■友人のホルン奏者のために書かれた明るく朗らかな音楽
モーツァルトには大変気の合った仲の良い、ホルン奏者の友人がいました。 彼の名はロイトゲープこと
ヨーゼフ・ライトゲープ(Joseph Leitgeb、1732年-1811年)。
ロイトゲープはザルツブルクの宮廷楽団で活動した後、ウィーンへ移り、音楽家と同時にチーズ商の顔を
持ち、その道でも成功したという人物です。
彼は生来、底抜けの楽天家で、モーツァルトとは波長が合ったようです。そんな友人ロイトゲープのために、
モーツァルトは4曲のホルン協奏曲を書きました。 (一部の作品はジョヴァンニ・プントのために作曲されたと
する説もあります)
これらの協奏曲はバルブのないナチュラルホルンのために作曲されました。当時のホルンは演奏上の制約も
多く、扱いにくい楽器でしたが、ロイトゲープのためならということで、4曲もの作品が書かれたのです。
ホルン協奏曲の楽譜には、モーツァルトによる楽しい落書きが残されています。 「さあ行け!ロバくん」、
「ちょっとひと息」といったロイトゲープへの言葉からは、ふたりの微笑ましい友情関係が伝わってきます。
(クラシック名曲サウンドライブラリー)
●梅雨時のうっとうしさを吹き飛ばすには,この元気な曲がピッタリだ。
●自然教育園には植物の表示があるため名前を特定できてうれしいのだが,見る時期と花期が違うと
どれがどれだかわからなくなる。
●植物には表示があるが,昆虫には表示がないので名前が分からない。名札をつけてほしい,というわけ
にはいかないよなぁ…。