昨日の東奥日報夕刊を読んで知り、ショックを受けました。
ビジュアルアーティスト。米ニューヨークに在住していた2006年に動静脈奇形という難病にかかり、小指を切断しました。赤ちゃんを難病で亡くし、夫の暴力で離婚。小指から出血した血で描いた写真集「ファウストス」が昨年、刊行されて話題になりました。ファウストスはラテン語で「祝福された」の意味。災いの中でも喜びを実感できたと大庭さんは言っております。
私はこの写真集を開くページごとに見えない傷から血が流れ出てくるような気がします。
「幸いなるかな心貧しき人天国はかれらのものである」(キリスト)
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