンだった。

岡崎駅で途中下車して、みどりの窓口で浜松・東京都区の乗車券を購入。東海道線に乗り換え、10時30分ごろ豊橋駅で途中下車駅前のスパゲッ亭チャオ ( オーギヤグループ)の本店に向かい、2階の店先で1番で開店を待ったが、10数人ほど並び出して驚きだった。数か月前まで存在を知らなかったが、知人に名古屋のあんかけスパの名店「チャオ」で食べようかと言ったら、豊橋にも「チャオ」があると堂々と答えたので食べてみようと思ったのだ。

「バイキング」(1000円)を食べたが、名古屋のチャオとは全く違っていた。麺がふわふわでソースもまずかった。

東海道線を乗り継いで熱海駅で15時ごろ途中下車熱海温泉共同浴場山田湯の営業時間は、 午前8時~午前11時、午後3時30分~午後9時なので、これに合わせた。

まず、駅構内にある小田原吉匠 ラスカ熱海店へ行き、揚げたてのアジの唐揚げ(300円)を食べた。柚子胡椒味を注文。実に美味い。

次に駅前の商店街にある又一庵へ行き「熱海ばたーあん」パン(400円)。実に美味い。そこから5分ほど歩いて熱海温泉共同浴場山田湯へ15時45分ごろ入浴。500円。湯槽は2人から3人ほどの大きさなので、混んでいたら入浴できない。客は私一人だった。

16時過ぎに熱海駅から東京方面の東海道線に乗車し、あとは竹芝桟橋へ向かうだけになった。

平塚駅を過ぎた17時ごろにスマホに音がしたので見ると「東海汽船(重要)」というタイトルのメールで、今夜の大型客船は欠航だという連絡だった。これはどうしようもない。いっそ八丈島・青ヶ島全行程を諦めるか、と一瞬思ったが、青ヶ島予約の苦労を考えると八丈島に明日中に行かざるをえない。残るはANAの八丈島便しかない。スマホでANAのHPを見ると、早朝・昼・午後の便がある。朝は早すぎるので11月30日12時15分羽田発便を見ると残席があったのでとりあえず横浜駅で下車してホームのベンチから予約した。早朝便は、ヘリの青ヶ島便に接続している便のようだ。青ヶ島だけ考えれば東京から朝のうちに八丈島経由で青ヶ島まで行ける。翌朝ヘリで八丈島に帰り、八丈島を半日観光して夕方に東京に帰ることも可能だ。ただし、大型客船便の倍の運賃になる。

今夜の宿も必要になった。楽天トラベルで検索して赤羽のカプセルホテルを3800円で予約した。この程度の波の高さで欠航だと帰路の船便も信用できないと思い、12月3日午後のANA便も予約した。東海汽船は往復予約していたが、往路便欠航により自動的に復路便もキャンセルになった。閑散期なので予約は必要ではないが、予約しておいたので欠航の連絡が来た。予約なしだったら、19時か20時に竹芝桟橋で初めて知ることになっただろう。

11月30日、10時ごろ浜松町から東京モノレールで羽田空港へ向かった。1990年代末に旭川空港から名古屋便を乗り過ごして羽田空港へ着いて以来だ。モノレールからは富士山も見えた。

ANAのある第2ターミナルに着き、展望デッキから眺めた。富士山はどこから見えるのかと警備員に尋ねると、JALのある第1ターミナルなら見えるというので、シャトルバスで第1ターミナルの展望デッキへ行くと、確かに見えた。

数年前にイオンカードのゴールドに昇格させてもらったが、特典のラウンジ利用は中部国際空港では使用できない。成田・羽田・札幌などの空港ラウンジは使用できるので、バカにしていると思っていたが、運よく羽田のラウンジを使用できることができた。以前は、ナッツ類は無料だったが、今は有料になっていた。ドリンクは20種類ほどのフリードリンクになっていたので6杯ほど飲んだ。ちょうど搭乗時間になりかかっていてタイミングが良かった。

席は脱出口の窓側にしてもらった。左側だったので房総半島が良く見えた。三宅島・御蔵島は分からない。

八丈島に近づくと、右側の窓の外に八丈小島が見えていたが撮影はできなかった。

着陸体勢に入ると、八丈富士とは反対側の三原山が見えた。

13時15分頃に八丈島空港に着いた。目の前の八丈富士は立派だった

奥に八丈小島も見える。

空港内に観光案内所がある。レンタカーを使わずバスを使うつもりだったのでバスの時刻表などを入手した。横の掲示板に「末吉温泉休業」の表示があり驚いた。工事休業により12月下旬まで休業という。主要な目標だったのでがっかりしたがどうしようもない。その代わり、ほかの温泉は無休になったという。

空港から大賀郷にある宿との歩道はグーグルマップで予習していたので、まず八丈植物公園にあるビジターセンターへ向かい20分ほど歩いて14時ごろに着いた。

ビジターセンターに着くと15分ほどの八丈島の自然に関するビデオをツアー団体に混じって見せられた。これは有益だった。

次に光るキノコの部屋に案内された。

昆虫標本のコーナー。

ビジターセンターに日没が16時30分頃と表示されていた。大賀郷へ向かった。

スーパーあさぬま。15時ごろに着き、20分ほど店内を見て回った。外が暗くなりかけていたので、歴史民俗資料館は後日にして、大賀郷の宿泊施設ケンチャルマへ向かった。受付は17:30で閉まるし、何やら注意事項が多い。受付が不在だったので、近くの宇喜多秀家の墓へ向かった。

伊豆諸島日帰り旅行③神津島