惜別と決別は全く別。それを同時並行させる100の方法。

2012年10月06日 06時52分25秒 | 巻二 起居注
かくして紙切れを拝領した俺は
楽園生活からの追放を高らかに知らせるラッパの音を聴くこととなった。
やっぱり夢でも幻でもドッキリでもなかった。と、いうこと。

「人望」などという言葉は俺にとって最も縁遠いものだと思っている。
俺は、他人との交わりに煩わしさを感じる人間。
一人は寂しいかもしれないけど、めんどくさくなくていい、と思っている人間。
誰が去っても基本追わないが、俺が去る時も誰からも惜しまれないものだと思っていた。
これをドライでクールと言うなら、W係長のお見込みの通り。


…たぶん、ここ数か月間で俺の内部に起きたある化学変化が原因なんだと思う。

他人の幸せを素直に祝福できるようになった。
障壁なく笑顔で接することが出来るようになった。
これは、たぶん俺の心に生じたある余裕。
むしろ、自分の幸せを分けてみたいとさえ発想する始末。
たぶん他人に対し今までになくやさしくできていたんだと感ずる。


もっとも今現在の俺は、そんな幸福の絶頂期にある訳ではない。
むしろ崖っぷちから今にも滑落せんとする絶体絶命の状況。
判を押すかどうかの別状況も含め。

他人に惜しまれるのに慣れていない。全然。
もちろん今までの職場でも惜別感はあったけど、
なぜか今回の1年半は1年半だけなのになぜこんな?
泣かせんじゃねえw離れづらくなるじゃねーか。

夜は夜で最高に贅沢させてもらった。
ほんとに罰が当たりそう。地獄に落ちそう。


さて、そして
このカーブを曲がったらそこには何が見えるのかな。
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