雨の日に拾われた猫の話

2006年初夏、しとしと降る雨の夜に拾われた二匹の子猫。
リツとコトと名付けられOL一人との同居生活が始まった。

明け方の謀反

2007-09-21 00:50:20 | リツ
今朝、まだぐっすり眠りの中にいた私は、急に息が苦しくなって目が覚めた。
ゴホゴホと咳き込みながら、うっすら目をあけると、そこには・・・。

甘えモード全開で(私の喉元に)すっくと立つさばねこ。
起きて撫でて欲しいがために、母の首を絞めるなんて…。
なんてやつだ!!






いもちゃん曰く『アイドルモード』のリツ






喉に刺さったリツの前足をどけようと、手を伸ばすと、
バイクのエンジン音のようにゴロゴロ言いはじめた。
そして、眠りに戻りたい私の頬に、額やら牙やら鼻を
こすり付け始める。

ゴロゴロゴロゴロ
右往左往右往左往


よし、リツくん、甘えたい気持ちはよ~く分かった。
一緒にもう一眠りしよう!!と提案しても自分が放つ
エンジン音で聞こえないらしい。
横たわる私の頭の上をゴロゴロいいながらウロウロウロウロ。





いもちゃん曰く『ちょいワルモード』のリツ






だんだんよだれっぽくなってくるリツの口元。

ゴロゴロゴロゴロ
右往左往右往左往
こすり!こすり!

よだれでしっとりしてきた私の頬に抜け毛をこすり付けてくる。

顔が毛っぽくなるじゃんか!!
大人しく一緒に寝ようよ。と提案しても、聞こえないふり。
ひたすら小さな手をグーパーしながらゴロゴロゴロゴロ。





いもちゃん曰く『ちょいバカモード』のリツ





これを幸せと呼ぶべきか、不幸と呼ぶべきか・・・。

そうこうするうちに、完全に夜が明け、新しい一日が始まる。

そして、私が起床する7:00AMまでの間に、もうひとつの嵐が
襲来することになるとは、その時の私は知る由もない・・・。




          (どこかに)続






↑参加してます↑


最新の画像もっと見る

コメントを投稿