motoの徒然なるままに…

日々是好日日記

「二人」高橋順子

2007年08月25日 | 日々徒然
けさの毎日新聞の折込で「こころ」というタブロイド増刊版がありました。そのなかで、すごく気になる詩がありました。高橋順子さんの詩であります。旦那様は車谷長吉さんです。

「二人」

洋風居酒屋を出た後で

女は男に言ったそうだ

「一日に三度ケータイで連絡してね」

会社に蚊がいたとか

靴下が破けていたとか

おやすみ とか

なんでもいいの

愛情点検簿に判子を押すようなものだ

と男は思った

一日三回 判子を押すのは面倒なものだ

「あたしをほっといて何してんだが」

「一人にしてくれないので 別れた」

と男は居酒屋で同僚に語った

ケータイがなければよかったね


MOTO

ケータイ依存症の小生には身につまされる詩でありました。

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2 コメント

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Unknown (Ishishi)
2007-08-25 14:00:57
この詩は全然分からないなー。日に三度の軽いメッセージが何で負担になるのか?日に三度飯は食うのに、、格好付けすぎでなんか同感でき無い詩です。Ishishiなんか携帯でへの音まで聞かせてやっているマメマメ人間です。ブゥヘェーブー「へばねー」って
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Unknown (MOTO)
2007-08-26 08:42:59
束縛が好きな女と解放をもとめる男の話です。
ケータイがなければ、恋愛もうまくいかない時代になってきたのかな。立川の巡査がストーカー行為したのもケータイがきっかけになっているようです。
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