田舎に暮らしていると選挙の時以外は街頭演説というものに出くわすことは殆ど無い。
ところが昨日(9/10)遭遇した。
いつものように近所の生協に荷物持ちで付いて行って買い物が終わり外へ出ると「自民党」と「公明党」の幟の翻る街宣車が道路に止まってまっているではないか。
背広姿の3人が立っていて、ひとりが生協の駐車場に向かって、
「近々議会が始まります。私達〇〇〇(会派名)は△△△(コロナ対応など)で頑張っています。共にガンバリましょう!」などと締めくくりの演説中だった。
どうやら市議会議員の一行らしい。
残念ながらそれまで何を話していたのかは聴けなかった。
今年の山陰自転車旅で舞鶴港に向かっている時に家も疎らな海岸道路でスピーカーを鳴らしながら走る自民党の街宣車とすれ違ったことがあった。
全国津々浦々、随分と熱心なことだと記憶に残った。
メモを見ると8月2日。
安倍元首相が7月8日に暗殺されて本人、自民党が旧統一教会と深い関係にあることが取り沙汰されていた頃である。
恐らく、多分、、、自民党は旧統一教会に浸食されてきた実態、その中心に安倍元総理がいたこと、これらのダメージをくい止めようと全国的に街頭行動に出ているのではないか。
その強かさと機動力に率直に感心する。
野党がしぶとい自民党を打ち負かすのは容易なことではないと思いながら久し振りの夏空の下を家に向かった。
《202229.10 20:30 家の窓から》
旧暦では7~9月を秋としているため、8月15日はちょうど秋の真ん中となる。
その頃は1年を通して最も月が美しい時期であるとされる。
ゆっくり眺めるのは久し振りだった。