photo独~ホットドッグ大好き~

フォムービー:音楽と写真

花器の釣舟

2018-06-20 | 日記


■キツリフネ(黄釣舟 ツリフネソウ科)
茶室の床の間の天井から鎖などで釣られた舟形の花器を「釣舟」という。

釣舟は,朝顔,ツルリンドウ,ツルニンジンなどのつり性の花材を活ける
のに適している。

その釣舟に似た形で,黄なので「キツリフネ」。(「野草の名前」夏より)

■釣舟という花器はこれかぁ…。

                                (zonashopより)

●名前の由来は,そうだろうな,というか,これしかないだろうなぁ。

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2人と2羽

2018-06-16 | フォトムービー



■セレナード第11番

 モーツァルトの管楽合奏のためのセレナードは3曲が存在し、いずれもハルモニー(Harmonie)または
 ハルモニームジーク(Harmoniemusik)と呼ばれる管楽合奏のために書かれている。

 ハルモニームジークは当時ウィーンで流行しており、室内や屋外でのさまざまな機会に演奏され、親し
 まれていた。1782年に神聖ローマ皇帝ヨーゼフ2世がウィーンの宮廷に管楽八重奏団を常設すると、
 貴族たちもこぞって管楽八重奏団を抱えるようになり、いっそう盛んになった。モーツァルトが3曲の
 セレナードを作曲したのもウィーン時代のことである。

 この曲は1781年10月に作曲された。初稿はクラリネット、ホルン、ファゴット各2の六重奏であったが、
 翌1782年7月にモーツァルト自身によってオーボエ2本が追加された。この他、さらにイングリッシュ・
 ホルン2本を加えた稿も存在する。(ウィキペディアより)

●11番の第2楽章が,このメヌエットだ。管楽器のまろやかな音がとけ合って心地いい。
 なお,セレナード「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」は,弦楽合奏あるいは弦楽四重奏にコントラバスを
 加えた弦楽五重奏で演奏される。

●川で遊ぶ2人の男の子のそばで,2羽のカモが人を怖がらずにくつろいでいた。のどかな風景だ。

 

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ベートーヴェンのメヌエット

2018-06-14 | フォトムービー



■楽聖ベートーヴェンの愛らしいピアノ小品

 ベートーヴェンは6曲のメヌエットを書いていますが、中でも「ト調のメヌエット」として知られる
 第2番のこの曲は、特に人気も高く彼のピアノ小品としては「エリーゼのために」と並んで親し
 まれています。

 “メヌエット”とはフランスが発祥の4分の3拍子の民族舞踊で、バロックや古典派時代には数
 多く取り入れられていました。
ハイドンなども交響曲でよくメヌエットの楽章を置いていましたが、
 やがてベートーヴェンがメヌエットに替わってスケルツォを用いるようになり、交響曲の形は変
 貌を遂げていきました。

 ベートーヴェンには交響曲などの大作のイメージが強いですが、こうした小品で見せる一面も
 また魅力のひとつです。
(クラシック名曲サウンドライブラリーより)

●この音楽は,いったいどこで聞いたのだろう。このメロディーを当たり前のように知っていた。
 あらためて聞くと,なつかしい気持ちになる。


 

 ■ビヨウヤナギ(未央柳、美容柳 オトギリソウ科)

 中国原産。約300年前に日本に渡来した。半常緑性の小低木で、
 よく栽培されている。花期は5-7月頃で、直径5センチ程度の黄色の
 5枚の花弁のある花を咲かせる。キンシバイにも似るが、特に雄蕊が
 長く多数あり、よく目立つ。雄蕊の基部は5つの束になっている。葉
 十字対生する。

 枝先がやや垂れ下がり葉がヤナギに似ているので、ビヨウヤナギと
 呼ばれるが、ヤナギの仲間ではない。

 中国では金糸桃と呼ばれている。ビヨウヤナギに未央柳を当てるの
 日本の通称名。由来は、白居易の「長恨歌」に


   太液の芙蓉未央の柳此に対ひて如何にしてか涙垂れざらむ

 と、玄宗皇帝が楊貴妃と過ごした地を訪れて、太液の池の蓮花を楊
 貴妃の顔に、未央宮殿の柳を楊貴妃の眉に喩えて 未央柳の情景を
 詠んだ一節があり、美しい花と柳に似た葉を持つ木を、この故事に
 なぞらえて未央柳と呼ぶようになったといわれている。

 また「美容柳」などを当てることもあるが、語源は不明、単に未央を
 美容と置き換えたものであろう。(ウィキペディアより)

●葉がヤナギに似ているから,というのは安易な名づけ方だと思った。
 これは草ではなく木なのかぁ。

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クリーガーのメヌエット

2018-06-12 | フォトムービー



■ヘンデルを見出したとされるドイツバロックの作曲家

 ヨハン・フィリップ・クリーガー(1649 - 1725年)は、17世紀後半から18世紀前半にかけて活動
 した、バロック音楽の作曲家・オルガン奏者です。

 鍵盤楽曲やトリオ・ソナタ、歌劇などで優れた作品を残したということですが、現在ではほとんど
 このメヌエットのみでその名が知られています。

 学校の音楽の授業で、リコーダーの練習曲として親しんだ方もいるかもしれませんね。
 中心となるひとつの旋律と、その伴奏的に後から出る旋律のみの、素朴で透明感のある作品です。

 クリーガーはバッハより約40年前の世代で、ヘンデルを見出したのも彼だと言われています。

 バロックの原点とも言えるシンプルなこの作品からは、現代では複雑になってしまった音楽が持つ、
 本来の魅力が伝わってくるかのようです。
        (クラシック名曲サウンドライブラリーより)

●音楽の時間にリコーダーで練習したのは中学校の時だったろうか。切ない旋律が気に入っていた。

●ブルーベリーは色濃くなってきた。多摩川は3時ごろ。ボートに引かれた水上スキー?が気持ち良さそう。
●このテントウムシは脱皮後か。アレチハナガサが咲き誇り,ハルシャギクが風に揺らいでいた。

●ハルシャギク(波斯菊)の「波斯(ハルシャ)」はペルシャのことだと言われているが,原産地は
 北アメリカだそうだ。紛らわしいことになったのにもきっと理由があるのだろう。

 別名はジャノメソウ(蛇目草)。花の色が,中心が濃紅色で周辺は黄色の蛇の目模様だからだ。
 「蛇の目」で連想するのは,ジャノメガサ,ジャノメミシンだが,調べてみたらどちらも名前の元は
 まさに「蛇の目」だった。

●ハトは人慣れしていてどんどん近付いてくる。何かもらえそうだと思ったのかもしれない。
 その後,天気予報通り雲が空を覆い,今にも雨が降りそうだ。

●モーツァルト,ボッケリーニ,クリーガーとメヌエットを続けてきました。もう一曲,素敵なメヌエットがあります。
 きっとどこかで聞いたことがあることでしょう。お楽しみに。




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たくさんの別名

2018-06-10 | 日記

名前がなかなかわからなかったり,別名がたくさんあったりして,
おもしろかった。

別名がたくさんあるということは,人に近かった存在だからだろう。


■ミソハギ(禊萩 ミソハギ科)
 溝に生えることはあっても溝萩ではないと思う。
 お盆に精霊棚(しょうりょうだな)の供物をミソハギのしずくで浄めた。
 「禊(みそぎ)」をする萩,ミソギハギからミソハギに簡略化。
  (「日本の野草 夏」より)


■ミゾソバ(溝蕎麦 タデ科)
 江戸時代の「大和本草(やまとほんぞう)」など5文献に登場する。
 江戸時代に「ミゾソバ」の名前は定まっていた。

 また,この草は水辺に群生し,食用のソバに似ていたので,次のような
 別名もあった。
 「水蕎麦(みずそば)」
 「水蕎麦蓼(みずそばたで)」
 「田蕎麦(たそば)」
 「川蕎麦(かわそば)」など。

 さらに「牛の額」は,葉が牛の顔に似ることによる。
 また「牛面草」の記述も「牛の額」の同じく葉の形による。

 このほか「蛙草(かいるぐさ」)「蛙子草(かいるこぐさ)」「蛙股(かえるまた)」
 など,蛙のついた別名もある。自生地の溝には蛙がたくさんいたからと
 思われる。(「日本の野草 秋・冬」より)



●ホタルブクロ(蛍袋 キキョウ科)
 こんな色も。目の前にあったので,袋の先に生えている毛を撮って
 みたが,見えないのでトリミングした。

■「チョウチンバナ」「ツリガネソウ」「トックリバナ」「アメフリバナ」
 「ポンポンバナ」「ホタルグサ」など,ホタルブクロの特徴が
 よく出ている楽しい方言名も多い。
  (山渓ハンディ図鑑1「野に咲く花」より)


■ユキノシタ(雪の舌,雪の下 ユノシタ科)
 ニキノシタは見慣れた草であり,耳慣れのする名前である。
 しかし,ユキノシタの意味が難解である。

 諸説をまとめると,
 ①葉が白い花の下にある。白い花を雪にたとえて「雪の下」。
 ②白い花弁5枚のうち,下側の花弁を「雪の舌」にたとえる。
 ③ユキは井戸を表していて,井戸の下に生える草。「井戸の下」が
  「雪の下」に変化。
 ④平安時代の装束の配色に「雪の下」というのがあって,この配色名を
  草の名前にした。

 以上4説のどれもイマイチの感があるが,②を説をとりあえず支持する。
  (「日本の野草 夏」より)



■フトイ(太藺 別名オオイ・マルスゲ カヤツリグサ科)
 「万葉集」にも「大藺草(おおいぐさ)」の名前で登場。大きい藺草の
 意味である。その後,「都久毛」の名前がついている。「つくも」は
 「九十九」とも表記された。フトイは群生し,九十九本も生えるから
 「つくも」の名前がついたのだろうか。江戸時代に「フトイ」」に名前に
 なった。(「日本の野草 秋・冬」より)



■ポントデリア・コルダータ(和名:ナガバミズアイ長葉水葵 ミズアオイ科)
 18世紀のイタリアの植物学者「ポンテデーラ (G. Pontedera)」の名から。

 北アメリカの東部に分布。池沼の浅瀬に生え、高さは60~90センチになる。
 「ほていあおい」の仲間だが,根茎がある。根茎から葉柄を伸ばして1個の
 葉をつけ,5月から10月ごろ、穂状花序をだし淡い青紫色の花を咲かせる。
 この小さな花は一日で萎む。(Weblio 辞書より)

●アマゾンで青が1株817円,白は872円。上の説明から白が高い理由が
 分かる。


●ハンゲショウの花はまだ開花していないようだが,花序からも目立たない
 ことが想像できる。

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