⬛🟥版画の街・あおもり🟥⬛
私は、37年前、青森商工会議所青年部一戸隆男委員長が始めた「版画の街あおもり」当初から知っております。青年部のただ子供の作品を粗末に展示しているのを嘆かわしく思っておりました。福井平内青森市小学校図工部会会長(莨町小学校校長、棟方志功記念館館長)もそれは感じておりました。そこで考えたのが版画による紙芝居です。地域にまつわる伝統伝説、実際にあった史実を題材に「ボクらの街の小さな物語」というタイトルで青森駅ビルラビナで毎年1回開催し10回重ねてきました。その中で、「大泊の鬼」という伝説・題材で今別小学校が出品して、それをねぶたの題材に取り上げて、はじめて「ねぶた大賞」を受賞したのが、竹浪比呂央名人です。題材情報収集している竹浪名人に、こっそりと物語版画集を渡しました。棟方志功画伯からねぶた師までみんなつながっているのです。「版画の街・あおもり」はその因縁をちゃんと解説するべきだと思います。私の委員会では、応募された子供たちの作品をしっかりとマットに挟めて会場に展示して、作品集にまとめて参加児童各人に記念として無料で配りました。先生や親御さんに褒められたものです。参加校の中ではカレンダーに仕上げて地域に還元して大きな財産となりました。
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