デリヘルの仕事を始めたことで、かなりの収入は得られるようになった。だが、玲美さんの収入が増えると、夫が勝手に財布からお金を抜いてしまうようになった。
「気がついたら、財布にお金がない。『えっ?』みたいな。支払いのために分けておいたお金がなくなっていることもありました。
でも、そこで夫に文句を言っても口論になるだけなので、もう面倒臭くなって、何も言わないようになった。同居の嫁という立場なので、あまり強く言えない。義父母も昔の考え方の人間なので、話が通じないんです」
離婚は何十回も考えた。でも、子どもたちが夫とニコニコしながら遊んでいる姿を見ると、自分が我慢すればいい、と思ってしまう。
「自分さえ我慢していれば、なんとかなるかな……という考えで今までやってきました。今はもう、子どもしか生きがいがありません。財布からお金を抜くような夫には全く信頼関係を持てませんが、子どもがいるから、家に帰ろうと思えるんです」
S市の実家にいる親は、玲美さんの現状を知っている。「そんな家、早く出て戻ってこい」と言ってくれるが、子どもたちのこともあって、なかなか離婚には踏み切れない。
2年前に母親が50代の若さで亡くなった。「早くこっちに戻ってこい」と親身になって言ってくれたのに、母親の願いに応えることができなかった。
「気がついたら、財布にお金がない。『えっ?』みたいな。支払いのために分けておいたお金がなくなっていることもありました。
でも、そこで夫に文句を言っても口論になるだけなので、もう面倒臭くなって、何も言わないようになった。同居の嫁という立場なので、あまり強く言えない。義父母も昔の考え方の人間なので、話が通じないんです」
離婚は何十回も考えた。でも、子どもたちが夫とニコニコしながら遊んでいる姿を見ると、自分が我慢すればいい、と思ってしまう。
「自分さえ我慢していれば、なんとかなるかな……という考えで今までやってきました。今はもう、子どもしか生きがいがありません。財布からお金を抜くような夫には全く信頼関係を持てませんが、子どもがいるから、家に帰ろうと思えるんです」
S市の実家にいる親は、玲美さんの現状を知っている。「そんな家、早く出て戻ってこい」と言ってくれるが、子どもたちのこともあって、なかなか離婚には踏み切れない。
2年前に母親が50代の若さで亡くなった。「早くこっちに戻ってこい」と親身になって言ってくれたのに、母親の願いに応えることができなかった。
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