橋本治とナンシー関のいない世界で

「上野駅から夜汽車に乗って」改題
とうとう橋本治までなくなってしまった。
平成終わりの年にさらに改題してリスタート。

明日の「七輪と、八重桜の日」で配るおみやげの火鉢クラブ特製マッチです。先着30名様!

2014-04-19 21:16:53 | 出島DEJIMAプロジェクト

明日4月20日開催の「七輪と、八重桜の日」のお花見七輪会の参加者、先着30名様にお土産として、以下の火鉢クラブ特製マッチをお配りします。

ちょっと写真が小さくて見えづらいですが、ぜひ明日会場にいらして、実物をご覧下さい!お待ちしています。

「七輪と、八重桜の日」開催概要はこちらをどうぞ

火鉢クラブ http://hibachiclub.blogspot.jp


火鉢クラブの桜写真「もっとも美しい桜」谷中上野編

2014-04-19 15:05:10 | 出島DEJIMAプロジェクト

明日4月20日(日)東京・入谷の古民家ゲストハウスtoco.とのコラボで行う花見イベント「七輪と、八重桜の日」。toco.の庭の八重桜もけっこう花びらを散らせ、ピンクの絨毯になっているようです。

そこでもうひとつお花見ができるように散った桜の花の写真を集めたフォトブックを置いておきます。これは私が谷中・上野で撮影した地面に落ちた染井吉野や八重桜の姿。1冊しかないのですが、こちらでもお花見を楽しんで下さい。

 

七輪でつまみを焙りながら八重桜を愛でる会

「七輪と、八重桜の日」@入谷 toco.

開催の詳細は

http://hibachiclub.blogspot.jp/2014/04/blog-post.html


グローバル化の時代に「出島」を作る。

2013-04-15 02:36:44 | 出島DEJIMAプロジェクト

資本主義が国民国家を凌駕するとは思わなかった。

TPPというのはまさしくグローバル企業が国家に変わって主導権を握る時代の到来の象徴だろう。考えてみれば、主権は国民にあるとする国民国家においては、その国民の暮らしを牛耳るものが国家をも規定するということなど、とうの昔に気づいていいことだったのかもしれない。人は生きるための収入を得る場所に服従する。

私はもうひとつ「出島計画」というブログを作っている。http://www.dejima2010.com/

3年前、世の中がグローバル化していく中、今こそ再び出島を作るべきと考え、自分の中の日本を知る作業を出島プロジェクトと名付けた。当初は、地方の特産や手仕事を収集し、地方の良さ、日本の伝統技術の素晴らしさを紹介して、絶滅の危機から救おうと考えていた。さらにはそれが世界へのアピールとなるとも。まさに政府が提唱するクールジャパンの考えだ。実際に地方でいくばくかの手仕事を見、零細規模ながら一部はイベントなどで紹介することもした。しかし、私のやるべきことはそういうことだろうかとも思いながら今に至る。

3年ほど前、FTAやEPAなどという言葉に変わって突然表れたTPP。これは明らかに、かつてのオレンジ牛肉などの貿易交渉とは異質なものだ。日本の農家が立ち向かおうとしているのは、相手の国を介した個別の農家や協同組合ではなく、世界をまたにかけるグローバル企業だ。それは、アメリカという国家さえも太刀打ちできない巨大企業。そんな巨大なものを前に、どうすれば飲み込まれないかを考えねばならないと焦る。

以前は、世界へ打って出る手段として、日本の良さを抽出するための出島が必要だと考えていた。しかし、今は少し違う。世界へなど打って出なくてもいい。グローバル企業の進出によって、このままでは消されてしまいかねない日本の風土や文化を残すためにはどうすればよいかを考える場所。そう考えている。その結果、世界にアピールできるならそれもいいが。

幕末の開国から150年。日本の歴史からすれば、たった150年やそこらで、日本はこれまで培って来た美しい伝統文化を捨て去ろうとしている。一部金持ちの趣味の世界に追いやろうとしている。それも諸行無常であるというならばそれまで。いや、法隆寺だって東大寺だってあるじゃあないか、他にも世界遺産が…というかもしれないが、今の勢いで社内公用語を英語にするだの、グローバル人材だの言っていたら、それらはただの遺跡となり、建立時の精神を知る人は誰もいなくなるに違いない。いや、私とてそんなもの知りはしない。知りはしないが、まだ自分たちの祖先が作ったものだという実感はある。自分の感性がそうした古い建物に繋がっているのを感じることが出来る。

そんな自分は、大儲けはできなくとも、日本の手仕事が好きで、農業を愛し、ほそぼそながらやっている人の手からその仕事を奪いたくないし、そこで生まれる素敵な品々を失いたくはない。仕事は儲けばかりではないと考えて仕事をしている人はまだ少なからずいる。

資本主義という言葉は、まさに世の中のすべてをお金によって換算するという考え方のことだ。今頃になってそんなことが明確に見えて来た。今や家計から企業、国家経営まですべての営みが今や金勘定だ。誰にも理解されるように世の中をデータによって分析する。データとは数字であり、数字とは金額のことである。私たちはもはやそれ以外の物差しを持てなくなっているようだ。

そして、そんな世の中でもっともお金を持っているグローバル企業が、国家に変わって世界を支配しようとしている。つまりお金が人間を支配しようとしている。

国境で区切られた気候風土に規定された国という単位が統治の基本である間は、人々の生活においても、その土地の風土が重んじられる。しかし、国境がなくなり世界が流動化すれば、自分たちを規定するのは世界中で流通する資本(金)となり、それぞれの土地の気候風土は重んじられなくなるのかもしれない。そんな均質な世界が果たして楽しいだろうか?

世界の文化の中のかくれ里といわれる日本。そんな貴重なものを捨て去っていいのか…。

「出島計画」とは、そんなこれからの日本や世界のあり方を考える場だ。

グローバル化の荒波にさらされない避難地としての出島を作って、ゆっくり考える時間を持たねばならない。今まさに来ようとしているグローバル化の波と闘うためにも。

というわけで、これから、「出島計画」でいろんなことを考え、こちらのブログでも共有して行こうと思います。いっそこっちのブログタイトルも出島計画出張所としてもいいかもしれない。

 

 

 

 


3月17日(日)寺田本家「お蔵フェスタ」で販売する飾り炭です!

2013-03-15 17:15:32 | 出島DEJIMAプロジェクト

茶道の炭手前で炭を使う場合、事前に炭を洗います。炭の粉が手に付いて汚れないようにするためです。そこで、今回販売する飾り炭の菊炭も洗いました。洗った後の炭は新聞紙の上に並べて乾かします(火をつけて使う場合、湿気があると炭がパチパチ爆ぜってしまうので、よく乾かさねばなりません)。というわけで、新聞紙の上に洗った炭を並べたのですが、これがとっても綺麗だったので写真を撮りました。

朝の柔らかい光を黒い断面が反射して、なんとも美しく鈍く光っています。やはり炭は美しい

       

 

これをお花や枝ものと一緒に飾ったら綺麗だと思います。でも、これだけたくさん並んだ炭を見ていると、まるで林か森のようで、中に誰か人がいるような気がしてきました。そこで・・・

家にあったウルトラセブンの怪獣

ダダとキングジョー「おい、待てよ!」    

ガンダーと??「よっ、元気?」

スペクトルマン「い、いかん…。はさまっ…」

 

「ヘイ、カモーン!」 

 

というわけで、皆さま、17日(日)のお蔵フェスタどうぞお出かけ下さいませ。「火鉢クラブ」では、上記の飾り炭を並べてお待ちしております!!火鉢クラブのブースはかなり端っこ、奥の方です。見逃さないでね!


寺田本家・お蔵フェスタ:3月17日(日)9時~15時

http://www.teradahonke.co.jp/

 

 


3月17日(金)寺田本家「お蔵フェスタ」に参加します

2013-03-13 17:06:23 | 出島DEJIMAプロジェクト

1月20日に開催した火鉢句会の報告もせぬまま、火鉢クラブの活動は休止してしまったのかと思われかねないほど、ブログの更新を怠っておりました。火鉢句会の報告は近々アップしますので、もう少々お待ち下さい。

ところで、火鉢クラブの次の企画は、去年も参加した千葉香取市の酒蔵「寺田本家」周辺で行われる「お蔵フェスタ」への参加です。

ただ、今回は、これまで一緒にイベントをやってきた仲間が都合が付かず、私一人の参加になりそうで、あまりいろんな準備ができそうにありません。車を使わず、電車で、スーツケースに入るほどの準備で参加しようと思っています。まさに準備からエコでありますww

というわけで、現在予定しているのが、

*愛媛内子町の菊炭販売

 飾り炭として、お花などと一緒に飾れる、菊の割れ目の炭を販売。

 

*愛媛県内子町小田・道の駅せせらぎの原木椎茸の干し椎茸

 去年は生の原木椎茸を販売しましたが、今回は私一人の参加でなるべく荷物を軽くしたかったため(笑)、干し椎茸にしました。原木椎茸は、菊炭になるくぬぎの木を原木として育った森の仲間。いわば菊炭の兄弟です。

この干し椎茸、戻すとほんとうに肉厚でぷりっぷり。すき焼きなどに入れても、筑前煮などの煮物に入れても。また、戻し汁は出汁として最高です。限定数ですのでお早めに。 

 

*できれば・・・七輪炭焼き珈琲

去年も販売しましたが、荷物が鞄に入れば、炭焼き珈琲の販売も行いたいと思います。

七輪の炭で焙煎した珈琲豆で入れた珈琲を、鉄瓶で沸かしたお湯にてその場でお入れ致します。豆は焙煎してから2日くらいたったほうがいいとのことなので、金曜あたりにでも七輪で豆を焙煎して、当日に備えたいと思います。

その他、火鉢クラブのコンセプトを書いたパンフレットの配布や

今後の火鉢クラブの企画などを、その場でお報せできれば。

 ほかにもいろいろ考えていたのですが、今年に入って時間がとれず、準備が間に合うかどうかわからないものがありまして・・・。そのほかは現地で乞うご期待、ということで!!

みなさま、お蔵フェスタは本当にたくさんの面白いお店が出店しております。

ぜひお誘い合わせの上、おいでくださいませ。

 「お蔵フェスタ」の詳細はこちら

http://www.teradahonke.co.jp/

 

 


チルチンびと冬号に火鉢クラブが協力させていただきました

2012-12-14 16:23:07 | 出島DEJIMAプロジェクト

12月11日発売の雑誌「チルチンびと冬号」は『火は我が家のごちそう』と題した特集。自然の火で暖をとる心地よさ、楽しさ、また環境への優しさなどをいろいろな角度から紹介しています。

今回、火鉢クラブも「知っておきたい火鉢のいろは」というコーナーの中で、火鉢の使い方や火鉢を使ったこんな時間の過ごし方として、いつも火鉢カフェで行っている焙烙でのほうじ茶作りや11月のカフェでお出しした焼き梅干しなどを紹介しました。その前ページの火鉢の小物カタログで紹介されている花と炭を飾った煙草盆のアレンジも、編集者さんと一緒にやらせていただきました。1ページではありますが(P87)、よろしかったらご覧になってみて下さい。もちろん、ほかにも火鉢や炭火、薪やペレットのストーブの情報や火を使った素敵な暮らし方がいろいろ紹介されています。私など羨ましい限りの火のある暮らしをされている方たちが多数登場。住まいと暮らしから考える「脱原発」という特集もあり、楽しいだけでなくいろいろ考えさせられる号になっています。ぜひご一読を!やっぱり、火のある暮らしはいいものです!

 

来年1月20日(日)火鉢句会開催決定

2012-12-09 09:05:28 | 出島DEJIMAプロジェクト

俳人・堀本裕樹さんの句会と火鉢カフェがコラボする

火鉢句会を開催することになりました。定員は先着15名。


兼題(俳句のお題)は「餅」と「自由題」。

 

内容詳細、料金、申し込み方法など、

詳しくはブログ「火鉢クラブ」の以下の記事をご覧下さい

 

「火鉢クラブ」来年1月20日火鉢句会開催決定

 

11月25日(日)開催「火鉢カフェ」報告

2012-12-01 16:41:47 | 出島DEJIMAプロジェクト

11月25日(日)谷根千「記憶の蔵」にて開催した「火鉢カフェ」無事終了しました。いらしてくださった皆様、どうもありがとうございました。冬の間にまた企画したいと思いますので、次回もよろしくお願い致します。

では、今回の火鉢カフェの報告をしたいと思います。カテゴリー毎に複数枚の写真を組み合わせてレイアウトしました。

今回設置した火鉢は5つ、以下の写真に見える奥の大名火鉢、手前の長火鉢をはじめとして、箱火鉢をもう一つと、手焙り火鉢を2つ用意しました。

 長火鉢には銅壺(どうこ)が入り、お燗したお酒も提供(お燗酒は別料金でした)。写真の奥に見える青い瓶は、試飲のお酒で酒六酒造の純米大吟醸「祈り千年」。伊勢神宮のお米、伊勢光を使ったお酒です。来年は伊勢神宮で20年に一度の式年遷宮が行われるのにちなみ、このお酒を選びました。瓶が見づらくてすいません(汗)。みなさんに美味しいと言っていただきました。

以下の写真は、火鉢の炭火で楽しんでいただいた基本のセットです。左上は「焙烙(ほうろく)」。これに茎茶を入れて、炭火で焙じてほうじ茶にして飲んでいただきました。焙じ具合はそれぞれのお好みで。香ばしいのから爽やかな緑茶に近いものまで。会場に良い香りが漂いました。右は原木椎茸とお餅と梅干し。これに海苔がついていたのですが、撮影し忘れ。内子町小田の道の駅「せせらぎ」より取り寄せた椎茸と餅は美味しいと評判でした。梅干しは千駄木の漬物店「やなぎに桜」で購入したはちみつ梅干し。一粒ずつで買うと100円もする梅干しだけあって、優しいいいお味でした。焼くと熱々とろとろになってほうじ茶に合います。

 

こちらが海苔もちゃんとついた椎茸と餅。2人分です。

海苔はガスの炎で焙るより、炭火で焙る方が断然パリッとします。ガスの炎には水分などが含まれ、蒸発して海苔の方まで上がってきますが、炭火は水分などは炭に焼く時に出し切っていて、遠赤外線の輻射熱が海苔に当たるだけなので、パリッと焼けるのです。

 

 

今回は花を菊炭と一緒に生けてみました。

炭も木ですから、枝ものと合うだろうと思い、ちょうど紅葉していたドウダンツツジを中心にアレンジしました。真ん中に入れた大きいお花は名前を失念。なんか、針山を英語で言ったみたいな名前だったけど・・・。最近、名詞がどうも覚えられません。とほほ。

ちょっと、炭が倒れてますね。いつも万全な状態で写真が撮れないのが火鉢カフェ…。 

 

もうひとつの花と炭。菊炭に合わせて、菊の花を買ってみました。ちょっとひねってピンポン菊。まん丸で可愛いすぎです。花器の上にちょこんと乗っかっている小さな炭は、煙草盆用の炭。煙草盆の灰の上にのせて火をつけ、煙草の火をつけるために使います。今回、煙草盆用の小さい炭以外の菊炭は販売しました。次回も販売予定です。

 

そのほか、今回参加して下さった方から、さつまいもの差し入れが。切って焼いていただきました。ちょっと周りがカリッとして、これだけでも甘くて美味しかったですが、大学芋のように水飴かけてもいい感じ。お芋の断面のもこもこした形が可愛いです。

 

今回は、こんなオブジェのような備長炭も飾りました。刺してあるのはドウダンツツジの枝。炭は木だからしっくりきますね。 

手前に今回配布した火鉢カフェのパンフレット、奥に内子町の炭の話をまとめた冊子「内子炭のこと」が見えます。

左側にちょっと見切れているピンクのお花の絵は、イラクの子供の描いたイラスト絵はがき。収益は日本イラク医療支援ネットワークに寄付し、イラクの小児がんの子供たちのために使われます。毎回、火鉢カフェの時にはこのハガキも置きますので、こちらもよろしくお願い致します。

というわけで、次回も基本セットはそのままに、何か新しい趣向も考えたいと思います。そろそろみかんも旬を迎える頃。次回は焼きみかんもいいかもしれません。

普通の火鉢カフェ以外のイベントも構想中です。

みなさま今後ともよろしくお願い致します。


明日25日(日)火鉢カフェ開催!11時半から 

2012-11-24 22:54:10 | 出島DEJIMAプロジェクト

明日11月25日(日)午前11時30分から18時30分まで

今冬初めての「火鉢カフェ」いよいよ開催です!

以下のブログ「火鉢クラブ」に、900円のチャージでついてくる

基本メニューを写真付きで掲載しています。

楽しく炭火を囲んでお茶しましょう!

みなさんお誘い合わせの上どうぞおいで下さい!

詳しくは「火鉢クラブ」http://hibachiclub.blogspot.jp/

当日の混雑状況はツイッター@yurys もしくは@hibachi_clubにて

つぶやきますので、来店前、ご参考になさってください。

 


11月25日(日)火鉢カフェやります。ポスターできました!

2012-11-16 15:06:31 | 出島DEJIMAプロジェクト

今冬最初の火鉢カフェ11月25日(金)開催。

いつものとおり、お茶を焙じていただく他、お餅、原木椎茸、

今回は梅干しを焼いていただこうと思います。お楽しみに!

谷根千地区でポスター貼らせていただける方、以下までご連絡下さい!

といっても、もうあと一週間ほどなのですが・・・。

連絡先 dejima2010@gmail.com


11月25日(日)今季最初の火鉢カフェ開催します

2012-11-06 01:21:43 | 出島DEJIMAプロジェクト

来る11月25日(日)

今季最初の火鉢カフェを開催することにしました。

 

場所は前回と同じく、千駄木・記憶の蔵

時間帯、内容など詳細は追って掲載致します。


まずは開催のご報告まで。

詳細、もう少々お待ち下さいませ。


これまでの火鉢カフェの開催状況などは、以下のブログをご参照下さい。

ブログ「火鉢クラブ」



愛媛・八幡浜は真鯛の産地。いただいた鯛でご飯

2012-08-06 03:34:54 | 出島DEJIMAプロジェクト

ブログ「火鉢クラブ」のほうに更新しました。

「愛媛・八幡浜は真鯛の産地。いただいた鯛でご飯」

http://hibachiclub.blogspot.jp/2012/08/blog-post_6.html

炭に関する記事、地方の物産や工芸、職人の話などは、ブログ「火鉢クラブ」のほうにアップし、こちらにリンクするようにしております。