■歌劇の幕間に奏される天上的調べの間奏曲
歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」はイタリアのマスカーニ(1863-1945)の出世作にして
代表作です。
「カヴァレリア・ルスティカーナ」は一幕ものですが、長いので二場に別れています。その間で
演奏されるのが美しい間奏曲です。
序奏の天上的な響きは特に印象的で、こちらをメインと考えてもいいぐらいです。
実はこの間奏曲は歌劇の創作以前に、すでにピアノ譜ができあがっていたらしく、それだけに
楽曲自体の魅力からか、現在では歌劇とは関係なく独立した演目として演奏されることも多い
作品です。
また「アヴェ・マリア」として歌詞がつけられた歌曲版もとても親しまれています。
(クラシック名曲サウンドライブラリーより)
●友人が大好きなこの曲を初めて聞いた。ゆったりとしてやさしく,心が洗われるような音楽だ。
この音楽に合う写真を撮ることができたのだろうか?
ハナショウブは難しい。たくさん並んでいるので,どこを選択するのかとても迷った。
●百田尚樹さんが「永遠の0」を執筆中に,リピートしながら聞いていたのがこの曲だという。
映画には無い場面を書いているとき,キーボードを叩く指に涙がぽたぽた落ちたそうだ。
(百田尚樹「至高の音楽」より)
岡田准一が宮部久蔵を演じたこの映画を観た時,心を締めつけられた。さっそくアマゾンで
原作を注文した。
■ハナショウブ(花菖蒲 アヤメ科アヤメ属)
・原種のノハナショウブを改良した園芸種なので「ノ」をはずした。改良された痕跡として外側の
大きな花びらに黄筋が残る。(「野草の名前」より)
・江戸時代に改良が進み,原種に近い江戸系,大輪で鉢植えに向く肥後系,花弁が垂れ
下がる伊勢系など,地域ごとの系統があり,それぞれに多くの品種がある。
(解説 高橋 冬/写真 鈴木 庸夫「散歩でみかける草花・雑草図鑑」より)
■小石川の由来
小石が多い川が流れていたことに由来する説がある。他にも、鎮座する白山権現が加賀国
石川郡から勧請されたためという説もある。江戸時代、この地は小石川村と呼ばれ、大名などが
別邸を置いていた。
後楽一丁目にある小石川後楽園は、江戸時代には水戸藩主・徳川頼房の上屋敷があった。白山
三丁目にある小石川植物園は、江戸時代は小石川薬園で薬になる植物を育てていた。
また、薬園内に無料の診療所を設け、これが小石川養生所であった。
(雑学ネタ帳 http://zatsuneta.com/ より)
●やはりいるんだ,間違える人
Q.小石川植物園ですか?
A.いいえ、違います。
当園は東京大学理学部附属植物園(小石川植物園)とは異なりますのでご注意下さい。
ハンカチの木があるのは、小石川植物園です。(当園HPより)
実は,ぼくも間違えていた…。名前の由来からして間違えるのも無理ないか,と自分を慰める。
ハンカチの木は見たが,ハンカチは無かった…。時期はいつだろうか?