明日の弥生賞に出走してくる、レットバトラー という馬は、これまで5回出走し、出馬表に登場すること6回。戦跡着順は 4 1 3 3 1 ? だが、この馬が出走してきた週に牝馬重賞が行われたことが、今週を含め3回ある。
●11月7日5回京都2日目6R新馬 5枠5番 4着
同日11RファンタジーS 5枠 2着
●12月18日3回中京5日目10R 2枠2番 3着
翌日中山11RフェアリーS 2枠 1着
●3月6日2回中山4日目11R 3枠3番 レース前
前日京都11Rチューリップ賞 2枠3番 1着
すべて、この馬が連対馬の位置を教えている。このような馬のことを サイン馬 などと呼ぶが、気になるのはその必然性 なぜ? ということである。
レットバトラーの名前の由来は、恐らくは、母馬スカーレットブーケ であろうと思われる。ハリウッド史上の名作映画「風と共に去りぬ」のヒロインがスカーレットといい、主演男優のクラーク・ゲーブルの演った役の名が レットバトラー である。
推察だが、クラーク・ゲーブルの遺作となった作品が、マリリン・モンローと共演した「荒馬と女」であることから、レットバトラーという馬は、その週の牝馬重賞をサインするという役割を帯びさせられ、出走するのだろう。
今月号から月刊誌「優駿」に付録でついてくるDVD映像の、第1枚目は平成の名勝負10だが、この中で、ホーリックス オグリキャップで決まった平成元年のジャパンカップが第4位で紹介され、そのときのゾロ目2-2 2番3番 を今日のチューリップ賞で使ってきた。その前年のJCがペイザバトラーで決まっていることと合わせ、記念すべき 武豊 の弟、幸四郎の400勝を、オースミタイクーンでの初勝利初重賞勝ち(97年3月2日)のほぼちょうど8年後の昨日、平成競馬の印象的な目で決めてきた。
幸四郎(松たか子の父)の弟・中村吉右衛門は、本名を波野辰次郎 というが、同じ本名波野姓の歌舞伎役者に、波野哲明 というのがいる。
わざとややこしく話すと、豊の弟 である幸四郎の弟は、波野といい、その同じ波野家の男の為、幸四郎はどうしてもこの週!の重賞で記念すべき400勝を飾る必要があったため、競馬会はその演出をした。これが、昨日のチューリップ賞の真実である。
デビュー重賞勝ちも400勝目重賞勝ちも、ともに親父(武邦彦調教師)の馬を用意されることは、この競馬エリート一家をもってして当然の御祝儀だろう。
ちなみに、本名 波野哲明 という歌舞伎役者は、一昨日くらい名前が変わり、いま 18代目 中村勘三郎 と名乗っている。
今週の出来事、勘九郎改め 勘三郎襲名の御祝儀馬券として、中央競馬会がした演出は、勘三郎の親戚、吉右衛門の兄弟幸四郎の区切りの400勝を重賞で、家(父)の馬で飾るというものだった。勘三郎が父から名跡を受け継いだように。ちなみに、勘九郎から勘三郎への継承を明らかならしめる為、3番を1着 9番を最下位でゴールさせ、父の襲名に先立ち問題を起こした七之助の7枠ディアデラノビアを圧倒的人気にしながら、これに泥酔公務執行妨害の酔っ払い騎乗をさせ7着に蹴落とすという凝りようだった。
無論馬がそのことを承知で昨日頑張ったのではない。勘三郎の襲名はずっと以前、数年前から予定されていたことだった。競馬会はそれにあわせ、舞台裏で稽古を重ね、この日の晴れの襲名舞台の演出に備えたに過ぎない。私はチューリップ賞の馬券を1円も買っていないが、このことを自信を持ってお伝えする。
●11月7日5回京都2日目6R新馬 5枠5番 4着
同日11RファンタジーS 5枠 2着
●12月18日3回中京5日目10R 2枠2番 3着
翌日中山11RフェアリーS 2枠 1着
●3月6日2回中山4日目11R 3枠3番 レース前
前日京都11Rチューリップ賞 2枠3番 1着
すべて、この馬が連対馬の位置を教えている。このような馬のことを サイン馬 などと呼ぶが、気になるのはその必然性 なぜ? ということである。
レットバトラーの名前の由来は、恐らくは、母馬スカーレットブーケ であろうと思われる。ハリウッド史上の名作映画「風と共に去りぬ」のヒロインがスカーレットといい、主演男優のクラーク・ゲーブルの演った役の名が レットバトラー である。
推察だが、クラーク・ゲーブルの遺作となった作品が、マリリン・モンローと共演した「荒馬と女」であることから、レットバトラーという馬は、その週の牝馬重賞をサインするという役割を帯びさせられ、出走するのだろう。
今月号から月刊誌「優駿」に付録でついてくるDVD映像の、第1枚目は平成の名勝負10だが、この中で、ホーリックス オグリキャップで決まった平成元年のジャパンカップが第4位で紹介され、そのときのゾロ目2-2 2番3番 を今日のチューリップ賞で使ってきた。その前年のJCがペイザバトラーで決まっていることと合わせ、記念すべき 武豊 の弟、幸四郎の400勝を、オースミタイクーンでの初勝利初重賞勝ち(97年3月2日)のほぼちょうど8年後の昨日、平成競馬の印象的な目で決めてきた。
幸四郎(松たか子の父)の弟・中村吉右衛門は、本名を波野辰次郎 というが、同じ本名波野姓の歌舞伎役者に、波野哲明 というのがいる。
わざとややこしく話すと、豊の弟 である幸四郎の弟は、波野といい、その同じ波野家の男の為、幸四郎はどうしてもこの週!の重賞で記念すべき400勝を飾る必要があったため、競馬会はその演出をした。これが、昨日のチューリップ賞の真実である。
デビュー重賞勝ちも400勝目重賞勝ちも、ともに親父(武邦彦調教師)の馬を用意されることは、この競馬エリート一家をもってして当然の御祝儀だろう。
ちなみに、本名 波野哲明 という歌舞伎役者は、一昨日くらい名前が変わり、いま 18代目 中村勘三郎 と名乗っている。
今週の出来事、勘九郎改め 勘三郎襲名の御祝儀馬券として、中央競馬会がした演出は、勘三郎の親戚、吉右衛門の兄弟幸四郎の区切りの400勝を重賞で、家(父)の馬で飾るというものだった。勘三郎が父から名跡を受け継いだように。ちなみに、勘九郎から勘三郎への継承を明らかならしめる為、3番を1着 9番を最下位でゴールさせ、父の襲名に先立ち問題を起こした七之助の7枠ディアデラノビアを圧倒的人気にしながら、これに泥酔公務執行妨害の酔っ払い騎乗をさせ7着に蹴落とすという凝りようだった。
無論馬がそのことを承知で昨日頑張ったのではない。勘三郎の襲名はずっと以前、数年前から予定されていたことだった。競馬会はそれにあわせ、舞台裏で稽古を重ね、この日の晴れの襲名舞台の演出に備えたに過ぎない。私はチューリップ賞の馬券を1円も買っていないが、このことを自信を持ってお伝えする。