Aさんと食事は札幌ドームに早めに行ってRWCの雰囲気を味わいながら何か食べようということになった。
11:30に会場に到着。売店は既に長蛇の列だった。聞いてみると弁当は既に売り切れ。ビールのつまみのファストフードばかりだ。特製弁当をスタンドで食べながら試合前のアップを見るという楽しみはあっけなく潰えた。
少ない調理スタッフはてんてこ舞いまいだ。「食べ物の持ち込み禁止」と「外国からの応援客」の影響予測に誤りがあったのではないか。
取り敢えず豚丼のある店に30分ほど並んでいたら「売り切れです。」仕方がないので他の店に回ったらやはりご飯物は無し。
並び直して焼きそばとたこ焼きを求めてレジに着くまで1時間30分を要した。試合開始の13時45分の15分前だった。間に合わなかったはずの人が相当数いた。
このことは本州の他の会場でもあったようで、子供の食べ物まで入り口で没収されて困った外国人も多くいたようだ。
「食べ物はいいからスポンサーのHeinekenビールだけは売れ!」との指令があったとか、無かったとかの話まである。
今後は改善されるとのことだが、Aさんと「コンビニでは恵方巻きの売れ残りを店員に買わせたりするケースもあったとか。店側が利潤追求で売れ残りを警戒するあまりのことだったのではないか。」という話になった。
華やかな国際スポーツイベントの陰に日本の巷の商売の現実も見た気がしている。