ロシアはロマノフ王朝の『エカテリーナ2世』についての
草刈民代のレポートを見たのだけど、エカテリーナ2世は、ドイツ人だったとは知りませんでした。
ロシアをヨーロッパ列強に負けない国に発展させることに人生をかけたのだとか。
芸術面でレベルを上げる事で、列強に対抗して、素晴らしい芸術品を集めまくったのだとか。
それで、1番のお気に入りの画家がレンブラントで、世界で一番のコレクションを持っているのだそうで、それは誰でも見られるそうです。
レンブラントは、実は、私の1番好きな画家でもあるので、ちょっと共感しましたわ。
ウイーンで実物を見るまではファンではなかったのだけど、美術館で本物を見たときには、あまりの素晴らしさに、ずっと立ち止まって眺めてしまって、あれ以来、すっかりファンになったのです。
しかし、ウィーンで宮殿を見て呆れたのは、あまりにキンキラキンで成金趣味な事でした。
パリのヴェルサイユ宮殿もウィーンがお手本だから、やたらとキンキラキンで閉口しました。
エカテリーナの宮殿も、兎に角キンキラキン…。。
なんであんなにキンキラキンのキンキラキンにするのか?!
秀吉の『金の茶室』も悪趣味この上ないし。
まあね、秀吉は農民の出だから、やたらと『金』にこだわるのは、自分の財力をひけらかして、他の大名にバカにされたくなかったからだろうけど、
なんで元々貴族の出の人が、『金』にこだわる必要があるのか??
不思議です。
あんなキンキラキンの所では、私は眠れないと思いますが。。
感性の違いか?
私は日本のわびさびが素晴らしいと思うので、無駄に金を使っているようにしか思えません。
それにしても、エカテリーナが作らせた、琥珀を一面に張り巡らせて、それと金の装飾を合わせた壁の部屋や、晩年の『瑪瑙(メノウ)』を張り巡らせた壁の部屋とか。
こんな贅沢ばっかりしてたから、市民による革命が、フランスでもロシアでも起きたのは、当たり前の事だと思いますよ‼️
富を独り占めしていたのでは、パンも食べられずに餓死していく国民に愛想をつかされない訳がないですから‼️
自分だけはいつもお腹いっぱい、贅沢三昧なんて、どうして出来るのか?
理解不能です。