一次関数とは何か?「数の関係」を表すものです。
「xにある数を掛けて、ある数を足すとyになる」というような関係の事です。
「xの値が1つに決まるとyの値も1つに決まる」
一次関数と一次方程式の違い= 方程式では、未知の数xを関数では、その関係性を求めるのです。
一次方程式は、式の中に未知の数xがありました。xに正しくない数を当てはめようとすると、式が成立しなくなってしまうので、式が成立する未知数xの正体を求める、というものでした。
それに対して一次関数は、多くの場合「xが○だったらyは△である」というような条件が設定されています。それらの条件全てが成立する、「比例定数と切片」を求めるのが、一次関数です。勿論、そこから派生して通る点を求めたりなど、求める物が多少変わる事がありますが、結果として行う事にはそこまで違いはありません。
さて、一次関数にも、基本の形となる式があります。
「xにaを掛けて、bを足すとyになる」という関係性の式です。
一次関数のグラフ
二つの一次関数のグラフが平行かどうかは、係数で分かる。
係数が同じ時には、平行に成る。
① Y=2x-5
② Y=2x-7 どちらも係数が等しい「2」なので、平行である。
① Y=5x+5
② Y=―5x+3 係数が違うので、平行にならない。
y=ax+b
において 係数(変化の割合)a はそのグラフの傾きを表し、b は切片を表す。
例)3x+5y=10 の切片を求めよ。
5y=-3x+10
y=-3/5ⅹ+2
切片は x=0 の時のYの位置 を求めれば良い。
よって、(-3/5×0)+2=2 切片は 2 になる。
傾きを求めよ
例)x+y/2=1
y/2=-x+1→ y÷2=-x+1→ y=(-x+1)×2
y=−2x+2
よって、傾きは -2 になる。




