旅のウンチク

旅行会社の人間が描く、旅するうえでの役に立つ知識や役に立たない知識など。

第4回スーパーカブでタイ第8日=帰国後の出来事

2010年02月22日 | 旅の風景
第8日はもはや日本へ向けてのフライトだけであって、順調に成田空港へ到着。帰国してみるとタイと日本の気温差は30℃位あります。持っている唯一の長袖は航空機内から既に着用しているのですが、航空機のドアを一歩出た瞬間に隙間から吹き込んだ冷気が家路の苦難を想像させます。

いつもは使い残したタイバーツをバンコクの空港で再両替してから帰国するのですが、今回はチェンマイ出発。夜中のチェンマイ空港で両替を忘れた(あったのだろうか?)私は皆さんに解散の挨拶の後、成田空港で日本円に両替。スカイライナーに乗り込んでウトウトしながら都内へ向かったのでした。

通路を挟んだ反対側に居た女性が、私の後ろの席にいる女性二人に、池袋への行き方を尋ねています。日本人ではないようで、不安そうです。私もとりあえずの行き先は池袋。いつものおせっかいの虫が蠢き始め、”池袋だったら一緒に行きましょう”と声をかけました。留学中の息子さんに会いに来た韓国人のお母さんを池袋まで案内した後、、更に乗り継いで E&G最寄り駅へ。

駅を降りると雨、いやよく見るとミゾレが降っています。綿パン、Tシャツに長袖シャツを着ただけの私にとって、この駅-E&G間はチェンマイ-チェンライよりも、ファーン-チェンマイよりも遥か遠く、生命の危険すら感じる苦難の旅となったのでした。

荷物を増やしたくない旅である"スーパーカブで旅するタイ北部"、現地との気温差が激しい2月のコースは、日本国内の移動をどう我慢するかに一工夫が必要です。家を一歩出た瞬間から旅は始まっているというわけです。


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