ツイッターのつぶやきまとめが連日掲載してましたが、
これってかなりうざい感じがするので、ブログの設定からははずすことにしました。
で、設定外したけど、これまでにアップしたものは残ってるようです。
実は、9日のつぶやき記者クラブ編のつぶやきは24時をまたいでいるので
今回の設定解除で、後半部分がブログのみを見た方にはわからなくなってしまいます。
そこで、ブログとしていまいちど、全体を載せることにしました。
以下、ツイッターに載せた「記者クラブ問題」です。
「記者クラブ問題を知らない方に。」
大臣会見は外務、金融を除き大手新聞テレビ通信社など
記者クラブに所属する記者しか参加できません。
フリーや雑誌などはクラブ側の許可があれば
オブザーバーとして会見を聞くことはできますが、質問はできません。
海外メディアもダメ。雑誌やフリー記者、海外メディアなどは
ずっと記者クラブの解放を訴えてきており、
民主党は政権交代の前から、記者クラブ解放をうたってきました。
実際に民主党としての会見は野党時代も現在もすべての記者に開放されています。
しかし、政府のほうはというと、そうも行っていません。
岡田外相は約束を守り会見を解放。亀井金融相は解放しようとしたら、
記者クラブの方から拒否され、それならばと、一日2回会見を開くことにして、
第2会見をフリーや海外メディアに解放しました。
なんと第2会見はコーヒーも出るそうで、亀井さんも手練よのうという感じ。
それ以外の大臣会見は基本的にまだ解放されていません。
なぜか?セキュリティチェックを万全にするには時間がかかるなどの理由が
あげられていますが、
今のところ外務、金融第2会見で問題が起こったとは聞いたことがありません。
では、なぜ解放が求められているのでしょうか。
記者クラブというのは大臣会見だけの問題ではありません。
記者クラブは省庁などの他、
田中康夫長野県知事(当時)の「脱記者クラブ宣言」でもおわかりのように、
自治体にもあり、クラブに所属するメディアは担当の省庁や自治体などに記者室を持っています。
その記者室で取材対象から情報提供を受け、記事を書いたり作業するわけですが、
各メディアはそこの家賃も光熱費なども払ってないんです。
部屋をタダで使っている上、情報も独占しているということが
会見の閉鎖性と並んで批判の対象となっています。
(部屋代などは一部負担しているところもあるようです。)
この記者クラブがあることで、調査報道ではなく、
役所からの情報提供に頼った発表報道にかたよるとの批判もあります。
それはともすると官庁などにコントロールされた情報をそのまんま
垂れ流すことにもなりかねないとの指摘もあります。
最近では、クラブの閉鎖性よりも、
役所の情報をそのまま批判分析なく垂れ流しているという批判の方が大きいように思います。
記者クラブこそ官僚支配の要となっているというものです。
そういう意味では批判すべきは役人なのかもしれません。
記者クラブはそもそも権力を監視するために生まれたもので、
メディア側が結束し自らが主催者となって会見などを要求します。
だから本来、権力側である大臣が解放しろという筋合いのものではありません。
先に、亀井さんが会見でフリー記者らにコーヒーを出すのを「手練」と書いたのは、
会見に入れてもらえなかったフリー記者らのために
大臣が会見を開きコーヒーまで出して厚遇することで好意を抱かせ
厳しい追及を回避する策ではと勘ぐったからです。
実際に亀井さんがそんなこと考えてるとは思いませんが。
そう、記者クラブが解放されることで、
会見の主催が権力側に移ってしまったのでは
本来の記者クラブの存在意義から考えると本末転倒なのです。
だって、主催が大臣側だと都合の悪い時には会見やりませんと言われてしまいますから。
あくまで主催は記者側で、必要な時には権力に会見させねばなりません。
となると、会見の主催者は記者クラブのままで、
記者クラブへの参加メディアの制限を緩めるしかないのではないでしょうか。
上杉隆さんの記者クラブ開放を求める鳩山首相へのツイッター直言
@uesugitakashi が @shakase 水道橋博士にも波及しているのに触発され、
記者クラブ問題について書いてしまいました。
以前見た神保さんのビデオニュースなど参考にさせていただいてます。
すいません原口さん、総務省も年明けから条件付きですが
記者クラブ非加盟のメディアにも会見が解放されていましたよね。
これってかなりうざい感じがするので、ブログの設定からははずすことにしました。
で、設定外したけど、これまでにアップしたものは残ってるようです。
実は、9日のつぶやき記者クラブ編のつぶやきは24時をまたいでいるので
今回の設定解除で、後半部分がブログのみを見た方にはわからなくなってしまいます。
そこで、ブログとしていまいちど、全体を載せることにしました。
以下、ツイッターに載せた「記者クラブ問題」です。
「記者クラブ問題を知らない方に。」
大臣会見は外務、金融を除き大手新聞テレビ通信社など
記者クラブに所属する記者しか参加できません。
フリーや雑誌などはクラブ側の許可があれば
オブザーバーとして会見を聞くことはできますが、質問はできません。
海外メディアもダメ。雑誌やフリー記者、海外メディアなどは
ずっと記者クラブの解放を訴えてきており、
民主党は政権交代の前から、記者クラブ解放をうたってきました。
実際に民主党としての会見は野党時代も現在もすべての記者に開放されています。
しかし、政府のほうはというと、そうも行っていません。
岡田外相は約束を守り会見を解放。亀井金融相は解放しようとしたら、
記者クラブの方から拒否され、それならばと、一日2回会見を開くことにして、
第2会見をフリーや海外メディアに解放しました。
なんと第2会見はコーヒーも出るそうで、亀井さんも手練よのうという感じ。
それ以外の大臣会見は基本的にまだ解放されていません。
なぜか?セキュリティチェックを万全にするには時間がかかるなどの理由が
あげられていますが、
今のところ外務、金融第2会見で問題が起こったとは聞いたことがありません。
では、なぜ解放が求められているのでしょうか。
記者クラブというのは大臣会見だけの問題ではありません。
記者クラブは省庁などの他、
田中康夫長野県知事(当時)の「脱記者クラブ宣言」でもおわかりのように、
自治体にもあり、クラブに所属するメディアは担当の省庁や自治体などに記者室を持っています。
その記者室で取材対象から情報提供を受け、記事を書いたり作業するわけですが、
各メディアはそこの家賃も光熱費なども払ってないんです。
部屋をタダで使っている上、情報も独占しているということが
会見の閉鎖性と並んで批判の対象となっています。
(部屋代などは一部負担しているところもあるようです。)
この記者クラブがあることで、調査報道ではなく、
役所からの情報提供に頼った発表報道にかたよるとの批判もあります。
それはともすると官庁などにコントロールされた情報をそのまんま
垂れ流すことにもなりかねないとの指摘もあります。
最近では、クラブの閉鎖性よりも、
役所の情報をそのまま批判分析なく垂れ流しているという批判の方が大きいように思います。
記者クラブこそ官僚支配の要となっているというものです。
そういう意味では批判すべきは役人なのかもしれません。
記者クラブはそもそも権力を監視するために生まれたもので、
メディア側が結束し自らが主催者となって会見などを要求します。
だから本来、権力側である大臣が解放しろという筋合いのものではありません。
先に、亀井さんが会見でフリー記者らにコーヒーを出すのを「手練」と書いたのは、
会見に入れてもらえなかったフリー記者らのために
大臣が会見を開きコーヒーまで出して厚遇することで好意を抱かせ
厳しい追及を回避する策ではと勘ぐったからです。
実際に亀井さんがそんなこと考えてるとは思いませんが。
そう、記者クラブが解放されることで、
会見の主催が権力側に移ってしまったのでは
本来の記者クラブの存在意義から考えると本末転倒なのです。
だって、主催が大臣側だと都合の悪い時には会見やりませんと言われてしまいますから。
あくまで主催は記者側で、必要な時には権力に会見させねばなりません。
となると、会見の主催者は記者クラブのままで、
記者クラブへの参加メディアの制限を緩めるしかないのではないでしょうか。
上杉隆さんの記者クラブ開放を求める鳩山首相へのツイッター直言
@uesugitakashi が @shakase 水道橋博士にも波及しているのに触発され、
記者クラブ問題について書いてしまいました。
以前見た神保さんのビデオニュースなど参考にさせていただいてます。
すいません原口さん、総務省も年明けから条件付きですが
記者クラブ非加盟のメディアにも会見が解放されていましたよね。