内村航平選手は怪我で危険。
ヒネリ王子が一人で初めて、オールラウンダーとして戦って、3位銅メダルの健闘を見せてくれました。
白井健三選手は、床運動と跳馬のスペシャリストで、自身の名の付いた技を持つ程の有力選手ではあったものの
内村航平選手の様な、全種目が出来る選手ではありませんでした。
それが、オールラウンダーに転向した初めての世界選手権で、銅メダルを獲得するのだから、大したものです。
そして今回は、女子も立派な成績をあげています。
体操王国日本と言われていた昔から、男子の体操は世界一でしたが、女子はさっぱりダメで、
「男子はあんなに凄いのに、どうして女子はダメなんだ?! 普通は、どちらかが強かったら、
それの指導を受けて、男女共に強く成るのに。」
と世界中から不思議がられていたのですよ、私も不思議に思っていました。
それが今回は、女子も個人総合で4位と6位に入賞しました。
4位の子は、平均台から落ちなかったら、間違いなくメダルを取れていたから、惜しかったですね。
確か村上選手は、太り過ぎていて、減量に苦しんでいた選手でしたが、前よりはずっと細く成りましたね。
それでも、ちょっと足が太り過ぎですが。
凄いタンブリング力なので、足が太いのも仕方がないかなとも思いますが、あまり足が太く成らない筋力の付け方を実践させれば良いものを! とは思います。勿体ないです。
私はクラシックバレエを8年程やっていましたが、実は、器械体操をやってみたかったのです。
残念ながら、体操クラブが無かったので、やる機会もありませんでしたが。
10年下の従弟は、器械体操の選手でした。後に、空気清浄機の開発者に成りましたが。
自分のやりたかった分野ですから、見るのは好きです。
私が子供の頃の女子体操なんて、タンブリングと言ったって、空中一回転でしたからね~~!
あれくらいなら、直ぐに出来ると思ったので、体操をやってみたいと思ったのです。
しかし、今の、あの恐ろしいまでの危険なタンブリングを見たら、とてもとても、無理ですから、自分でやりたいとは思いません。
技と言う物は、進化出来るものなんですね、と、感心してしまいます。
人間の上へ伸びようとする力=向上心は、素晴らしいです。
こう言う人間ばかりなら、戦争なんて、起きないのに、「欲の塊」が居るせいで、世の中はいつも不穏な空気に包まれています。
非常に残念なことです。