せんきょ、ですね。その1。

2009年08月18日 20時53分52秒 | 巻二 起居注
「なぜ政権交代論者、か。」

ここ20年ほどの持論なのですが、俺は政権交代論者です。
政権交代原理主義と言ってもいい。
腐っても政権交代、そんな感じだす。

なぜか。

どんなに立派な政策を示し、実行し、実績も上げている政党があるとして、
そんな政党であっても、
何十年も政権についていれば二重三重の「癒着」が生まれます。
これは、必然的帰着でしょう。
人間の性と言ってもいい。
役所、経済界、業界団体…、
政治権力の在り処が変わらないと思えば、
まず少なくとも緊張感など無くなります。
そして、卑俗な用語ですが「利権」が権力の周りに泡立ち始めます。

どんなに政権党指導部自体が立派でも(あんまりあり得ませんがw)、
全国的レベルで見た場合、
末端のチンピラ的「小権力者」がのさばる余地はおおいにある訳です。

だからこそ、権力の在り処を時には変える必要があるのです。
民主主義に反するかも知れませんが、
同じ政党が与党の立場に連続○年以上居ることを禁じる必要さえあるのではと思います。

権力の在り処がガラッと変われば、
癒着している場合ではないでしょう。
いや、実際のところそんな綺麗ごとだけではないのは解りますが、
少なくとも全く権力が移動しない淀みの状態よりはよっぽどマシと思えます。
政策的にダメだったら、変えればいい訳ですから。

俺もある理由から感覚的に解りますが、
「与党」が「野党」になり、
「野党」が「与党」になるなんて事が起こった場合、
御役所はおおいに緊張しますよ。
もちろん「新与党」の力量次第ではあるでしょうが、
クドイようですけど「何も変わらない淀みよりはマシ」です。

前政権の怪しげなところなど、どんどん情報公開しちゃえばいいのです。
政権交代でもなきゃ、あり得ないことです。

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