雨の日に拾われた猫の話

2006年初夏、しとしと降る雨の夜に拾われた二匹の子猫。
リツとコトと名付けられOL一人との同居生活が始まった。

一人遊び

2007-09-18 23:14:26 | コト
一人暮らしをしていると、ひとりに慣れる。
ひとりに慣れると、少しづつ積み重なる寂しさに鈍感になる。
ある日突然、積み重なった寂しさに息苦しくなっている自分に気付く。







   うおりゃ!  チョイ





しかし、ねこがいるとそんな小さな心の隙間に気付く暇はない。







    どおおおりゃあああ!!  グシャ





朝は、頬をバシバシひっぱたかれる。
文字通りたたき起こされているのだ。
…ねこに。

たたき起こされると、今度はご飯をねだられる。
顔を洗ったりトイレに行ったりする間、ずっと
にゃあにゃあ言い続ける二匹が足の間を行ったり来たり。

ご飯をあげるとやっと静かになる。
さて、ここからやっと自分の準備を開始できる。







   ちゅー、仕留めたり   ニヤリ






家に帰ると、玄関でお出迎え。
また、足元に絡まりながらご飯の催促。
眠りに付いたら付いたで笑いを誘う寝姿を披露してくれる。
心の隙間は埋まるし、
部屋で変な音がしてもねこのせいにできるし、
一石二鳥、いやそれ以上。



ああ、干物発言…。






   あたしがいて人生豊かになったでしょ?






う、うん。
そうだね…。







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