祐さんの散歩路 Ⅱ

日々の目についたことを、気ままに書いています。散歩路に咲く木々や花などの写真もフォトチャンネルに載せました。

・ カルディコット博士 「福島では“犯罪的”で“非道徳”なことが行われている」

2014-12-04 23:38:24 | 原発事故
「田中龍作ジャーナル」にオーストラリアの小児科医であるヘレン・カルディコット博士が、日本の報道や政府の対応について批判をしていることが書かれています。専門家がみて異常な状態であると判断しています。現状の放射能を帯びた食べ物を食べることによって、将来起きる健康被害を心配しています。以下転載します。

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カルディコット博士 
福島では“犯罪的”で“非道徳”なことが行われている
2012年11月21日 13:05
ヘレン・カルディコット博士

カルディコット博士。日本政府とマスコミへの不信感を率直に表した。=19日、衆院会館。写真:田中撮影=


 オーストラリアの小児科医で放射能障害に詳しいヘレン・カルディコット博士の記者会見が19日、衆議院第一議員会館内で開かれた。博士は日本各地で講演ツアーを行っている。

 衆院解散を受けメディアの関心が選挙一色になるなか、会見には海外のテレビ局1社と数人の記者のみが集まった。カルディコット博士は何度も“犯罪的”、“非人道的”という言葉を多用し、これを伝えようとしないマスコミも批判した。日本社会に対するいらだちが随所に感じられた。

 冒頭、カルディコット博士は「福島の高線量地域で、子供や妊婦、妊娠可能な年齢の女性を避難させないのは“医学的犯罪”だ。18歳未満の子供に超音波検査を実施したところ、約40%の子供に甲状腺異常が見つかったという。これは小児科の見地からみて極めて異常だ。」と語り、福島の被曝量がチェルノブイリをはるかに上回っていることを指摘した。

 また、子供や妊婦、妊娠可能な女性の移住について「国が費用を負担することが重要なのに、弱い立場の人を守らず、TEPCOを守るために予算を使っている」と述べた。博士は「日本には放射能を帯びた食品を食べることに対する規制がなく」、汚染した食品を「子供に食べさせていることは“medically immoral (医学的に非道徳的)”だ」と国と福島県、沈黙する医学界の不作為を批判した。

 博士の来日講演は医師向けのみならず、一般向けにも行われたが、いずれも数百人収容の会場が満員になったという。博士は、聴衆が「どうしたらいいのか必死に知りたいと思っている」ことを感じたという。「広く一般に知らせる責任がメディアにはあるが、(日本では)そうではないようだ」と、メディアが放射能の被害に無関心であることにクギを刺した。

 博士は、「福島の事故は終わっていない。40年かけてきれいにするというが、不可能だ。これから300年以上、土地も人も食物も汚染されたままだ」と警告し、安易な除染や帰還願望に疑問を呈した。ガレキの焼却についても「犯罪行為だ」と断罪した。


質疑応答で筆者は以下の2点について質した―

田中:(チェルノブイリ原発事故が起きた)ウクライナに日本の医師たちが行っており、またウクライナの医師たちも日本を訪問している。日本の政府も医師たちも、4年後からガンが多発することを知っているはずだ。このことについてどう思うか?

カルディコット博士:「そうだ。広島、長崎の例からみても(事故後)5年で白血病の発病ピークを迎えることは分かっている。その他のガンはそれ以降からだ。私はなぜ医師たちがメディアで声を上げないのか、驚いている。“Total Blackout(完全な報道管制)”だ」。

「多くの人が福島を忘れているかのように過ごしており、水俣の時よりひどい。
日本政府は他国から良く思われたいのだろうが、(発病の)疫学的数字が明らかになれば、無責任さは免れない」。

田中:ビタミン剤、特にビタミンCが放射能に効くと宣伝し、利益を得ている医師が一部にいるようだが?

カルディコット博士:効かない。医学的に間違っている。

 最後に博士は「広島、長崎の被爆者は差別されてきたが、日本人のメンタリティから考えて、これから同じことが福島の人々に起こるのではないかと、深く憂慮する」と締めくくった。

 福島県出身者に対する偏見はすでにちらほら聞かれる。日本人としていたたまれなくなったのは筆者だけだろうか。



・ 安倍や自民党は悪魔:島津論文より

2014-12-04 23:10:08 | 政治
「ズル木さんのブログ」にアベシや自民党について書かれています。元ジャパンタイムズ編集長の島津洋一さんの論文を簡単にまとめコメントを入れています。いろいろな社会現象がつながって見えます。以下転載します。


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安倍や自民党は悪魔:島津論文より

●ール
2014/07/28 10:21


●シャンティフーラの時事ブログより

2013年5月21日
コメント追記:[rakuchi氏]元ジャパンタイムズ編集長の島津洋一というジャーナリストが書いた、超ド級暴露情報「島津論文」の内容をあっさりまとめてみます。
?editor ?1:00 PM
竹下雅敏氏よりコメントをいただきました。

これは驚きました。幻の4号機の爆発シーンが見られるとは!
これまでなぜ4号機爆発の動画だけがないのか不思議におもっていましたが、あるもんですね~。
そしてこういう理由で出せなかったんですね。
(竹下雅敏)

はっちです。
超ド級の真相暴露記事の簡易要約です。とてもわかりやすいです。
(寄稿者のコメント)
????????????????????????
転載元より抜粋)
取締り110番 12/12/9
自民党の現在の総裁は「安倍晋三」という男です。この男の経歴を知って、この男にまつわる疑惑を知って、それでも自民党に投票しようと言うのであれば、もはやかける言葉もありませんが、自分の息子や孫が徴兵されて戦争に駆り出されるリスクをどう考えているのか聞いてみたいところではあります。

安倍晋三については、元ジャパンタイムズ編集長の島津洋一というジャーナリストが書いた、通称「島津論文」を読んでみるのが一番良いでしょう。

http://mkt5126.seesaa.net/article/237609107.html

「長そうだから読みたくない」というモノグサな人の為に、内容をあっさりまとめてみますと

安倍の祖父の岸信介は、戦前は原爆開発、戦後も原子力政策に関与してした。親父の安倍晋太郎は、ロシア日本カレッジという研究機関の設立に出資し、この機関はオウム真理教によって運営されていた。安倍晋三は神戸製鋼に勤めた時期があるが、この時の同僚の一人が村井秀夫(後のオウム真理教幹部にして、暗殺された男)である。」 

ここで島津論文以外の情報を挟みますが、オウム真理教の「宗教法人申請」を東京都は拒否し続けていました。それに圧力を掛けて強引に認可させたのが、時の運輸大臣だった「石原慎太郎」です。地下鉄サリン事件が起こると、自分への繋がりがバレる前に(というよりも裏取引によって、政界引退と引き換えにマスゴミ緘口令を敷いてもらったのでしょう)石原慎太郎は突如国会議員を辞めます。そんなオウムとの繋がりが濃厚な石原慎太郎を、地下鉄サリン事件が起きた東京都の都知事に何度も選んでしまうのですから、都民の民度も知れたものですね。(私も知らずに投票してしまったことがあり、反省しています) 島津論文に戻ります。


「サリン事件が起こると、安倍晋三はオウムとの繋がりが隠し始めましたが、自分が首相の時には核武装への夢が捨てられず、ブッシュ・チェイニーと交渉し、兵器級プルトニウムの提供と、秘密裏の日本の核武装容認を求めました。安倍にはロシア寄りのカードがあったため、「ホワイトハウスが日本の核武装を認めないなら、日本はロシアと組む」というメッセージを、読売新聞を使って伝えたようです。

ブッシュは日本の核武装を認め、PANTEXという核兵器貯蔵施設から兵器級プルトニウムを盗み出させ、イスラエルを使って日本に密輸しようとしました。仲介者にイスラエルを使ったのは、万一事が発覚した時に、アメリカも日本も「知らん」と言える為の保険です。

しかし、イスラエルは、アメリカから渡された兵器級プルトニウムは自国の核兵器の為に掠め取り、代わりに劣化したプルトニウムを日本に届けました。(核弾頭のプルトニウムは時間の経過と共に劣化するため、定期的に新鮮なものと取り換える必要があります)

激怒した日本は返金を求めましたがイスラエルはこれを拒否し、ブッシュ政権末期になったこともあり、その後は日本も何も言えなくなりました。劣化したプルトニウムは再濃縮しないと核兵器として使えません

そこで、日立とGEはレーザープラズマ濃縮技術を開発しましたが、これには膨大な量の電力を必要とするため、原発一基を営業外運転する必要がありました。そこで秘密裏に稼働していたのが福島第一原発4号機なのです。東電の発表では「定期点検中で燃料棒は抜かれていた」ハズなのに、4号機があのような「不完全核爆発」をしたことには、そのような裏があったわけです。」

大分要約してしまっているので、気になる人は原典を読んで下さい。いずれにしてもショッキングな内容ですが、厚さ10cmもの鉄筋コンクリートの建屋の壁が、小学校の理科実験でもたまにやるような「水素爆発」程度のもので破壊できるわけがないことは、自分の頭で考えられる人ならわかるハズです。しかも水素爆発なら水しか出ませんから煙は「白か透明」にしかなりません。さて、4号機爆発時の煙は何色だったでしょうか?

http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=gDXEhyuVSDk


日本の海岸線に54基もの原発を建設したのは、中曽根を筆頭とした自民党の面々です。フクシマの惨劇が起きた後でも、自民党は一度も謝罪も反省もしていません。今後も原発を再稼働し、憲法を改正して基本的人権を削除し、自衛隊を国防軍にして核武装すると言っています。こんな政党に投票して自分や自分の子孫を危険に晒すのが目的でしょうか?

日本の敵国が存在するとして、日本を壊滅させるのは簡単です。海外線に並んでいる原発のどれかにミサイルを撃ち込めばいい。北朝鮮のノドン・テポドン程度のミサイルも迎撃出来ずに太平洋側に着弾させているような有様で、アメリカが売りたくて仕方のないPAC3をいくら並べた所で、一発も着弾させずに迎撃できるだなんて、本当に思っているのでしょうか?しかも、原発は電源を喪失するだけで自爆する事が立証されたのです。何もミサイルを撃ち込まずとも、原発に送電している鉄塔を倒せば事は足ります。そう言えばフクシマの時も、フクイチに電力を供給していた東北電力の鉄塔が「不思議に倒壊」しましたね。

まだ必要でしょうか?今度の選挙で自民党に投票する人を見かけたら、私は「大馬鹿者かパラノイア、そうでなければ国民を虐殺したがっている殺人鬼」だと思うでしょう。

自民党は、「消費税増税賛成」「原発推進」「改憲して核武装」「日米同盟強化」です。一応TPPには反対しているフリをしていますが、TPPとは企業を用いて日本の富をアメリカに流す方法です。自民党は昔ながらのやり方で、米軍と兵器購入を用いて戦争ビジネスでアメリカに富を流そうとしているだけです。最低賃金の引き上げにも反対しています。これでは、国土を守る前に国民が死に絶えますね。
Related posts:

・ トモダチ作戦2名が死亡

2014-12-04 22:04:13 | 原発事故
OurPianet-TVに、アメリカ海軍の兵隊から東電を訴えた裁判が継続されていると書かれています。たまたま日本近海にいた原子力空母の乗員が、福島原発事故によるプルーフによって健康被害を受けたと訴えています。そのうちの2名は死亡しているようです。以下転載します。


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トモダチ作戦2名が死亡~東電訴訟、本格弁論へ
投稿者: ourplanet 投稿日時: 木, 12/04/2014 - 05:52
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1863

原子空母の水兵


東日本大震災で「トモダチ作戦」に従事したアメリカ海軍の兵士ら239人が、東京電力福島第一原子力発電所事故による被ばくが原因で、健康被害を受けているとして、東京電力を訴えている裁判で、カリフォルニア州サンディエゴの連邦地裁は10月28日、訴えを退けるよう求めた東電の主張を認めず、米国での訴訟を継続する判断を示した。10月に、同原告団の弁護士と面談をした、「原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会」の共同代表で、弁護士の呉東正彦さんに裁判の現状を聞いた。
 
東日本大震災当時、米国海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」に乗船していた兵士は約5000人。韓国に向けて走行していたが、震災が起きたため、東北地方沿岸の海域で被災者の捜索や救援物資の輸送など、約80日間にわたる救援活動を行った。原告らは、「ロナルド・レーガン」が三陸沖に到着した3月12日。1号機の爆発による放出された放射能プルームの直下で、約5時間、甲板作業をしたほか、その後も除染などの作業で、大量の被ばくを受けたと主張している。
 
「原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会」は、12月7日(日)午後1時半より、横須賀の産業交流プラザ第1研修室で訪米報告会を開催する。
 
関連サイト
原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会
http://cvn.jpn.org/

デモクラシーナウ!「米兵たちが東京電力を提訴 原発事故の被曝による健康被害を訴える」
http://democracynow.jp/video/20140319-2

 
セシウム137拡散シュミレーション(IRSN)

 
原告が訴えている健康症状(抜粋)
作成:11月3日 原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会

 
番組での使用曲
SmallColin「Mutations」「WarmedUp」(creativecommons)