覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

アンカツ、引退!

2013年01月30日 07時15分28秒 | Weblog
 
 
 長いお知り合いと都内で酌み、健啖ぶりに驚きつつ、わたくし自身は静かに聴き、語り、帰って朝のネット上の報道だった。
 
   騎手・安藤勝己  引退
 
 寂しくなります。「死」同様、何時かは来るものながら、まだ今年また近々とは思わなかった。
 
 大好きなジョッキーだった。前ほど勝たなくなっても、武豊は武豊。
 同様、アンカツはアンカツだった。
 
 腕前、力量などは云々するまでもない。
 浜中くん達がきちんと育ってきたということ、あるいは立派に「現場」で育て上げてきた実が結ばれつつあるということか。
 
 笑顔の絶えない人だった。相当な難事をたやすくこなし、涼しい笑顔でターフを引き上げてきた。
 
 個人的にご挨拶したいし、また勝手ながら、一度、静かな料亭のカウンターで、並んで酌んでみたい。まあ、秘匿すべきことが多過ぎるのでね。文字通り、夢舞台の住人なのである。
 
 語り切れぬお話。思い出がある。
 
 GⅠ舞台などで、放送席の語り部として、またお会いできるだろう。
 
 本当に、いい男だった。
 

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