テンシュテットのマーラー5番(ドラえもんに捧げる)

2008年05月20日 23時24分22秒 | 巻九 マーラーが私に語ること
マーラー:交響曲第5番
テンシュテット&ロンドンフィル
EMIミュージック・ジャパン

このアイテムの詳細を見る


暗欝たる想いを
ナニコノヤローと追い払う仕草は、
暗欝たる想いの中に沈んでいく行為と非常によく似ている。
そんな気がする。

分裂症(って実際のところよくわからんのだが)の如しとさえ指摘される、
グスタフ=マーラーの音楽。
こうやって、酒に浸りながらの静かな夜に、
そしてさらには
「ハイテンションになるべきかひたすら下降線をたどるべきか」
というような不安定な精神状態で聴くと、いいねえ。いい。いい!

いったい俺は無理やりにでも楽観主義者でいるべき夜なのか、
ここはいっそのことひたすら後ろ向きに尽くほうがいいのか。
そんな状況であるならばな。

あ、そうそう、
恋患いに苦しんだときは止めといた方がいいよ。マーラー。
この世のあらゆる輝ける美しきものが
本当に(紛(まが)いものではなく!)麗しく見えてしまうから。

…冗談であるけれど(笑)


結論めいたことを言おう。
働かざる者喰うべからず。
楽して稼げる世では無し。
ドラえもんにお願いしてみるか。
毎日400グラムの「苦労みそ」をください。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 一青窈「夢なかば」泣かば | トップ | 若我語来週乃至再来週的話,... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿