雨の日に拾われた猫の話

2006年初夏、しとしと降る雨の夜に拾われた二匹の子猫。
リツとコトと名付けられOL一人との同居生活が始まった。

板前になれないねこ

2011-12-12 21:51:32 | リツコト
先日、近くに住むいとこから「ブリイナダ釣ったけどいる?」と連絡をもらった。
そりゃーいりますとも!ということで喜んで丸々1匹もらってくることに。










10数分後、我が家の台所には立派なブリイナダが1匹。
あまりに立派で、おいしそうだけど、さばくのって久々。。。
SO-KOに来ていた甘母と一緒に、しばし立ちつくし、気を取り直して出刃包丁を捜索。




                 おれにも…






リツとコトの声援を一身に受け、甘母と交代で出刃包丁とブリと格闘。
私といもちゃんがまだ小学生だった頃、夏は毎週末のように防波堤釣りに出かけ、
釣れた魚はその場でさばき、海水で洗って、醤油をたらしてその場で食べるという
ワイルドな遊びをしまくっていたが、こんな大きな魚は釣ったことがなかった。











数十分後、無事きれいな(?)3枚におろし、身は刺身にし、
背骨と頭と尾とその他もろもろは煮魚にし、
お皿に盛りつける直前に、声援を送ってくれていたリツコト用の一切れを確保。





                               クンカクンカ…






しかし、さばいている間はしつこいほど足元でにゃあにゃあ言っていたリツが、
まさかのテイスティング後棄権。





                      フガフガフガ…






そして、コトまでが棄権しかけたので、口元まで持って行ってやり半強制的に味見をさせた結果、











コトがリツの分まで完食。
ヨカッタヨカッタ。






      ↑心臓              ↑胃袋




そして、人間は、焼魚&煮魚を作る前に、内臓の中から胃袋と心臓を取り出し、
胃袋の中身を抜いて開き、心臓はそのままで、











軽くフライパンで火を入れて、ビールとおいしくいただいた。
その後の刺身&煮魚もとってもおいしかったけど、魚のホルモン焼きは
忘れ難いいい味だったなぁー。





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さて、甘父がヨーロッパに行って1週間。
今頃はスペインでサグラダファミリアを見ている頃でしょう。
あぁ、いいなぁ。いきたいなぁ。スペイン。羨ましいなぁ。

おととい、いもちゃんがSO-KOに泊りに来て、甘父のベッドでリツと
一緒に寝てくれた。
リツは久々に甘父のベッドに人が来てくれて、うれしさのあまり
いもちゃんのほっぺをもみもみしてしまったらしい。
朝、いもちゃんのほっぺには小さな傷が数か所。。。
ご、ごめんね、いもちゃん。

で、翌日の夜、リツは昨晩の名残を惜しむかのように、甘父のベッド
で一人で寝ようとしていた。
さすがにかわいそうになって私のベッドに連れてきたが、やはり、
リツにとっての一番安心できる場所は、甘父のベッドなんだなぁ。

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