ムライ博士の異常な愛情

〜私は如何にして散財し将来を心配するのを止めて、フィギュアや模型を愛するようになったか〜

28mm ヒストリカル Victrix French NapoleonicInfantry 1804-1807 ②

2014年10月22日 | ヒストリカル
毎日、寒いですね。こんな日は、早く帰宅してペイント三昧ですよ。
風邪を引かないようにお部屋を暖かくしてね。

さてさて、前回途中塗りのフランス歩兵を塗り終えました。

まあ、2体ですからね。サクッという感じで。
展開図は・・

ヒストリカルは、現実の兵隊さんですから、奇抜な配色はなく塗りやすい
ですね。ファンタジー系のフィギュアは色見本がないと、塗るのに苦労
しますがヒストリカルは資料も多いですしね。

今回も フレンチ歩兵 6体目ということで特に気にもせずベタ塗りです。
ただ、ブルーのベースだけはシタデルカラーではなくファレホを使用しま
した。
モデルカラーのプルシャンブルーです。
シタデルでこれに近い色は、Kantor Blueですが微妙に違うので代用があり
ません。混色も考えましたが・・・面倒なのでボークスへ直行しましたw
シェイドをするとどうしても暗くなってしまいます。正直Kantor Blueでも
あまり変わらないかなと思います。
(実際、両方でやってみたら・・・ほぼ同じ。シェイドは強力過ぎますね
少し使いどころを考えるべきか・・でも簡単なんだもん!)
フランスの軍装に関する書物を見てみると、もう少し明るめのブルーでも
いいのかもしれませんねー

それと・・・
素晴らしい本が出ましたね!

マール社より。10月発売。
武具の本や、中世の甲冑や民族衣装の本など、貴重な本を沢山出版されてい
ますね。
ナポレオン時代のフランス軍装が相当数なイラストで紹介されております。
この間、東京駅の本屋で発見し中身を見たのですがそのときは別の本を
購入してしまい・・後悔しとります。
軍装では有名な辻本夫妻も監修をされていて、翻訳に相当苦労されたことを
自身のブログで公開されております。
早く、Amazon扱ってくれー、頼むぞー
我らには必携の本だと思います。いまだに、新紀元社のオスプレイメンアット
アームズシリーズ読んでるからな。
ここまでくると洋書に手を出し、英語読まないといかんですねー。
とほほ




久々の購入履歴

2014年10月21日 | ヒストリカル
皆さん、こんにちわ。
それにしても、急に寒くなりましたね。関東は12月の気温だとか・・・
あー、小生も就職活動せにゃいかんし・・心も身体も・・寒い。
というか失業時の税金!!なんとかならんもんでしょうか。
住民税とか社会保険たかすぎです。合わせて、13~14万ですぜ・・
月額で。模型、沢山買えるじゃん ← あほ

さて、といいながら久々に通販で購入。

PerrysMiniature AmericanCivilWarInfantry(南北戦争)28mm
Waterloo1815 Cromwell'sCavalry(イギリス市民戦争 議会派騎兵)1/72
Zvezda PrussianGrenadiers of fredrick2 (フリードリッヒ大王の擲弾兵)1/72

いつもの大阪の通販ショップです。関東にいながら、この手のヒストリカルフィ
ギュアが置いてあるお店ってないんですよね。
28mm、1/72というスケールですからね。まずないよな・・・

で、キットですが・・
ナポレオニックについで、海外ではメジャーなのがこのアメリカの
市民戦争、南北戦争ですね。
このperryのキットは、北軍・南軍とコンバーチブルになっております。
色分けでほぼ可能。帽子とか微妙に違うのですが塗装でなんとかなります
かね・・どうだろ?
あと2箱は、1/72スケール。中身を空けて・・小さい小さい!!でも最近
のキットなので細かいディティールです。ただ、このスケールにはお約束
の軟質PVCですね。バリとりが大変だな、こりゃ。
詳しくはまた作成時にご紹介します。

じゃあ、いつ作るのだ?!ということで
いまは何を作っているかというと・・

victrixの1807フランス歩兵2体です。
小生は、面倒かつ士気をあげるために、先に顔塗りです。できましたので
あとはサクサク塗っていきます。
このあと、何をつくりましょうか。

ではでは。

28mm ヒストリカル Victrix French NapoleonicInfantry 1804-1807 ①

2014年10月19日 | ヒストリカル
週末は天気もよく、休日を満喫されたことと思います。
模型には最高の日柄でもありますね。
色もよくのり、いい感じです。

さて、今日はヒストリカルフィギュアの続き・・・

大阪のホビ○ラ○○さんで、オーストリア歩兵とともに購入したVictrexのミニ
チュアです。
これもperryと同じく、ハードプラの28mmスケールフィギュアです。

perryと比べてパーツ割りが細かく、ポージングはいろんなパターンで作成が
できます。perryは同じポージングが多く、作成にはvictrixが楽しいですね。
ただ、フィギュアの造詣や雰囲気はperryの方が個人的に好きです。

過去に少し作成したものを・・・

擲弾兵(グレナーディア)と歩兵(フュージリア)です。

この2体がグレナーディア。右はオフィッサーです。

一般歩兵です。
腕章の違いで、区別するのでしょうか。
ナポレオニックの軍装、特にフランスは種類が多いので勉強が必要ですね。
いい資料がありますでしょうか・・
Amazonで洋書を購入してみようと思います。
あまり、適当なことはかけませんもんね・・w

色は、ブルー系のみ ファレホ を使用しました。あとは全てシタデルです。
ヒストリカルはファレホと塗っていきたいと思います。細かいグラデや
ブレンディングが必要です。
シタデルは扱い易いですが、渇きが早すぎるのがある意味難点です。

それではまた。



paradoxゲームについて VICTORIAⅡ①

2014年10月17日 | ゲーム関連
皆さん、こんにちわ。
本日は趣向を変えまして、ゲームの話をしたいと思います。
(で、新カテゴリに”ゲーム関連”を追加いたしました。)

実は小生は、根っからのゲーマーでもありまして、子供のころはPCゲーム、
アーケード、コンシューマ機と80年代後半から2000年まで遊び倒したもの
です。
コンシューマ機は今では子供が遊んでいますが、自分はいまだにPCのシミュ
レーションゲームやオンラインゲームを家族に隠れてこそこそやっております。

今は休職中ということもあり、オンラインゲーム(WoWやEVEOnline)や今日
ご紹介する歴史シミュレーションゲームをちょこちょこやっとります。
Steamという、ゲーム配信及び起動が簡単なプラットフォームを導入して、
steam上で全てplayしております。激安ゲームもたまに配信され衝動買い
しちゃいます。いい時代になったもんです・・w

で!表題のparadoxゲームですが、これは歴史シミュレーションゲームです。
Paradox Interactiveというスウェーデンのゲームパブリッシャー会社が
開発販売するゲーム群と申しましょうか。一連の歴史シミュレーションゲーム
を”パラドゲー”とも言います。
日本では歴史シミュレーションゲームというえば、光栄の一連のシリーズを
思い浮かべますが、同じようなシリーズ群を思っていただければ結構です。
信長の野望とか、三国志とか・・ですね。

ただ、このパラドゲー、日本のキャラゲーに近い歴史シミュレーションとは
違い、実に骨太な、硬派な、重厚な歴史ゲームとなっております。
当時の政治や外交、経済までも包括し、全世界が舞台となって、一時代の一国家
を選択してゲームを行うことになります。
たとえば西暦1450年のタイ王国でスタート!なんてことが可能です。
ターン制ではなく、全てが同時にリアルタイムに進行していきます。
1時間単位であったり、1日単位であったりゲームによって違いますが、基本1日
単位で動いていきます。じゃあ、人類の歴史2000年をシミュレートするのか?!
ということですが、1本のゲームでは難しい(やはり、その時代時代の経済や
戦争、外交がありますからね、システムを変えないと不可能でしょう)
ので、時代別に4つのシリーズが存在します。

 クルセーダーキングスシリーズ 西暦1000年~1400年前後
 ヨーロッパユニバーサリスシリーズ    西暦1400年前後~1835年
 ビクトリアシリーズ      西暦1836年~1935年第二次世界大戦前まで
 ハーツオブアイアンシリーズ  西暦1936年~1960年くらいまで

となっております。
ハーツオブアイアンは結構有名ですので、名前だけは聞いたことがあるので
はないでしょうか。

Paradox社独特の歴史観を持って作成されており、日本もシミュレートしています
がちょっとあれ?な部分も多く、海外の人々が我々をどのように理解しているの
かも少し垣間見れます。
(最新作のヨーロッパユニバーサリス4での日本国は室町時代からのシミュレート
ですが、結構よくできています!)
それぞれのゲームには勝利点なるものが設定されており、ゲーム終了時(時代満了)
に最高点を獲得していれば勝者となるのですが・・・弱小国などは生き残るのに
精一杯であり、勝利点などは気にしていられないのが現実です。
選んだ国によって、それぞれの楽しみ方があるという感じでしょうか。
アナログゲームの雰囲気をかもし出しており、戦略級のボードゲームのルールを
うまくコンピュータゲームに落とし込んであるとのこと。このあたりは小生も
あまり詳しくありませんが、4Gamerさんあたりでのレビューが詳しく解説されて
おります。

と、まあ、なんだか複雑そうなゲームだな?と思われた方も多いでしょう。
そうです!相当複雑で難解なゲームです・・・各シリーズ慣れるまでに相当時間が
かかります。その難解さに、さらに拍車をかけているのが・・事実上の日本語版が
存在しないということです。
ええ?!全て英語ですか?!
ということですが、事実上と申し上げたのは、昨年12月に日本語ローカライズ版を
提供してくれていた サーバーフロント社 が倒産いたしました。
よって、事実上はなくなりましたが、世の中には殊勝な方がお見えになります。
有志での日本語化を進めてくれていて、ほとんどがパッチ及びMOD化することで
日本語になります。
でも、最新作のヨーロッパユニバーサリス4はいまだに日本語化されていないので
悲しいところです。どこかが正規パブリッシャーになってくれるといいのですが。

さて、ごたくはこれくらいにして表題のレビューと参ります。

 VICTORIAⅡ(英国のビクトリア時代を象徴しております、でも表紙はビスマルク
 ですw)

このオープニングは、アメリカの南北戦争ですね。正面はコンフィデンシャル軍の
軍旗ですから、中央の人物は南軍のリー将軍あたりでしょうか。
後ろはイギリス軍ですね。この時代、アメリカとイギリスはぶつかっていないので
別のカットということになりますか・・・軍装からしてクリミア戦争あたりかな?

このビクトリアシリーズは、ちょうどナポレオン戦争が終わって、産業革命が起こり
帝国主義列強の時代から始まり、第二次世界大戦前夜までの1935年が終了の年と
なります。
正直、一番地味な時代であり、歴史の教科書でもついつい端折られてしまう近代夜明け
の時代ですよね。
日本は、江戸末期から明治維新と、西欧列強に追いつかんとする時代であり非常に
面白い時代ではないでしょうか。でも地味だよねー
よって、パラドゲーのなかでも、一番人気のないシリーズであり、国内でもあまり
紹介されていません。
他のゲームは 前述の4Gamerさんでの徳岡氏のレビューが抱腹絶倒ですよ!

1835年よりグランドキャンペーンスタートです。
このシリーズは追加の拡張パック等が沢山あり、追加すると各年代のシナリオが最初
から選べますが、日本語化のために、初期パックでゲームを行います。
steam版を日本語化MODで半ば強引に日本語化していますので、若干文字化けがあります。
でも、ゲームに支障はありませんので、これで進めます。
*余談ですが、steamの英語版は特価で295円(税込み)でした!!いまサイバーフロント
の日本語版をAmazonで検索するとプレミアがついて2万とか3万しますからね!!??

でもって、こないだよりフィギュアを作成している、オーストリア帝国で進めてみよう
かと思いますです。
勝利条件は、1935年の終了時までに、列強国に名を連ねてあることが最低限の条件
です。列強国は8カ国までで、オーストリア帝国はこの時点ですでに列強5位になって
おります。
きっと、実際の歴史のように、斜陽の大国であるオーストリア・ハプスブルグ帝国は
没落していくのでしょうね・・・遠い目・・

今日は長々と講釈をしてしまいましたが、今度は実際のリプレイを行おうと思います。
え?フィギュアも作れって?・・もちろんですよ!
このようなもので少しでも製作の士気を上げようとしているのですよ・・・
涙ぐましい努力だと思います。

どなたか付き合っていただけませんかねー。

28mmヒストリカルを・・・w ひとりちじゃ塗れません・・・とほほ

28mm ヒストリカル PerryMiniatures AustrianNapoleonicInfantry 1809 ②

2014年10月16日 | ヒストリカル
皆さん、こんにちわ。
先日、お伝えしておりました 28mm ナポレオニックの続きです。
少しずつですが、作成しながらご紹介いたします。

オーストリア帝国の1809年~1815年までの歩兵です。
前回、3体ほど作成しましたが、このPerryMiniatureのキットには48体も!!
インクルードされております・・・完成までにどのくらいの年月が必要なのか・・
思い切って、洋書のナポレオニックのミニチュアゲーム blackPowder を購入して士気を
上げようかとも考えましたが、いかんせん日本国内にナポレオニックの28mmアクチュアル
ゲームをやる殊勝な御仁がどれほどおられるのか疑問ですので躊躇いたしました。
というか・・ゲームするには100体以上は歩兵が必要だと思いますので、その
泥沼に入り込む勇気がございません。
SFやファンタジー系のゲームはユニットの個性もあり、いろんなミニチュアを
作成しますが、ヒストリカルは時代考証によりその辺は非常に地味です。
ナポレオニックであればほぼ歩兵。少し騎兵。まれに砲兵。
砲兵あたりは、少数なのでメタルミニチュアになるでしょうからね。というかオーストリア軍
でキットあるのか?!という感じです。

しかし、せっかく足を踏み入れたのですし、フランス軍、イギリス軍、プロイセン
などなど・・すでにキットを買い込んでしまっているのでなんとかしなければ
いけません。
ここは、グッと性根をすえて、地道にとりかかりましょう(と自分に言い聞かす)
48体は流石にですが、その半分は作って指揮官・軍旗持ち・楽者(いわゆる、
コマンダーセット)を完成させたいと目論見ます。年内できるかな??


プラス3体を作成しました。
軍装でいきますと・・

(キットの説明書です。perryのキットはこのインストがなかなかいいです)
フランツ皇帝直属の Moravian(モラビア人)第一軍 とでも申しましょうか。
オーストリア軍のネーションカラーは白です。襟や裾の折り返し部分の配色と
ボタンの色の組み替えで所属がわかれます。
それにしても、多民族国家ですね。人種も7種か、8種いますもんね。
これじゃー、戦争は苦労しますね・・モラビアの国境付近の戦闘にボヘミア人
が参加しても、士気はいまいちあがらんでしょうなー。早く家に帰って、
ソーセージ食べたいでしょうに。
実際、オーストリア軍は弱い。軍令・指揮系統も古く、機動力もなくナポレオン
のフランス軍に蹴散らされます。それでも中欧の大国ですから動員力はあります。
あ、やっぱ数つくらにゃあかんのか。ゲームでもきっとそういう設定なんだろう
なー、数で押す・・みたいな。

完成

1809年以降は、帽子はシャコー帽(シルクハットみたいなやつ)に統一されますが
それまではこのキットのような鶏のトサカみたいなヘルメットがオーストリア軍の
主流でした。
なんかバタ臭くていいですよね。塗るのめんどくさいけど。

シャコー帽の3体と・・
これを48体はきついっすね。正規軍ではない、国境警備隊の帽子とか、塗りも白
一色ではない部隊もあったりしてメリハリはつけれるのでそれでがんばります。
どうせゲームはできないから見栄えとペイント重視で・・w

28mmと小さいですが、ずらっと並ぶとたぶん荘厳だと思います。非常にマイナー
な分野ですが、是非いかがでしょうか?w

ではでは。