■イギリスのバロック音楽の代表的な作曲家
ヘンリー・パーセル(Henry Purcell、1659年9月10日?-1695年11月21日)は
17世紀イギリスの作曲家である。イタリアやフランスの影響を受けつつ独自の音楽を
生み出した、最も優秀なイギリス人の作曲家の1人として知られている。(Wikipediaより)
■パーセルが活動したのはバロック音楽全盛時代。イタリアやフランス、ドイツ等と比べて
イギリスは当時決して音楽が盛んとは言えませんでした。
ルネッサンス時代にはダウランドのような吟遊詩人の活躍もあり、イギリスはむしろ音楽の
先進国であったにも関わらずです。クロムウェルの共和制時代に、音楽が禁止されたという
背景もそこにはありました。
パーセルの音楽にはイギリスの伝統と、当時のフランス、イタリアの音楽を融合させたような、
自由で独特の趣きがあります。数が多いとは言えない、彼の鍵盤音楽においてもそれをうか
がう事はできます。(クラシック名曲サウンドライブラリーより抜粋)
●パーセルは,ドイツのヨハン・パッヘルベル(1653年9月1日 - 1706年3月9日)と同時代の
作曲家であることがわかった。国が違うため交流もなかっただろうが,この「エア」は,「カノン」と
雰囲気が似ている。バロック音楽全盛時代だけのことはある。
パーセルの「アブデラザール組曲 Z.570 - 第2曲 ロンド」もいつか取り上げてみたい。どこかで
聞いたことがあるからだ。