
🟥自己破滅的な飲み方をする大王の姿🟥
得意の絶頂にあった征服者はますます酒と遊蕩におぼれていく。インドや中央アジアにアヘンをもちこんだのも、アレクサンドロス大王だといわれている。
「当初、アレクサンドロスは自分にはなんでも許される、夜な夜な酔いつぶれ、セックスにおぼれてもいい、と信じていた。その後、中央アジアの高地に遠征すると、不品行は悪の域に達し、自制も節度もきかなくなった。放蕩は自己破滅的なものになった。承知の上で限度を超え、意識を失い、命を落とすことさえいとわなかった。誰彼かまわず命を奪い、男とも女とも、無差別に、精根つきるまで愛しあった。酒に力を借り、放蕩でとことんボロボロになって、永遠の休息にいたることを望んだ。だが酔いから覚めると、倦怠感で立つこともできず、絶望はさらに深まった。その退廃的行動は決して弱気からではなく、一貫して意図したものだった」📖
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