ハブ ア ナイス doi!その2

たまあに振り返ったことや、ちょっと考えたことを綴ってゆきます。

松尾寺周辺を歩いた2

2021-05-31 21:08:49 | ウォーキング

クスノキを背後にして進んでいきますと、
もう松尾寺はすぐそこです。

道が右に曲がって川を渡るところで、
左側に参道が続きます。



そこに、「御旅石」というのがあります。
村の人がこの石の上に御輿をのせて
回り始めたところから、
ここの石を「御旅石」と呼んでいるそうです。



その先に、松尾寺へと上がってゆく
石段が見えているのでそちらに向かいましょう。



阿弥陀山松尾寺。

天台宗のお寺で、
御本尊は如意輪観世音菩薩。
こんな菩薩にもこれまで何度か会いましたねえ。

石山寺、岡寺、橘寺もそうでしたねえ。
如意宝珠と法輪を持つ菩薩です。
六道の衆生の苦を抜き、
世間・出世間の利益を与える
という菩薩ですねえ。

では階段を上がってゆきましょう。



階段の途中に首堂があります。



源義経が戦死した将士の首舟一艘を
ここに送り、菩提を弔った
といわれています。



そんな首堂を抜けると
本殿のある所に上がってきます。

まずは楼門です。



立派な門ですねえ。
そしてその手前には紅葉する木が・・
秋にも期待ですねえ。

そしていよいよ本殿が見えてきました。



ここのお寺は672年に役小角が
当地で7日間修法し、霊木を得て
如意輪観音を彫り、
小堂を建てて安置したことに始まります。

古いですねえ。

お参りしておきましょう。

境内のベンチに腰掛けて、
お寺の女性と話をしました。

「どこから来たんですか」ときくので

「泉大津から。くすのき公園に
車をとめて歩いてきましたよ」

「それはよくぞお参りです」

「帰りは山の中を抜けて、
加納トンネルのところから
くすのき公園に戻ろうと思うんですが」

「それならこの先の第三駐車場を出て、
広い道路を右に行くとわかりやすいですよ」
とのこと。

結構、このあたりをウロウロと
歩いているような口ぶりでした。

こちらとしては地図を見ながら
歩こうと思っているので、
だいたいのことを
聞いておけば大丈夫です。

じゃ、山へ行って帰りまあす
と言って出発です。
しばらく境内を歩いて行くと
公園やトイレもあるので用事を済ませて、
駐車場へ入ってゆきます。



けっこう若い人のアベックが多いですねえ。
そこを出たら広い道路に出ます。
先ほど駐車場から出てきた道の続きですね。
それを駐車場とは反対の
右の方に歩いてゆきます。



ああ、ここに小中学校の
南松尾はつが野学園があります。



もう8年位前ですが、
和泉市の市長といろんな話を
したことがあります。
その時彼はこの松尾寺当たりの
発展を熱く語っておられました。

あの時に話をしていたこの学校を、
doironは初めて見ましたねえ。
山手の広さを利用した、
広々とした学校ですねえ。

小中校の教育が順調にいくことを
祈っています。
その学校を見ながら池のところに出ると、
池の横を通って下山していく道に出ます。

でもねえ、
これだけじゃ物足りないですね。
山の中を回ってみようと、
道なき道を進んでいきました。



しかしねえ、草たっぷりになって
行きどまりです。



それを二回繰り返して、
ようやく山の中に入っていく道に出ました。

そこには大きな芝生広場があるのですが、
そこの景色を見てビックリ。
大量のテントが張られ
大勢の家族が遊んでいるではないですか。

GWなんで、静かなところで
遊ぼうと思って出てきたんでしょうが。
もうその公園は和泉市の
府中駅をも上回るにぎやかさ。
いやあ、なんか間違ってるんじゃないか
というくらいでした。

doironはそこから逃げるように
山の中にはいり、
たくさんの自然と戯れていたら



なんと松尾寺の正面入り口の
ところに出てきました。



仕方ないので、ここから来た道を
帰りましょう。



まあ、静かな自然の中をゆっくりと歩いた、
GWの一日になってよかったです。

あの芝生広場の賑わいを思い出しつつ、
みんなあんな自然が好きなんやなあ
とか思った松尾寺周辺散策でした。


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