【北牟婁郡】紀勢自動車道紀勢大内山インターチェンジ―紀伊長島IC間(一〇・三キロ)の開通式典が二十四日あり、同日から利用を開始した。
鈴木英敬知事や三ツ矢憲生、桜井宏両衆院議員と高橋千秋参院議員のほか、山本教和県議会議長ら七県議、尾上壽一紀北町長、谷口友見大紀町長など関係者約百三十人が出席した。
同町紀伊長島区東長島の町立東長島公民館で開いた開通式典では、開通イベントの実行委員長を務める尾上紀北町長が、「念願の『命の道』が開通した。地場産業や観光振興など、地域の活性化に役立てなければならない」と話した。
鈴木知事は「一分一秒を争う救急医療や災害で最も効果が期待されるほか、地域振興での役割も重要。二十五年度には一部の区間を除いて大泊(熊野市)まで延びるが、大泊以南の新規事業化も国に強く働き掛けたい」と述べた。式典後、紀伊長島ICに移動してテープカットし、記念パレードで歩いた。
紀勢自動車道は平成十八年三月に勢和多気ジャンクション(JCT)―大宮大台IC間(一三・四キロ)、二十一年二月に大宮大台IC―紀勢大内山IC間(一〇・四キロ)、昨年三月に海山IC―尾鷲北IC間(六・一キロ)がそれぞれ開通。今回の開通で、高速道路を利用した場合、津市内と尾鷲市内の所要時間が約十分短縮でき、約一時間三十五分となる。
24日に紀勢大内山で降りて仕事の現場に行きました。気がついた点は
紀勢大内山ICの料金所から紀伊長島ICの距離が短い!?
大宮大台ICから紀伊長島IC方向へ向かうと!
紀勢大内山ICへ向かう方向との分岐点・・・
直線方向に(トンネル手前)料金所がありました。
紀勢大内山ICの料金所から大紀本線料金所の距離が短い!?
どうやら
紀伊長島インターチェンジ(きいながしまインターチェンジ)は、三重県北牟婁郡紀北町にある紀勢自動車道のインターチェンジである。
これより先は新直轄方式(無料区間)で建設が進んでいるので、有料区間はここで途切れることになる。 そのため、当ICの手前(紀勢大内山IC方)に本線料金所(大紀本線料金所)が設置される
名称をめぐる混乱
元来、仮称は「紀伊長島インターチェンジ」(きいながしまインターチェンジ)であった。2011年10月18日に国土交通省と中日本高速道路が「紀北紀伊長島インターチェンジ」(きほくきいながしまインターチェンジ)を正式名称とすることを発表した。ところが、このインターチェンジ名称決定に関し、紀北町長が国土交通省と中日本高速道路からの意見照会に独断回答していた事が発覚。「名称が長すぎる」等の批判が噴出し、紀北町議会は全会一致で国土交通省と中日本高速道路に名称変更申請を行うこととし、町長と議長が再検討の申し入れを行った。これにより2011年10月31日に国土交通省と中日本高速道路は名称の再検討に着手することを発表した。2011年12月26日に名称を再検討した結果、紀伊長島ICで決定したと発表。
2013年度 : 紀伊長島IC-海山IC間開通予定。
まさにライフラインです。