タメ口(タメぐち)とは、日本語における文体の内、主に丁寧体を含まない物を総称する俗語である。「 対等」「同じ」を意味する俗語「タメ」に「口(口ぶり)」をつけたもので、「友達口調」を意味する。
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最近の言葉は分かりません。
1996年に帰国して驚いたのは、「言葉」。
チョベリバとキムタク。
これ、日本語なの?! と困惑しました。
「マジスカ」と言うのも、マジ∔スカートかと思っていました。
「ため口」と言う言葉を初めて聞いたのは、伴奏合わせでピアニストが
「ため口使ってごめんなさい。」と言われて、ため口って日本語??
と、話の前後から、馴れ馴れしい口調を言っているらしいと思いましたが、
「変な言葉だ。」
と思い、馴れ馴れしい言葉遣いよりも、「ため口」と言う言葉そのものに不快感を感じました。
これは言葉の「進化」と言うよりは「劣化」でしょう!
耳障りも良くない、美しくない言葉を常用していると、品性も落ちます。
「ですます体」で話すのが、一番、人間関係を損なわないし、美しいし、良いと思います。
我が家では、母親との口喧嘩も「ですます体」でしたから、汚い言葉で罵るよりも、ずっと真実味が有ったと思います。
端で聞いている人には、一層こわいですよ。
ですます体をデフォルトにした方が、世代に関係なく、意味が通じるし、品位を損なわないし、良いと思いますが、いかがでしょうか。
悪い言葉は、たまにわざと使うには面白いですが、それが普通になっては、元も子もなくなります。
いつも思うのは、私は若く見えるので、勝手に自分の方が年上だと思って、初対面から馴れ馴れしい口調で話される事がまま有るのですが、その不快感たら有りません。
何を勝手に上から目線で話してるんだか?!と呆れます。
年下の人が私に対してですます体で話しかけてくるのには、そのまま「ですます体」で話します。
すると、上下関係が生まれずに、対等な関係で話が出来るし、第一、きれいな言葉で話せる快感がたまりません。
自分が年を取ったら、年を取っただけ、言葉には気を付けたいものだと思っています。