フリー句(自由連句)「台風のあと」の巻
台風のあとは花野になろうとする 金澤ひろあき
戦場に復興の鐘鳴り響け 青島巡紅
仲直り月の光の優しさで ひろあき
緩やかに手を振る月の四センチ 巡紅
虫の音の満ちて薄の穂は揺れて ひろあき
縁側や供えて食べる月見団子 巡紅
団子より酒が良いぞと手酌する ひろあき
酔いどれに天使舞い降り連れ帰る 巡紅
朝一の目覚ましの水うまかった ひろあき
水飲まないと前世の記憶残るとな 巡紅
*中国にある前世の記憶を持つ者が多い、生まれ変わりの村の住人の証言。ギリシア神話でもレーテー(忘却の川、黄泉の国にある川の一つ)の水を飲むと前世を忘却するというのがある。又、臨死体験を紹介したのはプラトンが最初と言われている。
憂国忌「豊饒の海」読み返す ひろあき
※憂国忌は三島由紀夫の忌。
女王の死から国の在り方問うカリブ諸国 巡紅
アップテンポのタンゴ求めるパートナー ひろあき
金星の見えないトロンポリンでジャンプしたマリーナ10号 巡紅
ビーナスの見送り受けて帰郷する ひろあき
ただいまとローソク線香般若心経 巡紅
お彼岸のお寺とんぼが出迎える ひろあき
早過ぎず遅過ぎず咲く彼岸花 巡紅
おままごとまんまんちゃんと手を合わす ひろあき
望遠鏡声が漏れるよ白鳥着水 巡紅
天の羽衣伝説の地の雪深し ひろあき
Let’s go to find the spring in spite of the darkness 巡紅
*闇なんか無視して春を見つけに行こう
台風のあとは花野になろうとする 金澤ひろあき
戦場に復興の鐘鳴り響け 青島巡紅
仲直り月の光の優しさで ひろあき
緩やかに手を振る月の四センチ 巡紅
虫の音の満ちて薄の穂は揺れて ひろあき
縁側や供えて食べる月見団子 巡紅
団子より酒が良いぞと手酌する ひろあき
酔いどれに天使舞い降り連れ帰る 巡紅
朝一の目覚ましの水うまかった ひろあき
水飲まないと前世の記憶残るとな 巡紅
*中国にある前世の記憶を持つ者が多い、生まれ変わりの村の住人の証言。ギリシア神話でもレーテー(忘却の川、黄泉の国にある川の一つ)の水を飲むと前世を忘却するというのがある。又、臨死体験を紹介したのはプラトンが最初と言われている。
憂国忌「豊饒の海」読み返す ひろあき
※憂国忌は三島由紀夫の忌。
女王の死から国の在り方問うカリブ諸国 巡紅
アップテンポのタンゴ求めるパートナー ひろあき
金星の見えないトロンポリンでジャンプしたマリーナ10号 巡紅
ビーナスの見送り受けて帰郷する ひろあき
ただいまとローソク線香般若心経 巡紅
お彼岸のお寺とんぼが出迎える ひろあき
早過ぎず遅過ぎず咲く彼岸花 巡紅
おままごとまんまんちゃんと手を合わす ひろあき
望遠鏡声が漏れるよ白鳥着水 巡紅
天の羽衣伝説の地の雪深し ひろあき
Let’s go to find the spring in spite of the darkness 巡紅
*闇なんか無視して春を見つけに行こう