アブドーラ・ザ・ ブッチャー引退記念~さらば呪術師~
ブッチャーの引退セレモニー 座席にはブッチャー・シートも!
会見ではスタン・ハンセン(69)が特別ゲストとして招待が決定したこと、そしてアブドーラ・ザ・ブッチャー(77)の引退セレモニーが行われることが発表された。
主催者側に寄せられたブッチャーのコメントは以下だ。
「来年2月にミスター馬場のメモリアルショーをやるから来日して欲しいという要請を受け、是非参加したいと返事をした。それと同時に、あと何度、自分が大好きな日本に行けるのかという事も考えてしまった。それは、長年アブドーラ・ザ・ブッチャーというレスラーをサポートしてくれた日本のファンに、感謝の言葉を直接伝える機会が何度このあとやってくるのか、という事だ。
このビジネスを始めて57年。日本に初めて行ってから48年。そろそろコスチュームとフォークを置いて、リタイヤする時が今回のタイミングなのでは、と思ったのだ。
来年2月、また日本に行けるのなら、アメリカでもカナダでも行っていない、アブドーラ・ザ・ブッチャーの引退セレモニーを行う機会を与えて欲しいと、実行委員会、馬場ファミリーに伝え、了承してもらった。
もう試合は出来ないし、ミスター馬場を追悼する大会だというのは、もちろん理解しているが、日本のファンに心を込めた感謝のメッセージを送りたいという気持ちも理解してもらいたい。
1970年の真夏に日本へ初めて行き、ミスター馬場と大きなスタジアムで初めてシングルマッチをやった事を、今でも昨日の事のように思い出すよ。
ミスター馬場とはそれから20年以上にわたり、日本中どころか、シカゴやプエルトリコでも闘い、暴れすぎてミセス馬場には何度も怒られたな。ジャイアント馬場と一番血を流しあって闘ったのが俺なのは間違いない。それも500試合以上。詳しい数なんて覚えていない。だが、ミスター馬場は俺にとって最強の敵ジャイアント馬場であり、最高に信頼できるプロモーターであった。馬場夫妻にとっても、アブドーラ・ザ・ブッチャーという存在は、最高のドル箱レスラーだったはずだ。
いつかあの世でミスター馬場と再会したら、二人で試合して、試合後は最高級キューバ産葉巻をくわえながら、昔話をしたいもんだ。でも俺はまだまだこっちの世界で人生をエンジョイするつもりなので、あの世でトレーニングを続け、待っていてくれと伝えたい」
管理人談話
大変お疲れ様でした。
だれもが?
「ブッチャー」っと言う単語は知ってると思います。