今報道されている北朝鮮情勢の緊迫は、様々な思惑が絡んで演出された壮大な「八百長」です。
主役は金正恩とトランプ。二人ともなかなかの名優。
プーチンと習近平も重要な役で出演しています。そして、日本の安倍首相も、、、。
それでは、なぜ芝居を打つ必要があるのか。
世界の主要国の指導者自らが演じるのですから、簡単な理由ではないでしょう。
きっと私達の想像を絶する高い次元の国際秩序があるのだと思います。
しかし、分かることがひとつだけあります。
それは、北朝鮮有事の可能性が最高潮とされる今、この絶妙なタイミングで安倍首相が衆議院を解散したことです。マスメディアや野党が、ここぞとばかりに安倍政権を叩いたことはご存知のとおり。「こんな危ない時に解散なんかするな」と。
きっとここで、「結局のところ、北朝鮮情勢の八百長と衆院解散の関連性は何?」とお思いでしょう。よくお考えください。逆の発想です。
今解散できるということは、北朝鮮の有事はない。
10月22日に投開票となる衆議院選挙は、日本の興廃を賭けた選挙になるでしょう。
あなたの選択次第で、日本民族の繁栄か、滅亡かが決まると言っても過言ではありません。
今春からマスコミ報道を大いに賑わし続けた森友学園・加計学園問題。豊洲市場の根拠なき「危険性」を喧伝した「劇場型」都政で、「都民ファーストの会」を都議選圧勝に導き、自民党を「歴史的大敗」に追い込んだ小池都知事。さらに、自民党内で屈指の人気を誇る若手衆議院議員の小泉進次郎氏の「こども保険」提唱や年金不安・財政不安の演出といった、ありとあらゆる手段を総動員して「消費税増税」の既定路線化に暗躍する財務省。
これらの問題に共通しているのは、報道の「大きな歪み」です。一面的な事実、表面的な事実だけが垂れ流され、問題の本質が全く議論されていなかったり、さらに言えば、本来もっと重要であるはずの問題が覆い隠されてしまったり
残念ながら、現在の大手マスコミの論調は、大きく操作・誘導された不自然なものが大部分です。その背後には、数多の手練手管を使いこなし、自らの目指す方向に報道をコントロールしている勢力の強大な力があるのみならず、センセーショナルな話題に飛びつきやすいマスコミや、引いてはそれを「消費」する視聴者の嗜好も大きな影響を与えていると言わざるを得ません。
結局のところ、騒ぐだけ騒いでも、何も本質的なことは明らかにならないまま、知らず知らずのうちに、国民の利益を毀損する政策が推し進められてしまうという事態が繰り返されています。
森友・加計学園問題では、長きに渡る経緯の真相や本質的な問題点に迫ることなく、「お友達」や「忖度」といったイメージが流布されただけで、現実に内閣支持率は大きく下落してしまいました。
政権与党の対応にも少なくない問題があったことは事実でしょう。しかし、「国家戦略特区」そのものの是非に迫ることも含め、きちんと本質的な議論が尽くされたとは、到底言えない状況です。
「何となく」のイメージではなく、政権にも批判されなければならない根源的な問題が多数あります。日々悪化している安全保障その他の重要課題も山積しているように、垂れ流された膨大な報道に掻き消されてしまった問題も、決して少なくはありません。
高橋洋一氏が鋭く指摘しているように、マスコミ報道が形成する論調の背景には、政治目的を達成するため、自らの組織に有利に事を運ぶために様々な工作が働いており、「分かりやすい」報道には数多くの「嘘」や「ミスリード」が含まれているのです。
マスコミのあからさまな偏向報道は、現実の政治に大きな影響を与え続けています。繰り返しになりますが、我々は知らず知らずのうちに、判断基準を歪められ、誤った選択をさせられてしまうことで、「誰か」の思惑を実現させることに加担させられているのではないでしょうか?
しかし、何より重要なことは、日本の未来のために、一人でも多くの国民が、真実をきちんと見極める目を持つことです。高橋氏が暴くマスコミ報道の問題点や、それをコントロールしている勢力の意図するところを、一方的に垂れ流される情報に惑わされず、正しく見抜くことから始めなければなりません。問題を正しく認識することなくして、その解決はあり得ないからです。
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今度の選挙は、絶対に投票に行きましょう!
民主党の悪夢を繰り返してはなりません。