祐さんの散歩路 Ⅱ

日々の目についたことを、気ままに書いています。散歩路に咲く木々や花などの写真もフォトチャンネルに載せました。

・ Haunted Ave

2014-12-14 01:53:25 | 政治
フェイスブックで北川 高嗣さんが、安倍首相の海外での評価を紹介しています。常識があれば、アベシの異常な行動・発言はすぐに分かるはずであるが、御用メディアを使って簡単に騙される国民も多いのに驚きますね。世界の政治家は、アベシを Hounted Abe と呼んでいるそうです。以下転載します。


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The Wall Street Journal


Haunted: 呪われた、幽霊の出る、取り憑かれた、といった、おそらく 最もおぞましい言葉の一つであり、 この言葉が、一般のニュースに出ることは、ほとんどない。 しかし、アベシにつけられた代名詞かの如くに出るのが、 このHauntedであることを、日本人は常識として知っておいた方が良い。 例えば、現在出ている、国際的経済誌、 「ECONOMIST」 の記事の見出しはこうだ。

”Abe's demons. History is haunting Shinzo Abe ” (Dec 6th 2014, Economist)
http://www.economist.com/news/asia/21635614-history-haunting-shinzo-abe-abes-demons

これは、今に始まった事ではない。 いつ、始まったかと言えば、 世界中の金融、経済界の集まりである、WEF、いわゆるダボス会議に、 おいてであった。 この場でのアベシ発言に、世界中がびっくり仰天したのである。 この見出しが、こうだった。

" Shinzo Abe's History Lesson Haunts Davos "

(安倍晋三、ダボス会議を、恐怖のどん底に陥れる(Haunts) )
http://www.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303553204579348124211733740
これ、WSJ(Wall Street Journal) の見出しである。

ここでは、何とアベシが、Haunts したとある。 普通、人は、呪われる(Haunted) のであって、 生きている人間が、増してや、国家の宰相が、 メジャーな会議で、各国の代表をHaunts(恐怖のどん底に陥れる)する ことなど、現代では先ずあり得ない。 これは、中立的な人間はもちろんだが、アベシのごひいき、ネオコンの首領であるジョセフ・ナイまでが、こう言っている。(同記事内に記述がある。)

”Joseph Nye, a Harvard University professor and a former chairman of the U.S. National Intelligence Council, says that "there's a danger of overdoing this World War I analogy" even though he sees "cautionary notes" from history. The world is very different now, he says.”

安倍晋三は、完全に時代錯誤に陥っている。現代を第一次世界大戦直前と同一視するなど非常に危険な発言であり、やりすぎだ。 もちろん、現在の中国と日本との関係を、世界大戦直前のイギリスとドイツの関係になぞらえたのである。 こういった「安倍晋三は狂っている」という認識は、世界中で共有された。 もちろん、そこに出席していた、中国代表Qin Gangも 「安倍晋三は、軍拡路線であり、戦争の準備をしている」と公言し、 嫌悪感と敵愾心を露わにした。

” China's chief foreign ministry spokesman, Qin Gang, accused Mr. Abe of "arms expansion and war preparation.”

その後、安倍晋三は、何をしたのか? 欧米諸国が警告のコーラスを出す中、敢えて、靖国の英霊に参拝してみせたのだ。 これで、安倍晋三の” Haunted " (取り憑かれている)ブランドは、世界中に完全に定着した。

オバマ大統領が、はっきり「Disappointed」だ、と同盟国に対しては、あり得ない表現で、失望と不快感を露わにした。 国内では、櫻井よしこら極右の論客が、「内政干渉だ、個人的な問題だ、余計なお世話だ」などと、強がったが、世界の認識は、全くそんなレベルではない。 【写真】Haunted Abe の物語は、ここから始まった。ダボス会議。  その渦中での、靖国参拝で、”Haunted Abe ”のブランドは固定され、  集団自衛権、秘密保護法などなどで、ダメ押し中である。  FORBSランキングは、63位まで下降、(金正日で49位)、  報道の自由度も、過去最低の59位まで、下がっている。



北川 高嗣



Haunted:

呪われた、幽霊の出る、取り憑かれた、といった、おそらく
最もおぞましい言葉の一つであり、
この言葉が、一般のニュースに出ることは、ほとんどない。


しかし、アベシにつけられた代名詞かの如くに出るのが、
このHauntedであることを、日本人は常識として知っておいた方が良い。

例えば、現在出ている、国際的経済誌、
「ECONOMIST」
の記事の見出しはこうだ。

”Abe's demons. History is haunting Shinzo Abe ”
(Dec 6th 2014, Economist)
http://www.economist.com/…/21635614-history-haunting-shinzo…

これは、今に始まった事ではない。

いつ、始まったかと言えば、
世界中の金融、経済界の集まりである、WEF、いわゆるダボス会議に、
おいてであった。

この場でのアベシ発言に、世界中がびっくり仰天したのである。

この見出しが、こうだった。

" Shinzo Abe's History Lesson Haunts Davos "
(安倍晋三、ダボス会議を、恐怖のどん底に陥れる(Haunts) )
http://www.wsj.com/…/SB100014240527023035532045793481242117…

これ、WSJ(Wall Street Journal) の見出しである。
ここでは、何とアベシが、Haunts したとある。

普通、人は、呪われる(Haunted) のであって、
生きている人間が、増してや、国家の宰相が、
メジャーな会議で、各国の代表をHaunts(恐怖のどん底に陥れる)する
ことなど、現代では先ずあり得ない。

これは、中立的な人間はもちろんだが、アベシのごひいき、ネオコンの首領であるジョセフ・ナイまでが、こう言っている。(同記事内に記述がある。)

”Joseph Nye, a Harvard University professor and a former chairman of the U.S. National Intelligence Council, says that "there's a danger of overdoing this World War I analogy" even though he sees "cautionary notes" from history. The world is very different now, he says.”

安倍晋三は、完全に時代錯誤に陥っている。現代を第一次世界大戦直前と同一視するなど非常に危険な発言であり、やりすぎだ。

もちろん、現在の中国と日本との関係を、世界大戦直前のイギリスとドイツの関係になぞらえたのである。

こういった「安倍晋三は狂っている」という認識は、世界中で共有された。

もちろん、そこに出席していた、中国代表Qin Gangも
「安倍晋三は、軍拡路線であり、戦争の準備をしている」と公言し、
嫌悪感と敵愾心を露わにした。

” China's chief foreign ministry spokesman, Qin Gang, accused Mr. Abe of "arms expansion and war preparation.”

その後、安倍晋三は、何をしたのか?

欧米諸国が警告のコーラスを出す中、敢えて、靖国の英霊に参拝してみせたのだ。

これで、安倍晋三の” Haunted " (取り憑かれている)ブランドは、世界中に完全に定着した。

オバマ大統領が、はっきり「Disappointed」だ、と同盟国に対しては、あり得ない表現で、失望と不快感を露わにした。

国内では、櫻井よしこら極右の論客が、「内政干渉だ、個人的な問題だ、余計なお世話だ」などと、強がったが、世界の認識は、全くそんなレベルではない。

【写真】Haunted Abe の物語は、ここから始まった。ダボス会議。
 その渦中での、靖国参拝で、”Haunted Abe ”のブランドは固定され、
 集団自衛権、秘密保護法などなどで、ダメ押し中である。

 FORBSランキングは、63位まで下降、(金正日で49位)、
 報道の自由度も、過去最低の59位まで、下がっている。

・ 自民党の圧力文書

2014-12-14 01:01:09 | 政治
古賀茂明さんが、自民党が各メディアに圧力をかけていることについて書いています。日本のマスゴミは政府に牛耳られていますが、今回の選挙に関して更に自民党が不利にならぬよう通達を出しています。なんでもありのアベシ政権・・・・・ それにしても日本のマスメディアは情けないですね。今は海外のニュースの方が日本政府について正確に批判しているようです。以下転載します。

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古賀茂明「日本再生に挑む」

自民党の圧力文書
『週刊現代』官々愕々より

アベシ


衆議院解散前日の11月20日付で、自民党筆頭副幹事長の萩生田光一氏と報道局長の福井照氏から在京テレビキー局の編成局長と報道局長宛に、選挙があるので「公平中立」と「公正」な放送を心がけろという要請文書が出された。萩生田氏は、総裁特別補佐も務める安倍総理の側近だから、この文書は、安倍総理に代わって発出されたと受け取られた。公平中立や公正の要請だから問題なしかというと、それは全く違う。

まず、A4一枚の文書の中に、「公平中立」、「公正」、「公平」という言葉を13回も繰り返し強調して、本気だぞという脅しをかけている。さらには、「出演者の発言回数及び時間等」「ゲスト出演者等の選定」「テーマについて」「街角インタビュー、資料映像」など具定例を挙げて要請を行っている。実は、私の経験では、こうした問題について自民党は日頃からテレビ局に対して文句を言っているので、言われたテレビ局は個別に何をするなと言われているのかがピンと来るようになっている。具体的な圧力なのだ。

さらに問題なのは、テレビ朝日の報道局長の発言が問題となって国会で証人喚問が行われた、いわゆる「椿事件」の例を(具体名を出さない形で)引き合いに出していることだ。これは、政権党として言うことを聞かないと国会に呼びつけるぞ、そして、政府には放送免許剥奪の権限があるぞと脅しをかける意味合いがある。

自民党の今回の文書発出は、どう見ても政権与党として禁じ手だ。明らかに憲法が保障している表現の自由への直接的侵害行為であり、報道の自由への重大な挑戦である。これが他の先進国で起きたら、単なる政権批判だけではすまない。政権そのものが揺らぐ大問題になるはずだ。

しかし、私が今回の事件でもっと驚いたのは、この文書を受け取ったテレビ局やそれを知った他の報道機関の多くが、本件を重大な問題だと受け止めなかったことだ。自民党の「暴挙」を知りながらほぼ1週間放置した日本の報道機関。テレビ局は、報道したら安倍総理に睨まれるからということでおとなしくしていた。政府を監視するというマスコミの役割を果たす気力も能力も持っていないということになる。

官邸詰めの記者クラブにいたテレビ局以外の新聞社の記者たちもうすうす知っていたらしい。しかし、どの新聞も通信社もこれを報道しなかった。

最初に報道したのは、インターネットテレビ「ニューズオプエド」だったが、その後もテレビ局はニュース番組でこれを取り上げていない。これは結果的に在京キー局が選挙に際して自民擁護の役割を果たすことになる。偏向以外の何物でもない。これこそ放送免許剥奪につながる問題ではないのか。

「国境なき記者団」が発表している「報道の自由度」世界ランキングというものがある。それによれば、日本は、G7の中ではダントツのビリ。先進国中でも異例の下位にあり、'14年は何と59位である。民主党政権時代は、10位台か悪くて20位台だった。第一次安倍内閣の時も51位を記録しているから、安倍総理は構造的に報道に対して弾圧的だと世界にも認識されているわけだ。

日本は独裁国家へ至る階段を着実に歩んでいるように思えてくる。政府が報道機関に圧力や懐柔をかけてくる「ホップ」。報道機関自らが政府に迎合し、国民が洗脳されていく「ステップ」。現在はこの途上だ。次は、洗脳された国民をマスコミが煽り、選挙による一党独裁国家が実現する「ジャンプ」。そして、戦争が・・・・・・というのは杞憂だろうか。

『週刊現代』2014年12月20日号より