2022.4.14
家の周りも近所の畑からも雪が完全に消え、冬眠から醒めた。
朝のカーテン越しの陽の光に春を感じる。
“葡萄の涙”が自然の脈動が始まっていることを知らせているようだ。
しかし、眠たい。
自転車散歩を始めた。
恵庭岳からの風はまだ冷たい。
朝の出来たてのような空気が肺の隅々に行き渡り、シヤキッとする。
家に戻って、パソコンの海外メディアを開く。
日本の報道は、新聞もTVもコメンテータもニュースソースが一つで気味が悪い。
ウクライナ南部、東部で何が起きているのだろうか。
沈黙がやがて目を覚ましても狼狽えるだけの現実がいつまで続くのだろうか。
刻々と命が奪われる凶悪犯罪なのにプーチンを拘束するための強行突入も出来ず、
「戦争だから」と理性が麻痺して行くゆくことが恐ろしい。
頭が朦朧とするのは春眠のせいだけではない。