貴乃花親方がダメで、春日野親方が擁護される、その理由は単純に考えて、「日本相撲協会と現執行部に忠誠を尽くしているか、いないか」の違いだ。貴乃花親方は、これだけ四面楚歌になりながら、協会からの離脱を示唆する言動や行動はない。
かつて、春秋園事件という出来事があった。1932年(昭和7年)1月、天竜を中心とする多数の関取が力士の地位向上や大日本相撲協会(当時)の体質改善を求めて大井町の中華料理店「春秋園」に立てこもり、協会を離脱して新たな協会を設立。短期間ではあったが、独自に興業を行った歴史がある。
この事件を知る相撲ファンは、貴乃花親方の協会離脱を頭の隅に思い浮かべた。しかし、孤立しながらも貴乃花親方は終始、相撲協会の改革を訴え続け、協会からの脱退は示唆していない。つまり、貴乃花親方は、日本相撲協会にはこの上ない忠誠を誓い続けていることが感じられる。ただし、現執行部に対しては明らかに疑問を呈している。一方、春日野親方は現執行部に尻尾を振り続けている。
「貴乃花親方はダメ、春日野親方はOK」の基準がその違いだけだとしたら、どう考えてもおかしい。
しかも、主に相撲協会の構成員で組織している理事会(全13人のうち10人が親方)だけならまだしも、外部の声を反映するための最高議決機関・評議員会までが同じ基準で審議しているとしたら、まったく外部委員による“お目付役”としての機能を果たしていない。
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本当に気持ち良いくらいに正論です。
公益財団法人の資格なんて、剥奪されたら良いのです。
池坊安子も、クビに成れば良いのです。元検事の高野等、
正義感の欠片もない人達には、消えて貰いたい!